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節約やリサイクルより、新しい発明と発見を as/1931.html
森川林 2013/09/22 21:59 



 facebook記事より。

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 物を節約したりリサイクルしたりすることも確かに大事です。
 江戸時代は、その節約やリサイクルが高度に営まれていたので、清潔な省資源の社会が成立していました。

 しかし、現代の日本の社会の第一の問題は、様々な無駄があることではないように思います。
 節約やリサイクルが進み、省エネ、省資源の社会が広がっても、そこには未来の喜びはありません。

 今の日本に必要なのは、新しい発明や発見や創造です。
 企業が、借入をしてでも投資したくなるような何か、国民がローンを組んでも買いたくなるような何かが欠けているのです。

 それは、もちろん日本に限らず世界全体に共通した課題です。
 しかし、経済の成熟化の先端を行く日本だからこそ、より明瞭に自覚できる課題なのです。

 未来への投資にはいろいろなものがありますが、その最も重要なもののひとつが、創造性を育てる教育です。
 未来の社会は、子供たちの創造性教育を社会全体の共通の関心として営まれていくようになると思います。



 秋とは言ってもまだ暑い日差しの中、紫のパンジーがお喋りしながら咲いているようでした。
「足があれば、歩けるんだけどね」
とか何とか。

 明日もいい一日になるでしょう。

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記事 1930番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2025/11/12
8月の森リン大賞(中1の部)より as/1930.html
森川林 2013/09/21 09:27 




 1位の作品は、要約の部分が多かったため代表作品にはなりませんでした。
8月の森リン大賞と上位入賞者(中1の部62人中)
人口のものに足りないもの
どろっぷ

 8月…。今は、夏真っ盛りで、毎日のようにセミが鳴いている。セミの声を聞くと、暑くなってくる。そのとき、涼しくなるために、クーラーをつける。窓を閉めるため、セミの声の大きさも、少しましになる。しかし、私は「自然の風」という選択肢を見落としていた。クーラーは、つい使ってしまうが、今思えば自然の風を浴びるのも、涼しくて気持ちが良いものだ。こうして私は、自然から一つのことを学べた。このように、私たちは、自然から多くのことを学ぶべきだ。理由は2つある。

 1つ目の理由は、自然のものには、独特の良さがることに気付くためだ。先ほど述べたクーラーの風と、自然の風とでは、全然違う。どう違うのか、それは、体に良い、悪い、便利、不便ということだ。一度夏の熱い夜に、クーラーをつけっぱなしで寝てしまい、次の日の朝、寒くてくしゃみが出た。逆に、自然に拭いている風を長時間にわたって浴びても、滅多に風邪をひくこともなく、いつまでも風を浴びていられる。しかし、風はいつ吹くかの見当はつかず、空気が冷えない。しかし、クーラーの風は、自分のタイミングで温度調節ができ、空気が冷えるのが早い。私は、どちらかといえば自然の風の方が好きだ。自然の風は、外にしか吹かないため、遠くの香りを乗せてやってくる。木の香りがするときもあるし、どこかの家のお昼ご飯の匂いがしたり、女の人の香水の匂いがしたりと、色々である。このように、人工的な風より、自然の風の方が、良いところを沢山持っていると思う。風は、まさに自然からの贈り物と言っていいはずだ。

 2つ目の理由は、人工のものには、自然のもののような深みがないからだ。昔、母がまだ小さな子供だった頃、洗面所の手洗い場に手が届かない母のために、祖父が一つの木の踏み台を作ったそうだ。白いペンキを塗った、小さな踏み台を…。当時はきっと、きれいな白い踏み台だったはずだ。そして、その踏み台は今、私の家にある。さすがに木に塗った白いペンキもほとんどはげて、白と茶色のまだら模様になってしまっている。しかし、何十年も前の踏み台は、少しも壊れておらず、元気だ。きっと、昔と変わらない姿をしているのだろう。どこかで聞いた話だが、昔の電柱は、木で出来ていた。今は、もちろんコンクリートで出来ている。そして、どちらが丈夫なのかというと、実は意外に木の電柱が強いのだそうだ。私は、改めて自然の力はすごいものだと感心した。

 私は、自然から色々なことを学ぶべきだと思うが、確かに、自分自身の技術を発展させていくという努力も大切である。しかし、「カメラマンは、レンズのほこりを払う前に、目のほこりを払わねばならない」という名言があるように、私たちが何かを作り上げるときに、自然から学べることを大切にしていくべきである。

 私は、自然から多くのことを、これからも学んでいけることだろう。まだまだ人工のものは、自然のもののよさを取り入れていない。そんなもったいないことはしたくないと、私は思う。だから、今日も明日も、自然の風を浴びていくことだろう。


順位題名ペンネーム得点字数思考知識表現文体
1木々が生い茂るところは零戦86114256748393
2人口のものに足りないものどろっぷ86126556647489
3自然の重要性スヌーピー85140653868589
4良いチームワークとはくるる8392656847890
5諦めるのは簡単ダイヤモンド7777754647184
6人間の勘違いりなこ7685259616086
7友達関係まろえ7480153495596
8周りからまひち7370548546096
9自信をもつことの大切さみすか7373353535795
10貫き通すおまな7164448595886


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記事 1929番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2025/11/12
低学年の音読と暗唱のコツ as/1929.html
森川林 2013/09/19 08:29 



 facebook記事より。

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 低学年の勉強で大事なことは、結果を出すことではなく、正しい方法を身につけることです。
 例えば、音読の場合は、毎日読む、自主的に読む、できるだけ同じものを繰り返し読む、というのがその方法です。
 だから、分量は少なくてもいいし、読み方が下手でもいいのですが、そのかわり、できるだけ毎日朝ご飯前に、いつも決まったものを読むというようにすることが大切です。

 暗唱も同じです。
 暗唱は、暗唱できるようになることが目的なのではありません。
 暗唱という方法を身につけることが目的です。
 だから、覚えるまで読むとか、覚えたからいいとかいうふうに考えてしまうと、低学年のうちは暗唱ができても、高学年になると暗唱ができなくなります。

 暗唱の方法は、回数を決めて読むことです。
 100字ぐらいの文章であれば、どんなに難しくいものでも30回音読を繰り返すと暗唱できるようになります。
 しかし、低学年で30回も繰り返すのが難しい場合は、20回でも10回でもいいのです。
 繰り返す回数を決めておくということが大事なことです。

 暗唱できるようになるという結果ではなく、決めた回数を繰り返すという方法を身につけることが暗唱の勉強の目的なのです。



 今日も、すっかり青空で、どこを見ても雲ひとつありません。
 米国のFOMCは、金融緩和の縮小を見送ったそうです。

 ふくらんだバブルはいつか弾けるというのが定説ですが、新しい科学技術の登場で、そのバブルを上回る需要が発生するというシナリオも未来にはあるのかもしれません。

 それでは、できるだけいい未来を想像して、今日もいい一日をお送りください。


▽関連記事
「ワーキングメモリーと暗唱法」
https://www.mori7.com/index.php?e=1761

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好きなことをして、皆から喜ばれ、生活が成り立つ人生を as/1928.html
森川林 2013/09/17 08:37 



 facebook記事より。

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 理想の人生とは、自分の好きなことをして、周りの人から喜ばれ、自分自身が向上し、生活が成り立つことです。
 本当は、この4つをバランスよく追求することが人生の目標になるのですが、大抵は生活が成り立つことを最優先して、やがてそれだけが目標のようになってきます。
 すると、そのうち、自分の好きなことが何だったのか忘れてしまうことも多いのです。

 だから、子供のうちからバランス感覚を育てておくことです。
 その方法の第一は、自分の好きなことをする時間を大事にすることです。

 好きなことは、人によってさまざまです。
 それに対して、生活が成り立つためにすることは誰にとっても大体同じです。

 子供の好きなことを、親が理解できないことはよくあります。
 例えば、虫の大好きな子の気持ちを、虫の大嫌いな親が理解できないようなものです。

 それに対して、計算練習をするとか、漢字書き取りをするとかいうことは、その意味が子供にとっても親にとっても共通しています。
 だからといって、その共通部分だけをやり過ぎると、全体のバランスが取れなくなります。

 傍から見ると、暇な時間や無駄な時間に見えることも、本人にとっては何らかの意味があるのです。


▽関連記事
「勉強のよくできる子こそ個性を伸ばす教育を」
https://www.mori7.com/as/1905.html


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「子供の行儀作法と日本の行事文化」 as/1927.html
森川林 2013/09/16 08:43 



 facebook記事より。

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 子供たちに勉強を教えるだけなら家庭の中で充分です。

 しかし、家庭の中では教え切れないものがあります。
 それが、勉強と同じぐらい大事な生活習慣や躾や行儀や作法です。
 これは家庭によって大きな差があるからです。

 そこで、役に立つのが地域社会の交流です。

 地域社会は、また同時に日本の行事や文化を伝える場です。

 今は、核家族化でばらばらになった家庭が、伝統的な行事や文化の代わりに、テレビから流されるコマーシャリズムの行事に乗せられている面があります。
 だから、ハローウィンだとか何だとか、わけのわからないものが流行るのです。(まあ、それはそれで面白いからいいのですが(笑))

 もちろん行事や文化の中には、現代の生活に適合しなくなったものもあります。
 例えば、針供養をするほど針をよく使う家庭はもうありません。
 しかし、針供養という行事の中に伝えられていた文化は、形を変えて伝えていく必要があります。

 そういうことができるのは、家庭よりも大きい単位の地域社会です。
 だから、これからの教育は、家庭教育であるとともに、地域社会の教育になっていきます。

 その家庭教育と地域社会の教育を結びつける学習のひとつが作文です。

▽参考facebookグループ「行事と季節の家庭学習」
https://www.facebook.com/groups/gyouji/

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 オープン教育のページは、
「日本の行事と文化」
https://www.mori7.com/ope/index.php?b=3&k=31

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kira 20160908 52 
 9月は地域の秋祭りがありますね。五穀豊穣をいわうおいしいお祭りです。

touko 20161007 77 
日本の行事、海外にいると忘れがちです。大切にしたいです。

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世界の変革に合わせて教育も大きく変わる 4 as/1926.html
森川林 2013/09/15 07:15 


 オープン教育の各種掲示板の管理運営アシスタントを募集しています。
 目的は、自分の関心のある分野で、子供の教育の教材と方法を作成、実践、交流することです。
 現在、オープン教育掲示板とfacebookグループにはさまざまなものがあり、今後も増える予定です。

 なお、ご質問やご相談は、オープン教育の掲示板「オープン広場」でお願いします。
 この「オープン広場」の掲示板は、メール登録などなしで誰でも投稿できます。
https://www.mori7.com/ope/index.php?b=4&k=9
 お電話によるお問い合わせは、045-353-9061(平日9:00~19:30)にお願いします。

■当面、特に、下記の掲示板で管理運営アシスタント募集中。
 その分野に詳しいことよりも、自分の子供の教育などに関連してその分野に関心があるということがアシスタントの主な条件になります。

▼幼児から小学校低学年を主な対象にした親子の遊びを考える「オープン遊び」
https://www.mori7.com/ope/index.php?b=3&k=4
▼季節ごとの日本の行事と文化を子供たちに伝える「日本の行事と文化」
https://www.mori7.com/ope/index.php?b=3&k=31
▼子供たちの生活習慣作りの方法を考える「オープン生活習慣」
https://www.mori7.com/ope/index.php?b=4&k=5
▼言葉の森の漢字集をもとに、漢字の読みの練習をする「漢字暗唱検定」
https://www.mori7.com/ope/index.php?b=2&k=11
▼公立中高一貫校の受験問題をもとに勉強の仕方を考える「公立中高一貫校問題」
https://www.mori7.com/ope/index.php?b=2&k=14
▼問題集をもとに家庭学習のアドバイスと検定試験を行う「算数数学問題検定」
https://www.mori7.com/ope/index.php?b=2&k=12
▼英語の本をもとに英文を暗唱し英語暗唱検定試験を行う「英語暗唱検定」
https://www.mori7.com/ope/index.php?b=3&k=13
▼小1から高3の読解問題を作成する「オープン読解問題」
https://www.mori7.com/ope/index.php?b=2&k=56
▼子供たちが読む1200字程度の長文を作成する「オープン長文」
https://www.mori7.com/ope/index.php?b=1&k=1

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音読は褒めていると上手になる――言い方、褒め方の工夫 as/1925.html
森川林 2013/09/14 08:06 


 facebook記事より。

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 同じことを言っても、言葉の使い方で印象がかなり変わってきます。
 一般に、「○○しないと○○になる」という言い方は、「○○すると○○になる」という言い方よりも印象が強いので、そういう言葉を使いがちです。
 例えば、「気をつけないと車にひかれるよ」と言えば、子供ははっとして気をつけますが、「気をつけると安全だよ」などと言われてもピンと来ません。

 ところが、こういう「○○しないと……」という言い方が、癖になってしまう人が多いのです。
 それを勉強の場面で使うと、「ちゃんと勉強しないと、いい学校に入れないよ」などというような言い方になります。
 すると、子供は、勉強というものは何か楽しい将来の目的のためにやるのではなく、将来の災難をさけるために強制されてやらなければならないものだと思うようになります。


 また、「○○しないと……」という言い方をする人は、欠点に気づきやすいところがあります。
 例えば、子供が長文を読んでいると、ついその読み方が気になって注意してしまいます。

 「もっと大きい声で読まないと」「もっとしっかり読まないと」「もっと姿勢をよくして読まないと」などと言うと、子供はだんだん親の前で読まなくなります。
 注意したことによるマイナスが、実はいちばん大きいのです。

 では、何も注意しなくていいのかというと、実はいいのです(笑)。
 どんな下手な読み方をしていても、「長文読むの上手になってきたね」と言っていると、本当に上手になっていきます。
 これが不思議なところです。

 ちょうど赤ん坊が初めて立って歩いてすぐにころんだときにも、「上手、上手」と言うようなものです。
 褒めていれば、ほとんどのことは自然に上手になっていきます。

 言葉の使い方には工夫が必要です。
 そして、その言い方を工夫することで、言う人自身が物事を前向きに考えられるようになってくるのです。



 今日は、穏やかな曇り空で、明日は西から雨になってくるようです。
 せっかくの連休になどと思わずに、こういうときは家の中でやれる面白いことに挑戦してみるといいのです。
 お金と時間を使ってどこかに出かけなくても、家の中で遊べる面白いことはたくさんあります。

 例えば、facebookグループの「親子で遊ぼうワンワンワン」など。
http://www.facebook.com/groups/wanwanwan/

 言葉の森のオープン教育のページでも、こういう遊びをたくさん取り上げていく予定です。
https://www.mori7.com/ope/

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mae 20170119 9 
くー……。耳が痛い!!!
「ほめ上手になる」、これが親の課題であり、勉強なのだと思う。
子供に頑張らせたいなら、まず自分から。


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世界の変革に合わせて教育も大きく変わる 3 as/1924.html
森川林 2013/09/12 07:05 

 朝の空を飛ぶ鳥

 言葉の森では、これからの教育の新しい変化の方向を目指す「プレゼン作文発表会」と「全教科無料自習オプション」の企画に、協力してくれる方を募集します。
 協力の中心となるものは、オープン教育掲示板の管理運営のアシスタントです。また、各種facebookグループの管理運営のアシスタントをしてくれる方も募集します。

 オープン教育掲示板とfacebookグループには、遊び、読書、勉強、行事、長文作成など、さまざまなテーマがあります。そのテーマに基づいて、子供たちの成長と学習に役立つ教材や方法を作成し、家庭や地域で誰もが自由に利用できるようにします。また、双方向の掲示板という特性を生かし、実践の中で生まれた質問、相談、新しい提案などの交流も行っていきます。

 また、教科として確立できる性格のものは、検定試験のような評価方法を定め、その教材利用者で希望する人が検定試験に参加できるようにします。
 未来の社会では、教育も含めてあらゆるものが無償になりますが、今の社会ではまだ全くのボランティアで時間を費やせる人は限られています。そのため、管理運営アシスタントに携わる人は、その検定試験を有償にしてその一部を運営手当を受け取れるようにすることも考えています。
 したがって、言葉の森のオープン教育の企画への参加は、手弁当のボランティアというだけでなく、参加者個人にとっては、新しい社会貢献のビジネスの練習という性質も考えられると思います。

 未来の社会の仕事の中心は、長時間の会社勤めから解放され、個々人が自分の個性を生かして行う短時間の文化の提供のようなものになります。あらゆるものが無償に近くなる社会の中でも、金銭という単位は残ります。その金銭は仕事を通しての交流を媒介するものという性質を持つようになります。

 未来の社会では、農業や工業の生産は限りなく無人化され、生産物が自然環境のように無償に近い形で提供されるものになります。そして、産業の中心は、文化と観光に移っていきます。それは、人間の求める需要が、豊かな物やサービスから、豊かな自分を形成するための経験や教育へと変化していくからです。

 新しい経験を提供する観光と、新しい成長を提供する文化が、未来の社会の需要の大きな部分を占めるようになります。それに対応して、人間の行う仕事の多くは、多様な文化を教育サービスとして提供するものになっていきます。社会全体がひとつの大きな学校のようなものになり、互いにさまざま分野の先生や生徒として教え合い学び合うことが仕事と生活の中心になっていくのです。

 このような社会で生きる際に大事なことは、自分の個性を生かした分野で第一人者になることです。その場合の個性は、持って生まれた個性ではなく、かけた時間に比例して形成された個性です。かけた時間に比例したものであれば、それを人に教える教育サービスとして提供することができるようになります。
 オープン教育掲示板の管理運営は、この個性の形成に時間をかけるきっかけと考えることもできます。ボランティアであると同時に、未来の自由な社会を生きる自分身への投資ともなるような企画にしたいと思っています。

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手書きの作文と講評はここには掲載していません。続きは「作文の丘から」をごらんください。

主な記事リンク
 言葉の森がこれまでに掲載した主な記事のリンクです。
●小1から始める作文と読書
●本当の国語力は作文でつく
●志望校別の受験作文対策

●作文講師の資格を取るには
●国語の勉強法
●父母の声(1)

●学年別作文読書感想文の書き方
●受験作文コース(言葉の森新聞の記事より)
●国語の勉強法(言葉の森新聞の記事より)

●中学受験作文の解説集
●高校受験作文の解説集
●大学受験作文の解説集

●小1からの作文で親子の対話
●絵で見る言葉の森の勉強
●小学1年生の作文

●読書感想文の書き方
●作文教室 比較のための10の基準
●国語力読解力をつける作文の勉強法

●小1から始める楽しい作文――成績をよくするよりも頭をよくすることが勉強の基本
●中学受験国語対策
●父母の声(2)

●最も大事な子供時代の教育――どこに費用と時間をかけるか
●入試の作文・小論文対策
●父母の声(3)

●公立中高一貫校の作文合格対策
●電話通信だから密度濃い作文指導
●作文通信講座の比較―通学教室より続けやすい言葉の森の作文通信

●子や孫に教えられる作文講師資格
●作文教室、比較のための7つの基準
●国語力は低学年の勉強法で決まる

●言葉の森の作文で全教科の学力も
●帰国子女の日本語学習は作文から
●いろいろな質問に答えて

●大切なのは国語力 小学1年生からスタートできる作文と国語の通信教育
●作文教室言葉の森の批評記事を読んで
●父母の声

●言葉の森のオンライン教育関連記事
●作文の通信教育の教材比較 その1
●作文の勉強は毎週やることで力がつく

●国語力をつけるなら読解と作文の学習で
●中高一貫校の作文試験に対応
●作文の通信教育の教材比較 その2

●200字作文の受験作文対策
●受験作文コースの保護者アンケート
●森リンで10人中9人が作文力アップ

●コロナ休校対応 午前中クラス
●国語読解クラスの無料体験学習