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新小5・小6の保護者懇談会から――英語の暗唱について、意見文の書き方についてほか
森川林 2019/03/14 06:04 

 昨日3/13(水)の保護者懇談会で出された質問のうち、追加の説明が必要だったものを掲載します。

 まず、英語の暗唱についてですが、大事なことは、日本語の暗唱が基本で、英語はその余録のようなものとして位置づけておくことです。
 英語の暗唱で、英語力は確かにつきますが(野口悠紀雄さんも「『超』英語法」の中でそのことを強調しています)、しかし、あらゆる学力の基礎となるのは日本語ですから、日本語の暗唱を確実にやっておくことです。
 ですから、言葉の森の暗唱検定も、英語の暗唱は、日本語の暗唱検定5級が合格したことが条件になります。
 本当は、日本語の暗唱検定初段の合格を目指してからがいいと思います。

 英語の暗唱を始める時期は、小学4年生からです。そのころは、知識的な理解以前に言葉として丸ごと英語を吸収できるからです。
 しかし、小3以下で英語をやるのは、日本語力の発達が阻害されるので、小3までは、あくまでも日本語力の充実を中心にしておく必要があります。

 英語の暗唱のリンクは、「暗唱検定文集」の中にあります。

▽暗唱検定文集
https://www.mori7.net/mine/as2.php

 なお、暗唱に関して、齋藤孝さんの「日本語速音読」の本についての質問がありました。
 一見、暗唱よりも簡単そうに見えますが、そういう中途半端なものをやるよりも、暗唱という形で実力をしっかりつけることが大事です。
 斎藤さんは、いろいろなものを引用して次々に本を出していますが、その中には実績のないものもかなりあります。
 言葉の森の暗唱検定のように、確実にやっている人がいて成果が出ているものを中心にやっていくことが大事です。


 もうひとつの質問は、学習塾でも作文の授業があるようになって、選択しないことができないので、言葉の森の作文と両方やることになったという話がありました。
 子供さんにとっては大変だと思いますが、言葉の森の作文を基本にしてがんばってやっていってください。

 その学習塾で意見文の宿題があったが、どう書くかという質問がありました。
 言葉の森では、意見文は中1から始めることにしていますが、小学校高学年の生徒でももちろん書けます。
 ただし、小学生のころは、意見よりも実例を充実させる時期なので、意見文の前の説明文を中心に勉強をしています。

 意見文の書き方の基本は、次のようになります。
1.第一段落は、状況実例と意見。(意見だけにする場合もあります。)
2.第二段落は、その理由又は方法と、その理由や方法の裏付けとなる体験実例。
3.第三段落は、第二の理由又は方法と、その裏付けとなる社会実例。(調べた話ではデータが入るとよい)
4.第四段落は、第一段落の意見への反対利権に対する理解を書きながら、再度自分の意見を書く。
 作文の結びの5行に、自作名言を入れる。
 4つの段落は、同じぐらいの長さで書いていけるといいです。

 森リン大賞のページに、小5から高3(社会人)まで毎月の代表作品が載っていますから、それらを参考にして中高生がどういう文章を書いているか見ておくと意見文を書くときの参考になると思います。

▽森リン大賞の記録「森リンの丘」
https://www.mori7.net/oka/moririn_seisyo.php

 なお、森リン大賞の代表作品を載せるのは小5以上にしています。
 小1から小4の生徒の作文も優れたものがありますが、その時期の作文を載せると、保護者の方が自分の子供の作文と比較して、子供を煽ることが多く、それがもとで作文が苦手になるケースが多かったからです。

 作文については、上手な子の作文と比較するようなことはせず、自分の子供の作文のいいところだけを見ていくようにしてください。それが実力を伸ばすいちばんの方法です。


 昨日の新小5・小6の保護者懇談会の資料の説明の動画です。(質問と応答の部分は入れてありません)

▽新小5・小6の保護者懇談会の資料の説明
https://youtu.be/IRO58pkgdjg


■言葉の森の教室紹介
面白い勉強で実力がつくオンラインの学習【動画】

 昨日3/13(水)の保護者懇談会で出された質問のうち、追加の説明が必要だったものを掲載します。

 まず、英語の暗唱についてですが、大事なことは、日本語の暗唱が基本で、英語はその余録のようなものとして位置づけておくことです。
 英語の暗唱で、英語力は確かにつきますが(野口悠紀雄さんも「『超』英語法」の中でそのことを強調しています)、しかし、あらゆる学力の基礎となるのは日本語ですから、日本語の暗唱を確実にやっておくことです。
 ですから、言葉の森の暗唱検定も、英語の暗唱は、日本語の暗唱検定5級が合格したことが条件になります。
 本当は、日本語の暗唱検定初段の合格を目指してからがいいと思います。

 英語の暗唱を始める時期は、小学4年生からです。そのころは、知識的な理解以前に言葉として丸ごと英語を吸収できるからです。
 しかし、小3以下で英語をやるのは、日本語力の発達が阻害されるので、小3までは、あくまでも日本語力の充実を中心にしておく必要があります。

 英語の暗唱のリンクは、「暗唱検定文集」の中にあります。

▽暗唱検定文集
https://www.mori7.net/mine/as2.php

 なお、暗唱に関して、齋藤孝さんの「日本語速音読」の本についての質問がありました。
 一見、暗唱よりも簡単そうに見えますが、そういう中途半端なものをやるよりも、暗唱という形で実力をしっかりつけることが大事です。
 斎藤さんは、いろいろなものを引用して次々に本を出していますが、その中には実績のないものもかなりあります。
 言葉の森の暗唱検定のように、確実にやっている人がいて成果が出ているものを中心にやっていくことが大事です。


 もうひとつの質問は、学習塾でも作文の授業があるようになって、選択しないことができないので、言葉の森の作文と両方やることになったという話がありました。
 子供さんにとっては大変だと思いますが、言葉の森の作文を基本にしてがんばってやっていってください。

 その学習塾で意見文の宿題があったが、どう書くかという質問がありました。
 言葉の森では、意見文は中1から始めることにしていますが、小学校高学年の生徒でももちろん書けます。
 ただし、小学生のころは、意見よりも実例を充実させる時期なので、意見文の前の説明文を中心に勉強をしています。

 意見文の書き方の基本は、次のようになります。
1.第一段落は、状況実例と意見。(意見だけにする場合もあります。)
2.第二段落は、その理由又は方法と、その理由や方法の裏付けとなる体験実例。
3.第三段落は、第二の理由又は方法と、その裏付けとなる社会実例。(調べた話ではデータが入るとよい)
4.第四段落は、第一段落の意見への反対利権に対する理解を書きながら、再度自分の意見を書く。
 作文の結びの5行に、自作名言を入れる。
 4つの段落は、同じぐらいの長さで書いていけるといいです。

 森リン大賞のページに、小5から高3(社会人)まで毎月の代表作品が載っていますから、それらを参考にして中高生がどういう文章を書いているか見ておくと意見文を書くときの参考になると思います。

▽森リン大賞の記録「森リンの丘」
https://www.mori7.net/oka/moririn_seisyo.php

 なお、森リン大賞の代表作品を載せるのは小5以上にしています。
 小1から小4の生徒の作文も優れたものがありますが、その時期の作文を載せると、保護者の方が自分の子供の作文と比較して、子供を煽ることが多く、それがもとで作文が苦手になるケースが多かったからです。

 作文については、上手な子の作文と比較するようなことはせず、自分の子供の作文のいいところだけを見ていくようにしてください。それが実力を伸ばすいちばんの方法です。


 昨日の新小5・小6の保護者懇談会の資料の説明の動画です。(質問と応答の部分は入れてありません)

▽新小5・小6の保護者懇談会の資料の説明
https://youtu.be/IRO58pkgdjg


■言葉の森の教室紹介
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コメント欄

森川林 2019年3月14日 6時23分  
 昨日は、夜8:15~9:00までの保護者懇談会でした。
 昨日参加していだいた方の小学5、6年生の子供さんは、受験する子が大半だと思います。
 受験が迫ると、のんびりしたことはやっていられないという気持ちになりますが、大きく見ると、みんな実力のとおりの社会人になっていきます。
 途中の受験や合否の結果は、どっちの道で進んだかの違いぐらいです。
 受験の合否で人生の明暗が分かれるようなことは、今の世の中ではありません。(昔は多少そういうことがありましたが)
 だから、子供の本当の実力を育てることを第一に考えて子育てをしていくといいと思います。


nane 2019年3月14日 6時55分  
 3年前、小6の生徒の保護者から相談がありました。
 学校の先生との面談で、勉強がよくできるから中学受験をしないともったいないとかなり真剣に言われたとというのです。 
 私は、実力があれば、どちらに行っても同じと言いました。
 結局その子は中学受験はせず、公立中で楽しく過ごし、今年の高校入試で合格しましたが、行った先はやはり同じようなところでした。(同じよりもよかったかもしれません)
 この子が、大学生になり、社会人になるころには、途中で受験をしたかどうかとか、合格したかどうかということは、結局どちらでも同じだったと、更に思うようになると思います。
 実力さえつけておけば、途中のことは一応真剣に取り組むとはしても、それほど運命の分かれ道のように大きく考える必要はありません。
 お父さんやお母さんは、受験の合否が自分の人生に大きく影響したと思いがちですが、それは昔の社会がインターネットというツールも、グローバルなマーケットもなく、少数のマスメディアが支配する国内だけの狭いヒエラルキーのシステムに閉ざされていたからです。
 これからは、そういう過去の価値観が通用しなくなるのだということを前提に、子供の教育も大きく考えていく必要があります。


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