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小学生の新しい英語の勉強法
森川林 2018/11/04 15:01 
△鎌倉の朝の海

 英語の勉強が、小学生の段階から本格的に始められるようになります。
 しかし、これまで中学生になってから始めていた英語の勉強を、同じように小学生の頃から始めるというのでは工夫がありません。

 中学生は、文法的な知識をもとにした英語の勉強をします。
 小学生は、文法の知識以前にもっと身体感覚的な英語の勉強をしていく必要があります。
 それが英語の暗唱です。

 言葉の森では、現在、日本語の暗唱検定試験を行っています。
 この暗唱検定の最初の文章は宮沢賢治の「雨ニモマケズ」ですから、誰でも多少は聞いたことがあるのですぐに暗唱できるようになります。

 暗唱検定の級が進み、途中から古事記の一部が暗唱に出てくるようになると、中には初めて聞くような神様の名前が次々と出てくる文章にになります。
 しかし、暗唱に慣れた生徒は、それをいとも簡単に暗唱できるようになってしまうのです。

 言葉の勉強は、知識の勉強よりも前に、運動感覚的な慣れのようなものが必要です。
 英語の場合も、文法的な理屈を通して理解するのは中学生から上の段階であって、小学生まではもっと感覚的に身につけていく土台が必要なのです。
 英語の文章の流れに慣れるという意味で、英語の暗唱は小学生段階で最初に取り組んでいく勉強になると思います。

 言葉の森では、以前アメリカの出版社の英語の教材をもとに、希望する生徒に暗唱の練習を行っていました。
 ところが、最近、日本でも子供向けの優れた英語の教材とその音声ファイルがそろうようになりました。

 そこで、現在日本語の暗唱検定の5級が終わった生徒は、英語の暗唱も選択できるようにしています。
 この英語の暗唱の音声は、その出版社のホームページからダウンロードして聞くことができます。

 「暗唱のよさはわかるが、家でやらせるのは難しい」と思われるお母さん方は多いと思います。
 その場合は、寺子屋オンラインの少人数クラスに参加すれば、すぐに暗唱ができるようになります。
 ただし、現在、寺子屋オンラインはクラスの再編成を行っていますので、その受け入れ体制が整いましたら、また改めて募集を行う予定です。

▽英語暗唱のページ
https://www.mori7.net/teraon/tanngenn_eiann.php


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森川林 2018年11月4日 15時19分  
 野口悠紀雄さんは、中学生のときに英語の弁論大会に出たことをきっかけに、英文の丸暗記を始めました。
 中学、高校の英語の教科書も同じように暗記すると、英語の勉強は苦労もせずに得意になったそうです。(「超英語法」P226<私は英語をどう勉強してきたか>)
 「暗唱」と聞くと、難しそうと思う人が多いと思いますが、実は暗唱はとても簡単で、大人でも子供と同じようにでき、しかもやっていると楽しくなります。
 寺子屋オンラインのクラスでは、親子で暗唱に取り組んでいる家庭もあります。
 本当はこれが理想で、子供ひとりにさせるより、兄弟も、お母さんも、家族みんなで一緒にやっていくといいのです。


nane 2018年11月4日 15時36分  
 小学生時代に暗唱力をつけておけば、国語だけでなく、数学も、英語も、勉強的なことはどれも簡単にできるようになります。
 それは、今の受験勉強のほとんどは、記憶力でカバーできるからです。
 そして、人間は、もっと大事な創造力を発揮することに時間を費やしていくべきなのです。
 よく、「思考力を問う問題」などと言われるものがありますが、その対策は、解き方のパターンを覚えることだけです。
 これからの子供たちは、そういうところに力をいれるのではなく、もっと自分らしい考えを深めることに力を入れていくことです。
 だから、暗唱と創造は、ひとつのセットとして取り組んでいく勉強なのです。


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