「いつでも読書」――小6の生徒の作文から 成績はよくなったが、頭は悪くなった 考える勉強の習慣がつく発表学習コース 直すのが難しいが効果の薄い漢字、直すのが易しいが効果の高い読書 作文が更に楽しく書ける寺オン作文コース

記事 3339番  最新の記事 <一つ前の記事 一つ後の記事> 2018/9/23 
問う勉強、答える勉強――百点を取るより面白い勉強とは
森川林 2018/06/11 05:56 

 昔、夏祭りで焼き鳥屋をやらされて、暑い中、煙に咳き込みながら一日焼き鳥を焼いていましたが、そのときふと思いました。
 たぶん、焼き鳥を買いに来る人よりも、焼き鳥を売っている人の方が、夏祭りが強く思い出に残るだろうと。

 同じことが、勉強にも言えます。
 人に教わる勉強の何倍も深く身につくのは、人に勉強を教えてあげるときです。
 だから、高学年の生徒が低学年の生徒に勉強を教えていると、その高学年の生徒の成績も上がるのです。

 発表学習コースの勉強の基本は、問題を作ることです。
 問題に答える勉強ならどこにでもありますが、問題を作る勉強というのはあまりありません。
 それは、問題を作っても、それを発表する機会がないからです。
 その点、発表学習コースは5、6人の少人数なので、全員に発表の機会があります。

 少人数というものには、レベルがあります。
 30人学級が、20人になっても、10人になっても、人数が少なくなったというだけで本質的な差はありません。
 しかし、5、6人になると、全員に発表の場ができるということで、質的な差が出てくるのです。

 今の学校や塾の勉強では、全員が問題を作るようなことはできません。
 だから、全員が答える側に回って授業を受け、その答える勉強を面白くするために、点数が用意されています。
 子供たちは、百点を取ることが嬉しいことだと思って勉強をしています。
 しかし、本当は、答える勉強で百点を取るよりも、問題を作る勉強の方がずっと面白いのです。
 
 まだ、今の教育システムの中では、全員が主体的に問題を作るような授業は行なえません。
 だから、言葉の森で一足先に、そういう勉強をしていきたいと思っているのです。

▽ある日の発表学習コースの授業の様子(一部)
https://youtu.be/3zbQ9ADbd6E


▽発表学習コースの資料をご希望の方は、
■寺子屋オンライン送信フォームから。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
寺子屋オンライン(101) 

コメント欄

森川林 2018年6月11日 6時7分  
 子供たちは、誰でも一人ひとり個性的です。
 その個性を生かして、将来みんな活躍していくのです。
 ところが、今の教育システムの中では、その子供たちに、同じ一つの尺度で序列をつけて、人より上に行くことがいいことだと教えています。
 だから、できる子も、できない子も、皆それぞれに劣等感を持ちながら成長していくのです。
 本当は、学力は8割できていれば十分で、98点か99点かで競う必要はないのです。
 そういうところにエネルギーを使うのではなく、もっと自分の個性と創造性を伸ばすことに力を入れていき、その分野で第一人者になることを大きな目標としていくといいのです。


nane 2018年6月11日 6時21分  
 高度経済成長時代は、上げ潮の時代でした。
 その時代には、メジャーな分野に入っていることが、たとえ二番手でも三番手でも有利なことでした。
 しかし、今の先進国は、引き潮の時代に入っています。
 そして、引き潮が一段落すると、その海は大きな池のようになり、そこで文化が広がっていくのです。
 引き潮の時代には、メジャーな分野は、レッドオーシャンになっていきます。
 ブルーオーシャンを見つける力は、個性と創造性の中にあるのです。


コメントフォーム
問う勉強、答える勉強――百点を取るより面白い勉強とは 森川林 20180611 に対するコメント

▽コメントはここにお書きください。
さしすせ (スパム投稿を防ぐために五十音表の「さしすせ」の続く1文字を入れてください。)
 ハンドルネーム又はコード:

(za=森友メール用コード
 フォームに直接書くよりも、別に書いたものをコピーする方が便利です。
メルマガの配信
▼バックナンバー
○一般用 ダイジェスト版
○生徒用 完全版

Facebookページ
言葉の森作文ネットワーク
いいね! 17,226件
新着コメント1~3件
毎回の作文が日 nane
 読書も作文も苦手な子の場合、上達にはか 9/22
毎回の作文が日 森川林
 少人数クラスのいいところは、参加者全員 9/22
作文が好きで得 nane
 受験というのは勝負の世界ですから、勝負 9/21
……次のコメント

オープン教育 1~10件
オープンの川
過去の記事

過去の1~30件目を表示
■「いつでも読書」――小6の生徒の作文から 6月10日
■成績はよくなったが、頭は悪くなった 6月10日
■考える勉強の習慣がつく発表学習コース 6月8日
■直すのが難しいが効果の薄い漢字、直すのが易しいが効果の高い読書 6月7日
■作文が更に楽しく書ける寺オン作文コース 6月6日
■寺子屋オンライン「発表学習コース」の子供たちの作品から 6月6日
■作文を上手にすることと作文力を上達させることとは違う 6月5日
■那須高原 言葉の森合宿所 読書作文キャンプ2018のお知らせ 6月4日
■受験作文は、構成の示してある模範解答で練習すれば誰でも書けるようになる 6月3日
■「ちゃんと勉強しなさいよ」と言うと、ちゃんと勉強しなくなる 6月2日
■寺子屋オンライン通信2018年6月号 6月2日
■那須の読書作文キャンプの下見 6月1日
■ブラック勉強とホワイト勉強 5月30日
■創造的で個性的な学力が将来の人間形成につながる 5月29日
■答えのない勉強としての読書――子供の読書生活をどう発展させるか(その4) 5月29日
■答えのない勉強としての読書――子供の読書生活をどう発展させるか(その3) 5月28日
■音声入力講座――1200字の作文を10分で書く――時間の取れない中高生のために 5月27日
■答えのない勉強としての読書――子供の読書生活をどう発展させるか(その2) 5月26日
■答えのない勉強としての読書――子供の読書生活をどう発展させるか(その1) 5月25日
■寺子屋オンライン通信2018年5月 5月24日
■親が本当に子供に伝えるべき教育 5月24日
■音声入力のコツ――歩きながらでも作文が書ける(あまりおすすめしませが) 5月24日
■言葉の森の勉強で、作文力とともに、こんな力がつく 5月23日
■東大推薦入試型の学力を育てる発表教育 5月22日
■「学力の経済学」の手前にあるもの 5月21日
■どんな本を読むか。その前に読まない方がよさそうな本 5月20日
■楽しさ一番、学問二番、そして三番目は創造性 5月19日
■作文が早く書ける「音声入力オンライン講座」5月26日(土)11:00 5月17日
■心に残る勉強、心に残らない勉強 5月17日
■寺子屋オンラインの発表学習コース 5月16日
……前の30件
HPの記事検索
ホームページの全記事

 言葉の森新聞

Google+ページ
言葉の森作文オンエア

Twitter
言葉の森@kotomori

RSS
RSSリーダー

代表プロフィール
森川林(本名中根克明)

講師ブログ
言葉の森の講師のブログ

算数の通信教育
できた君の算数クラブ

カテゴリー
全カテゴリー
ICT教育(1)
遊び(6)
新しい産業(23)
暗唱(121)
生き方(41)
息抜き(19)
いじめ(1)
インターネット(25)
英語教育(10)
オープン教育(24)
親子作文コース(9)
オンエア講座(41)
音声入力(10)
音読(22)
オンライン作文(2)
外国人と日本語(4)
科学(5)
学問コース(1)
学力テスト(2)
合宿(14)
家庭学習(92)
家庭で教える作文(55)
漢字(17)
帰国子女(12)
教育技術(5)
教育論文化論(255)
教室の話題(26)
行事と文化(1)
ゲーム的教育(4)
合格情報(27)
高校入試作文小論文(10)
構成図(25)
公立中高一貫校(63)
国語問題(15)
国語力読解力(155)
子育て(117)
言の葉クラブ(2)
言葉の森サイト(41)
言葉の森の特徴(83)
言葉の森のビジョン(51)
子供たちの作文(59)
作文教育(134)
作文検定試験(4)
作文の書き方(108)
算数・数学(22)
自習検定試験(10)
自習表(5)
自然災害(1)
実行課題(9)
質問と意見(39)
受験作文小論文(89)
小学校低学年(79)
森林プロジェクト(50)
政治経済(63)
生徒父母向け記事(61)
生徒父母連絡(78)
全教科指導(2)
センター試験(7)
創造力(9)
大学入試(14)
対話(45)
他の教室との違い(22)
知のパラダイム(15)
中学生の勉强(21)
中高一貫校(11)
寺子屋オンライン(101)
読書(95)
読書感想文(19)
読書実験クラブ(9)
友達サイト(7)
日本(39)
日本語脳(15)
発達障害(1)
発表交流会(20)
東日本大震災(15)
facebook(29)
facebookの記事(165)
プログラミング教育(5)
勉強の仕方(119)
未来の教育(31)
MOOC(2)
無の文化(9)
メディア(8)
森の学校オンライン(2)
森リン(103)
問題集読書(33)
読み物(1)
四行詩(13)
未分類(378)

QRコード






 
小学生、中学生、高校生の作文(2007年4月まで)
小学1年生の作文(9) 小学2年生の作文(38) 小学3年生の作文(22) 小学4年生の作文(55)
小学5年生の作文(100) 小学6年生の作文(281) 中学1年生の作文(174) 中学2年生の作文(100)
中学3年生の作文(71) 高校1年生の作文(68) 高校2年生の作文(30) 高校3年生の作文(8)
手書きの作文と講評はここには掲載していません。続きは「作文の丘から」をごらんください。

Donate with IndieSquare