ややオーバーなタイトルですが、これは本当です。
読書力のある子は、いざ勉強を始めると、ぐんぐん力をつけていきます。
読書をあまりせずに勉強を中心にしていた子は、低中学年のころはそれなりにいい成績を取ってはいても、ほかの子も同じように勉強を始めるようになると、次第に成績も伸び悩んできます。
だから、読書と勉強という問題の立て方自体に問題があるのです。
読書と勉強の両方に共通するのは、思考力です。
読書には、この思考力ほかに共感力を育てる要素もありますが、勉強と共通するところは思考力です。
思考力を基準にして考えると、学校で行われている勉強の多くは、知識を付け加えたり、解き方に慣れたりすることであって、思考力とはあまり関係がありません。
ところが、学校のテストは、その知識や解き方を問う問題が中心ですから、勉強をしている子は成績がよくなるのは当然です。
ここで、多くの人は錯覚してしまうのです。
成績を上げるためには、勉強をしなければならない。
間違いを直すことが勉強だと。
しかし、本当の勉強は、思考力をつけることです。
この思考力は、テストのような表面的なものにはなかなか表れません。
表れるのは、その子の作文や対話の中でです。
昨日の保護者懇談会で、ちょうど読書の話が多くでましたので、読書の大切さについてYouTubeに動画を載せました。
https://youtu.be/g3kI4-YR0Lo