公立中高一貫校受験という選択(2) 真面目な先生より面白い先生――子供が勉強に熱中するとき 公立中高一貫校受験という選択(1) 勘違いの勉強のさせ方――自分の力でやらせようとする 小学1年生は勉強の仕方を確立する大事な時期――間違いは褒めて直すもの

記事 3027番  最新の記事 <一つ前の記事 一つ後の記事> 2017/11/19 
低学年の勉強は、能率第二、納得第一で
森川林 2017/09/08 17:49 


 仕事のできるお父さんやお母さんは、ビジネスライクに仕事をこなす感覚で、子供の勉強に対しても能率を優先してしまいがちです。

 子供が分からない問題にぶつかったとき、わかりやすく答えを教えて、それを覚えこませようとしてしまうことがあるのです。

 そういうやり方で、確かに理解はできるようになります。
 しかし、子供が自分なりに考えて納得するという過程を飛ばしてしまうので、考える力がかえって育たない結果になってしまうこともあるのです。

 親子の話し合いで、お母さんが次々に話をまくし立てて、子供にも同じような答え方を要求して急かしてしまうと、子供は話すことがだんだんと苦手になってきます。

 よく話をするお母さんの子供がしばしば無口であるのは、そういう背景があるからではないかと思います。

 では、どうしたらいいかというと、親が話したあと、子供が自分なりに考えて話すのをじっと待っていてあげるのです。

 そして、その話し方が要領の得ない、たどたどしく話すようなものであっても、子どもが話し終わるまでじっと聞いていてあげるのです。

 能率の良さを優先させると、自分なりに考えて納得するという力が育ちません。
 じっくり待ってあげるという忍耐力も、子育てには必要なのです。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
小学校低学年(79) 対話(45) 

コメント欄

森川林 20170908 1 
 ときどき、次から次へと話をするお母さんがいます。
 子供が、自分で考えて何かを言おうと思っても、考えているうちに、また次の話をお母さんから聞かされるので、結局聞き役だけになってしまいます。
 子供は、聞くことによって物事を理解する力を育て、話すことによって自分の考えをまとめる力を育てます。
 お母さんがひととおり話したあとは、じっくり子供の話も聞いてあげるといいと思います。


nane 20170908 1 
 親が話をせずに、子供の話を聞くだけでは駄目です。
 子供は、親の話を聞きたいと思っているからです。
 しかし、親が話して、子供が聞くだけになっても駄目です。
 子供は自分なりに話すことによって、まとめる力をつけるからです。
 子供との対話を進めるためには、親のちょっとした工夫が必要なのです。


コメントフォーム
低学年の勉強は、能率第二、納得第一で 森川林 20170908 に対するコメント

▽コメントはここにお書きください。
 ハンドルネーム又はコード:

(za=森友メール用コード
 フォームに直接書くよりも、別に書いたものをコピーする方が便利です。
メルマガの配信
▼バックナンバー
○一般用 ダイジェスト版
○生徒用 完全版

Facebookページ
言葉の森作文ネットワーク
いいね! 16,301件
新着コメント1~10件
勉強に熱心な子 nane
 子供たちの発表とそのあとの相互の感想を 11/16
勉強に熱心な子 森川林
 手段としての勉強とは、何かのために苦し 11/16
11月25日( nane
 Zoomという選択肢はあることは知って 11/14
11月25日( nane
 プレゼン作文発表会は、急遽google 11/14
11月25日( 森川林
 25日のプレゼン作文発表会のリハーサル 11/14
本を繰り返し読 nane
 うちの子2人が、熱中して繰り返し読んで 11/11
本を繰り返し読 森川林
 大人になって、座右の書と言われるような 11/11
オンライン教育 nane
 先日、ブレンデッド教育という本を読みま 11/10
オンライン教育 森川林
 今後、海外生徒の授業の振替指導なども、 11/10
本を繰り返し読 nane
 なぜ本を繰り返し読む子が少ないかという 11/9
……次のコメント

オープン教育 1~10件
オープンの川
過去の記事

過去の1~30件目を表示
■公立中高一貫校受験という選択(2) 9月8日
■真面目な先生より面白い先生――子供が勉強に熱中するとき 9月7日
■公立中高一貫校受験という選択(1) 9月7日
■勘違いの勉強のさせ方――自分の力でやらせようとする 9月6日
■小学1年生は勉強の仕方を確立する大事な時期――間違いは褒めて直すもの 9月5日
■小学4年生が反抗期の始まり=自立の始まり 9月4日
■分かりやすい映像の授業で思考力が低下する――考える力は文章を読むことによって育つ 9月3日
■小学校低学年の日記の宿題を国語力アップに生かす 9月2日
■中学生になって本を読まなくなるのは、小学校高学年のころの読書のあり方に遠因 9月1日
■森林プロジェクト問い合わせの人にお送りした「読書感想文の書き方」に多数の誤字と文字化け 8月31日
■人口の教育から自然の教育へ 8月31日
■上達にいちばん時間のかかるのが作文(2) 8月30日
■2020年入試改革に対応した学力はどのように評価されるか(2) 8月29日
■2020年入試改革に対応した学力はどのように評価されるか(1) 8月28日
■上達にいちばん時間のかかるのが作文――兄弟の上の子が作文が得意で、下の子が苦手な場合 8月27日
■理科や社会の教科書を読んでいるのに、テストができないという質問――本当の学力と錯覚の学力 8月25日
■先細りする学力、先太りする学力 8月24日
■漢字書き取りの勉強で、字がていねいでないとき 8月23日
■森林プロジェクトにお問い合わせいただいた方に、9月9日(土)説明会のお知らせ 8月23日
■作文の提出率を高めるために――追加料金なしのオンライン作文オプション 8月22日
■通信教育を通学教育と同じように続けやすくする方法 8月22日
■2020年度大学入試改革に対応する記述力、文章力 8月21日
■人と人との触れ合いのある、オンラインの自学自習の勉強 8月20日
■読書指導のもうひとつの課題――楽しい多読から楽しい難読へ 8月19日
■子供の教育における方法と運用――よい教材よい指導法よい先生だけでは不十分 8月18日
■将来の作文教育とフリーのOCR 8月17日
■子供によい本を読ませるには 8月17日
■子供がyoutubeばかり見ていて困るとき 8月16日
■Facebookグループに、目標のわかるスローガンを設定 8月15日
■森林プロジェクトの新しい教育 8月13日
……前の30件
HPの記事検索
ホームページの全記事

 言葉の森新聞

Google+ページ
言葉の森作文オンエア

Twitter
言葉の森@kotomori

RSS
RSSリーダー

代表プロフィール
森川林(本名中根克明)

講師ブログ
言葉の森の講師のブログ

算数の通信教育
できた君の算数クラブ

カテゴリー
全カテゴリー
ICT教育(1)
遊び(6)
新しい産業(23)
暗唱(121)
生き方(41)
息抜き(19)
いじめ(1)
インターネット(25)
英語教育(10)
オープン教育(24)
親子作文コース(9)
オンエア講座(41)
オンエア作文(2)
音声入力(10)
音読(22)
外国人と日本語(4)
科学(5)
学問コース(1)
学力テスト(2)
合宿(14)
家庭学習(92)
家庭で教える作文(55)
漢字(17)
帰国子女(12)
教育技術(5)
教育論文化論(255)
教室の話題(26)
行事と文化(1)
ゲーム的教育(4)
合格情報(27)
高校入試作文小論文(10)
構成図(25)
公立中高一貫校(63)
国語問題(15)
国語力読解力(155)
子育て(117)
言の葉クラブ(2)
言葉の森サイト(41)
言葉の森の特徴(83)
言葉の森のビジョン(51)
子供たちの作文(59)
作文教育(134)
作文検定試験(4)
作文の書き方(108)
算数・数学(22)
自習検定試験(10)
自習表(5)
自然災害(1)
実行課題(9)
質問と意見(39)
受験作文小論文(89)
小学校低学年(79)
森林プロジェクト(50)
政治経済(63)
生徒父母向け記事(61)
生徒父母連絡(78)
全教科指導(2)
センター試験(7)
創造が価値の源泉となる社会(9)
大学入試(14)
対話(45)
他の教室との違い(22)
知のパラダイム(15)
中学生の勉强(21)
中高一貫校(11)
寺子屋オンエア(101)
読書(95)
読書感想文(19)
読書実験クラブ(9)
友達サイト(7)
日本(39)
日本語脳(15)
発達障害(1)
東日本大震災(15)
facebook(29)
facebookの記事(165)
プレゼン作文発表会(20)
プログラミング教育(5)
勉強の仕方(119)
未来の教育(31)
MOOC(2)
無の文化(9)
メディア(8)
森の学校オンエア(2)
森リン(103)
問題集読書(33)
読み物(1)
四行詩(13)
未分類(378)

QRコード






 
小学生、中学生、高校生の作文(2007年4月まで)
小学1年生の作文(9) 小学2年生の作文(38) 小学3年生の作文(22) 小学4年生の作文(55)
小学5年生の作文(100) 小学6年生の作文(281) 中学1年生の作文(174) 中学2年生の作文(100)
中学3年生の作文(71) 高校1年生の作文(68) 高校2年生の作文(30) 高校3年生の作文(8)
手書きの作文と講評はここには掲載していません。続きは「作文の丘から」をごらんください。