ゲストさん ログイン ログアウト 登録
 Onlineスクール言葉の森/公式ホームページ
 
記事 848番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/4/27
作文の日コンクール結果発表 as/848.html
森川林 2010/04/01 04:51 
 「作文の日」コンクールの大賞、準大賞、優秀賞、佳作が決まりました。 賞に選ばれなかった作品にも、力作が多数ありました。 コンクールに参加されたみなさん、ありがとうございました。

大賞
森リンで一位になった日すみれ高3以上
準大賞
自国に誇りを文鳥中1
小1の部 優秀賞
でん車にかばんをわすれたことれもん
小2の部 優秀賞
ぼくの記ねん日ひゆく
小3の部 優秀賞
ぼくの記念日笑い飯
私の生まれた日みっちゃん
へえ~?海太郎
小4の部 優秀賞
わたしの通信ぼ記念日ぴょんぴょん
小5の部 優秀賞
暴走注意の日しもん
小6の部 優秀賞
全力を教えてくれた日あまぐり
小さな記念日さおりん
中1の部 優秀賞
二つの記念日本因坊
中2以上の部 優秀賞
私の記念日(「・ω・)「がおー
佳作
鎌倉の旅ズッキーニ小2
美女のゆうわくふうこ小2
ロボット記念日森チュウ小5
私の記念日まぐろ小5
時代によって変わる学説まりす小5
春は文房具記念日!?ステラバ小5
締め切り記念日さくら中1
私の記念日shihorin中1
言葉のバトンARASHI 0915中2
ケータイ記念日さえピ中2
記念を残すメグ中3
あの日からの尊い経験パク・ジンフム高1
一歩前進記念日LOLLIPOP高2
私の記念日椎名蜜柑高3以上

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
森リン(103) 子供たちの作文(59) 

記事 847番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/4/27
解く、覚える、選ぶ勉強から、読む、考える、書く勉強へ as/847.html
森川林 2010/03/31 10:14 




 来春から、新しい学習指導要領のもとに教科書が厚くなります。特に、理科と数学の分野では、ゆとり教育の時代に比べて6割以上もページ数が増えるそうです。

 これまでの教科書は、内容が薄すぎ、易しい問題しか載っていないために、教科書だけは受験のための勉強には間に合わないという面を持っていました。その点で、教科書が厚くなるということは歓迎できます。

 この教科書重視の教育に伴って、勉強のスタイルも、解く勉強、覚える勉強から、読む勉強、考える勉強に変わっていく必要があります。


解く読む
教わる学ぶ
試験発表
選ぶ書く
覚える考える


 昔の勉強は、読む勉強が中心でした。テキストとなる書物をしっかり読み、それを消化することが勉強の内容で、その勉強の評価は、口頭試問のような形で読んだ内容がどれだけ血肉になっているかで測られました。現代のように、問題が多数用意され、その問題の正解数によって評価されるような形の勉強は、多人数を一斉に試験で評価するための便宜的な方法でした。しかし、その便宜的な方法がいつの間にかひとり歩きをするようになり、勉強というと、問題となる空欄に答えをあてはめるようなものになっていったのです。

 勉強が、答えを選ぶようなものになると、次第に問題もそれに対応して、答えを選びにくいものに進化していきます。その問題と答えのいたちごっこの結果、勉強というと、答えをすぐに選べるように知識を覚えておくというものになっていきました。

 しかし、勉強とは本来考える勉強であるべきです。知識を覚えることはその考えるための手段にほかなりませんが、今までの勉強は、覚えることが目的のようになってしまい、肝心の考えることがなおざりにされてきたという面がありました。

 読む勉強で大事なことは、読む機会を増やすことです。今の子供たちの多くは、解く機会が多すぎるために、読むための時間がかえって圧迫されるという本末転倒の状態にあります。書く勉強についても、同様で、これからはもっと書く機会を増やしていく必要があります。

 ただし、理科と数学のように、問題を解くことが考える勉強になっている教科もあります。しかし、この場合も、解くという作業をするのではなく、解き方を読むという考えで取り組んでいく必要があります。


 読む勉強、書く勉強は、家庭で行うことができる勉強です。具体的には、夜の10分間読書、朝の10分間暗唱、そして、できれば毎週1回の作文の勉強ができれば理想的です。なんだか言葉の森の勉強のようですが(笑)。家庭でこれだけのことをやって、学校の授業をちゃんと受けていれば、ほかに特別の勉強をする必要はありません。


 さて、先日、木村秋則さんのリンゴの話を読みました。無農薬無肥料でリンゴを育てているとき、次々と弱っていくリンゴの木に向かって、木村さんは毎日、「がんばってくれよ」と話しかけていたそうです。しかし、隣りの畑と接しているリンゴの木たちには、近所の人に変に思われたくないために何も言いませんでした。すると、話しかけたリンゴの木たちは、生き残りましたが、話しかけなかったリンゴの木たちは全滅してしまったそうです。


 子供の勉強も似ています。子供に勉強の仕方を1回教えると、あとは自動操縦でずっとうまくやっていくというような子はひとりもいません。毎日の声かけ、励まし、明るい言葉で、何とか勉強を続けていくというのがすべての子供の実態です。

 家庭での勉強は、特に、この毎日の声かけが大事です。また、本を読んだり暗唱をしたりしたつど、毎回のようにそれを認めてあげる温かい言葉が必要なのです。

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
勉強の仕方(119) 

記事 846番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/4/27
卒業生からのメッセージ―東北大学合格のA君 as/846.html
森川林 2010/03/30 08:46 
 小学2年生のときから言葉の森で勉強し、今年、東北大学理学部に合格したA君に、これから受験する後輩の人たちに向けてのメッセージを書いてもらいました。

 なお、この文章は、構成図と音声入力の練習を兼ねて書いてもらいました。大学に入ってレポートを書くときに、構成図で考える方法と、音声入力で文章を書く方法は役に立つと思います。

 読書好きで、運動も得意で、文章を書くことも好きなA君のこれからの活躍を期待します。



 私は高校2年になる前の文理分けで、理系を選択しました。もともと理系の学問に興味があったからです。理系の中でも選ぶ分野はすでに決まっていて、地球科学・資源工学・都市工学のうちのどれかでした。しかし、私は数学と物理がかなり苦手で、物理は文理分けをした後の定期テストで赤点を取るほどでしたが、志望した3分野のうちどれに進むとしても、物理は必ず必要でした。テストの結果から、個別指導の塾で物理を徹底補強することにしました。特に苦手な分野は、集団型ではついていけなくなりやすいので、個別指導でやる方が効果が大きいと思います。得意分野を伸ばしたいなら集団型の授業でも大丈夫でしょう。

 物理に関しては、原理や基礎の確認と演習を繰り返した結果、物理は高校3年の前半までに人並みのレベルまで到達しました。一方、英語や国語は得点源になるほどの得意科目で、理系科目と相殺していました。完全に文系です(笑)。その当時、英語は通塾中に電車の中で、現代文は言葉の森でやっていましたが、古文と漢文は学校の授業以外ではほとんど勉強しませんでした。英語・数学・物理は、10月末の気象大学校の試験に向けて対策をしていきました。試験を終えて、自分としては手応えがあったのですが、不況のためか例年より倍率が高く定員も少なく、結局不合格でした。それからはすぐに気持ちを切り替え、センター試験以後の入試に備えて問題のソースを上位の私立・国公立大に変更し、応用力をつけることにしました。たとえ不合格の学校があったとしても、第一志望でないかぎりは気にせずに、すぐに切り替えることが大切だと思います。

 センター試験1ヶ月前からは、センター試験だけに特化した勉強をしました。あまり対策開始が早いとセンター以外の内容を忘れますが、遅いと間に合わないので、1ヶ月前くらいに始めるのが適正かと思います。しかし、古文がほとんど対策できていなかったため、古文で大量失点し、目標点には遠く及びませんでした。目標9割が高すぎたといえばそれも事実です。合計は約8割でした。センターの点数と予備校の判定を眺めては悩み、結局第一志望を東京大から東北大に変更して、国公立2次・私立大入試対策を始めました。2月上旬の前哨戦では1校を除き合格し、早稲田は2学部のうち片方のみ合格でした。試験ではほとんど動じない性格が幸いしたのか、または何も考えていなかったのか(笑)、最後の東北大の入試も合格しました。結果的には受験は成功(?)したので、私大不合格も国立大受験の際の遠征もいい思い出になっています。

 今でも理系を選んだことに悔いはありません。険しい道を選んだことで、自分ができないことに挑戦し、それを達成する喜びを味わえた気がするからです。志望校に合格するのに欠かせないものは、それに足る勉強量も然りですが、自分の精神状態を管理する能力や、合格しようという熱意必要な要素だということを、これから受験を経験する人たちに伝えたいと思っています。

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
合格情報(27) 勉強の仕方(119) 

記事 845番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/4/27
賞状は4月2週に送ります(生徒向け連絡) as/845.html
森川林 2010/03/29 18:32 
 生徒のみなさんには送った4月1週の「山のたより」に賞状が印刷されていませんでした。<(_ _)>
 賞状は、4月2週の「山のたより」と一緒にお送りしますので、お待ちください。

 なお、インターネットの「山のたより」のページで、賞状を見ることができます。
https://www.mori7.net/oka/iyama.php

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
生徒父母連絡(78) 

記事 844番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/4/27
小学校1年生の勉強に大事な楽しさと暗唱 as/844.html
森川林 2010/03/29 05:55 



 小学校1年生の勉強で大事なものは読書です。もうひとつは、楽しさです。

 勉強は、明るく楽しく面白くやっていく必要があります。叱ったり注意したりすることはなるべくしないということが大事です。真面目な人ほど、子供の欠点が目につき、その欠点を直すことが勉強の中心になってしまうことがあります。そういう人は、子供の作文を見ても、すぐに直そうとします。例えば、字がきたない、漢字を使っていない、点の打ち方がおかしいなど、子供が作文を書き上げた直後にそういう注意をすれば、子供は楽しく勉強できるようにはなりません。

 欠点にすぐ気がついて注意しながら勉強をしていると、子供の能力は時間をかけたわりに伸びなくなります。頭脳は、明るく褒められることによって活性化して吸収力も増すからです。もちろん、注意や叱ることが必要なときはあります。しかし、それは、明るく強く短く、原則を決めてやっていくことが大切です。

 読書、楽しさのほかに、もうひとつやっていくとよいものがあります。それは、暗唱です。

 今、学校では、音読の宿題を出すところが増えているようです。それはそれでよいことですが、音読は、実は家庭での取り組みが意外と難しいのです。音読の原則は、(1)毎日欠かさず、(2)同じ文章を、(3)空で言えるようになるまで繰り返し読む、ということです。その際、読み方はふざけて読んでもかまいません。ところが、そうではなく、次のような読み方をしている家庭が多いのです。毎日ではなくときどき、次々と違う文章を、数回繰り返すだけで、しかも真面目に読ませようとして子供が嫌がる、という読み方です。

 音読を、自然に習慣化するような形で子供に読ませるというのは、実は、かなり大変なことです。もちろん、毎日、自然に読ませることができれば、子供の読む力や書く力は向上します。

 音読よりもいいのが暗唱です。言葉の森の900字暗唱は、毎日10分間でできて、しかもそのつど達成感があります。また、低学年ほど取り組みやすいという利点があります。ただし、こういう短い時間の勉強は、習慣化しないとなかなかできるようにはなりません。暗唱の勉強にいちばんいいのは、朝ごはん前の10分間です。朝ごはんの前なら、やり忘れることはまずありません。

 学校の音読の宿題と、言葉の森の暗唱の自習が重なって子供が負担に感じる場合はどうしたらいいのでしょうか。暗唱の自習は朝行い、学校の宿題は夜行うというようにすれば、子供の負担はなくなります。

 読書や音読や暗唱の場合も、褒め言葉は大事です。褒め方は、本を読んでいたら、「よく本を読んでいるねえ」と声をかけるだけでよいのです。音読や暗唱は、読み方がどんなに下手であっても、「だんだん上手に読めるようになってきたね」と褒めていれば、その言葉に合わせるように必ず上手になっていきます。

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
子育て(117) 小学校低学年(79) 勉強の仕方(119) 
コメント1~10件
森リンベストの 森川林
じすけ君、ありがとう。 統合失調症のような、また似たような 4/21
森リンベストの じすけ
こわばんは 今日は元気一杯、体験発表をさせて頂きます。 4/20
国語読解問題の 森川林
 あるとき、高3の元生徒から、「国語の成績が悪いのでどうした 3/28
今日は読書3冊 森川林
苫米地さんの「日本転生」は必読書。 3/25
共感力とは何か 森川林
言葉の森のライバルというのはない。 森林プロジェクトで 3/23
3月保護者懇談 森川林
 いろいろ盛りだくさんの内容ですが、いちばんのポイントは、中 3/22
中学生、高校生 森川林
 意見文の書き方で、もうひとつあった。  それは、複数の意 3/14
【合格速報】栃 森川林
 おめでとう!  受験勉強中も、硬い説明文の本をばりばり読 3/13
受験作文と入試 森川林
将来の作文入試は、デジタル入力になり、AIで自動採点するよう 3/13
大学入試が終わ 森川林
大学生になっていちばん大事なことは学問に志すこと。 18歳 3/12
……次のコメント

掲示板の記事1~10件
近所のローソン 森川林
毎日新聞を見たけど、記事はまだ載っていまでした。 4/25
毎日新聞に言葉 森川林
 しばらく前に、毎日新聞の人が取材に来ました。  そのとき 4/24
テスト送信 森川林
https://www.mori7.com/za2024d0 4/24
4月保護者懇談 森川林
シラン ●今後の「森からゆうびん」の学習デ 4/22
マスクにしても 森川林
マスクにしても、ワクチンにしても、消毒にしても、 自分たち 4/21
イエスも釈迦も 森川林
イエスも釈迦も、理想の社会を築きたいと思っていた。 しかし 4/21
日本復活の道筋 森川林
 工業製品を経済発展の原動力をした資本主義は終わりつつある。 4/17
メモ 森川林
https://www.mori7.com/za2024a0 4/16
単なる作業 森川林
勝海舟は、辞書を買うお金がなかったので、ある人から夜中だけ辞 4/8
勉強は、人に教 森川林
勉強は、人に教えてもらうのではなく、 自分で学べばよい。 4/7

RSS
RSSフィード

QRコード


小・中・高生の作文
小・中・高生の作文

主な記事リンク
主な記事リンク

通学できる作文教室
森林プロジェクトの
作文教室


リンク集
できた君の算数クラブ
代表プロフィール
Zoomサインイン






小学生、中学生、高校生の作文
小学1年生の作文(9) 小学2年生の作文(38) 小学3年生の作文(22) 小学4年生の作文(55)
小学5年生の作文(100) 小学6年生の作文(281) 中学1年生の作文(174) 中学2年生の作文(100)
中学3年生の作文(71) 高校1年生の作文(68) 高校2年生の作文(30) 高校3年生の作文(8)
手書きの作文と講評はここには掲載していません。続きは「作文の丘から」をごらんください。

主な記事リンク
 言葉の森がこれまでに掲載した主な記事のリンクです。
●小1から始める作文と読書
●本当の国語力は作文でつく
●志望校別の受験作文対策

●作文講師の資格を取るには
●国語の勉強法
●父母の声(1)

●学年別作文読書感想文の書き方
●受験作文コース(言葉の森新聞の記事より)
●国語の勉強法(言葉の森新聞の記事より)

●中学受験作文の解説集
●高校受験作文の解説集
●大学受験作文の解説集

●小1からの作文で親子の対話
●絵で見る言葉の森の勉強
●小学1年生の作文

●読書感想文の書き方
●作文教室 比較のための10の基準
●国語力読解力をつける作文の勉強法

●小1から始める楽しい作文――成績をよくするよりも頭をよくすることが勉強の基本
●中学受験国語対策
●父母の声(2)

●最も大事な子供時代の教育――どこに費用と時間をかけるか
●入試の作文・小論文対策
●父母の声(3)

●公立中高一貫校の作文合格対策
●電話通信だから密度濃い作文指導
●作文通信講座の比較―通学教室より続けやすい言葉の森の作文通信

●子や孫に教えられる作文講師資格
●作文教室、比較のための7つの基準
●国語力は低学年の勉強法で決まる

●言葉の森の作文で全教科の学力も
●帰国子女の日本語学習は作文から
●いろいろな質問に答えて

●大切なのは国語力 小学1年生からスタートできる作文と国語の通信教育
●作文教室言葉の森の批評記事を読んで
●父母の声

●言葉の森のオンライン教育関連記事
●作文の通信教育の教材比較 その1
●作文の勉強は毎週やることで力がつく

●国語力をつけるなら読解と作文の学習で
●中高一貫校の作文試験に対応
●作文の通信教育の教材比較 その2

●200字作文の受験作文対策
●受験作文コースの保護者アンケート
●森リンで10人中9人が作文力アップ

●コロナ休校対応 午前中クラス
●国語読解クラスの無料体験学習