記事 3905番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2019/12/10
なかなか上達しない、そして、モチベーションが低いという相談
森川林 2019/11/05 15:44 

 先日小学3年生の生徒のお父さんから相談のメールがありました。

 子供が長い間作文の勉強をしているのになかなか上達しているようには見えない、そして、モチベーションが低く作文を書く気が見られない、というのです。

 この「なかなか上達しない」、そして、「モチベーションが低い」ということの原因は、これまで何度も書いているようにほとんどの場合たったふたつだけです。
 それは、親が子供の作文をあまり褒めていないこと、毎日の自習をあまりしていないことです。

 逆に言えば、毎日の長文の音読と読書を続け、子供の書いた作文を無条件に褒め、音読も無条件に褒めていれば、だれでも必ず上達します。

 もちろん、作文力の上達は、他の教科の勉強と違いかなり時間がかかります。
 それは、読む力をつける勉強も同じです。
 読む力、書く力、考える力は、知識の力ではなく、どちらかと言えば運動系の力なので、長い期間の練習が必要です。
 その長い期間の勉強をするために、褒め続けることが必要なのです。

 子供の作文を見ると、誰でも欠点がすぐに目につきます。
 最初のうちは、親も我慢して褒めると思いますが、やがて褒めることに飽きて、間違っているところやおかしいところの注意を始めるようになる人が多いのです。

 作文は、欠点を直して上手になる勉強ではありません。
 では、決定は直さくていいのかといえば、直さなくていいのです。
 そのかわり、読む力をつける毎日の長文の音読と読書に力を入れていくのです。

 読む力のついた子は、書き方の注意をされたときでも一瞬で直ります。
 読む力のないうちは、同じ注意を何度されても直りません。
 そして、注意を受けるたびに書くことが苦手になっていくのです。

 もちろん、もう少し短期間で作文を上手に書かせるコツもあります。
 それは、親が似た話をしてあげるなどして書くことを準備してくることです。

 言葉の森でも、最初は全く書けないような子が、短期間で上手に書けるようになることがあります。
 そこに共通しているのは、予習シートをしっかり書き、お父さんお母さんにいつも似た話を取材してくることです。

 お父さんお母さんに似た話を取材してくるくらいですから、子供が書いた作文は、親も関心を持って読むようになります。
 そして、子供が書いたものを自然に褒めるようになるのです。

 この、褒めることと、音読と読書の自習をすること、書くことの準備をしていることだけが、作文の上達で重要なことなのです。
 参加フォーム/言葉の森企画
国語力がつく読解検定12月
学校、塾、地域の団体受検ができるようになりました。 解き方のコツは、「読解・作文力の本」を参考にしてください。 言葉の森
 

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
作文の書き方(108) 

コメント欄

森川林 2019年11月5日 15時56分  
 作文がなかなか上手に書けるようにならないという相談は時々受けます。
 それは、お母さんが焦りすぎているのです。
 気長にやれば必ず上達します。
 そして、言葉の森で上達していなかったら、ほかのどこで教えてもらっても上達しません。
 それぐらい言葉の森の指導は実績があるのです。


nane 2019年11月5日 15時59分  
 言葉の森の教え方であれば、作文は必ず上達します。
 しかし、それは読む力のあるところまでです。
 だから、本当の上達は、作文だけでなく読書の方でも必要なのです。


コメントフォーム
なかなか上達しない、そして、モチベーションが低いという相談 森川林 20191105 に対するコメント

▼コメントはどなたでも自由にお書きください。
ほまみむ (スパム投稿を防ぐために五十音表の「ほまみむ」の続く1文字を入れてください。)
 ハンドルネーム又はコード:

(za=森友メール用コード
 フォームに直接書くよりも、別に書いたものをコピーする方が便利です。
新着コメント1~3件
20年以上前の nane
 言葉の森の作文の課題は、小5から急に難 10:6
20年以上前の 森川林
 大学生や社会人になった生徒が、自分の中 10:6
新しい読解練習 nane
 国語の読解問題の成績が悪かった場合、原 12/9
……次のコメント

オープン教育 1~3件
オープンの川
鳥の村 1~3件
鳥の村
虹の谷 1~3件
虹の谷
過去の記事

過去の1~30件目を表示
■11.1週の資料、授業の記録、自主学習クラスの学習記録 11月1日
■読解検定11月も無料キャンペーン実施! 11月1日
■受験作文小論文アドバイス――最後の仕上げの個別指導で合格力アップ 10月29日
■わかりやすく教えてもらうより、自分で考えてわかることで応用力がつく(3) 10月28日
■国語も算数もできない問題ができるようになって初めて力がつく 10月27日
■わかりやすく教えてもらうより、自分で考えてわかることで応用力がつく(2) 10月25日
■創造発表クラスのヒント「意味をこわしてしまった言葉」(毎小から) 10月24日
■海外の生徒向けのFacebookグループ、掲示板のお知らせ 10月24日
■わかりやすく教えてもらうより、自分で考えてわかることで応用力がつく 10月24日
■【合格速報】慶応大学経済学部 10月23日
■自主学習力、創造発表力、作文読解力とは何か 10月23日
■創造的な教育文化が日本を発展させる 10月22日
【訂正】森オンライン案内の一部改訂――受講料の項追加、自主学習クラスのテストと保護者懇談会11.3週に 10月21日
■本を読む習慣をつける最も手軽で効果のある方法 10月21日
■苦手をなくす教育から得意を伸ばす教育へ 10月20日
■公立中高一貫校の模試(小4~小6)受付中 10月19日
■国語の得意な子になる丘、帰国子女の原、読書の好きな子になる庭 10月19日
■10.18近況報告 10月18日
■10月の「寺子屋オンライン通信」をお送りします 10月17日
■10月の発表交流会の参加フォーム 10月17日
■【合格速報】東海大学工学部動力機械工学科 10月17日
■自主学習クラスの毎月の実力テストの範囲 10月17日
■10.3週の資料室をアップロードしました 10月15日
■大切な3つの時間 10月14日
■10月読解検定の問題を本日お送りします 10月13日
■国語力はどのようにしてつくか 10月11日
■もっと……だったら 10月10日
■学生時代、国語の勉強法が今ひとつわからなかったお父さんお母さんも、読解検定を受けてみてください 10月9日
■10.2週の解説を「鳥の村」の資料室にアップロードしました 10月8日
■これからの新しい勉強はオンラインクラスで 10月8日
……前の30件
RSS
RSSフィード

カテゴリー
全カテゴリー

QRコード


通学できる作文教室
森林プロジェクトの作文教室

リンク集
現在作成中です。





 
小学生、中学生、高校生の作文(2007年4月まで)
小学1年生の作文(9) 小学2年生の作文(38) 小学3年生の作文(22) 小学4年生の作文(55)
小学5年生の作文(100) 小学6年生の作文(281) 中学1年生の作文(174) 中学2年生の作文(100)
中学3年生の作文(71) 高校1年生の作文(68) 高校2年生の作文(30) 高校3年生の作文(8)
手書きの作文と講評はここには掲載していません。続きは「作文の丘から」をごらんください。