言葉の森では、先生に作文を送る場合の方法は、二つあります。
ひとつは、昔からの手書き作文を郵送する方法です。
しかし、この方法は、郵便が先生のもとに到着するのに時間がかかること、年に数件郵便物が紛失する事故が発生すること、封入して切手を貼りポストに投函する手間がかかること、海外の生徒は郵送を利用できないこと、などの弱点がありました。
もうひとつの方法は、作文を写真に撮りその画像を「作文の丘」にアップロードする方法です。
この方法は、便利ですが、画像が読みにくかったり、横に回転してしまったりという問題がありました。
そこで、これまで、画像のアップロードには、大きく表示でき、送信後の回転もできるGoogleフォトを利用することをすすめてきました。
しかし、Googleフォトの問題は、共有リンクを作る操作が、初めての人にはかなり難しいということでした。
そこで、今回、作文の丘にアップロードした画像も、(1)大きく表示でき、(2)画像の回転もできるように改良しました。
そのかわり、画像の上の赤ペン添削はできなくなりますので、赤ペン添削は、画像の上ではなく、講評として書いていくことになります。
これで送信の仕方はかなり楽になると思いますので、これから画像アップロードを始める方は、下記の動画を参考にアップロードの練習をしていただけるといいと思います。
▼動画
https://youtu.be/ci3fzky0Bgo
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昔は、手書きの作文を郵送してくる方がほとんどでしたが、今は、早くて紛失等の事故がない作文の画像アップロードをする方が増えています。
その作文アップロードの仕方を改良し、どなたでも直感的に操作できるように改良しました。
これで、画像の送信はやりやくなると思います。
20年以上も前に作ったプログラムなので、ちょっと手直しするだけでもかなり時間がかかります(笑)。
しかし、そんな昔にこういうプログラムを動かしていたというのは、言葉の森は昔からかなり先進的なことをしていたということです。
今は時間がないので、どんどん遅れていますが。
作文をアップロードして送信、はできました。先生方の講評はどのようにして拝見すればよいのでしょうか?
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言葉の森の教育の目的は、明日の日本を支える子供たちの思考力、創造力、共感力を育てることです。
創造力を個性、思考力を知性、共感力を感性と考えれば、子供たちの個性、知性、感性を育てることと言ってもいいと思います。
そのための方法をいろいろ模索してきて、数年前から、Zoomを使った少人数オンライン学習の可能性がわかり、それをいろいろな形で実践してきました。
この3月に、新型コロナウイルスの学校休校対策として、それまでのオンラインクラスを拡張して対応したところ、3日から25日までの期間中に、新小1から新中2まで、のべ1115名の子供たちがオンラインクラスに参加してくれました。
また、多くの方が、ボランティアで講師として協力してくれました。
コロナウイルスは、まだ爆発的感染の可能性はありますが、長期的には集団免疫ができることによって次第に終息していくと考えられます。
しかし、今後の日本社会の経済状況はかなり厳しくなるはずです。
そこで、子供たちが、比較的経済的負担の少ない形で学習を継続できるように、5月から少人数オンラインクラスの受講料を次のように値下げします。
○自主学習クラス(国数英など通常の学習)現行4,950円を3,960円へ。
(言葉の森の作文を受講している生徒は、現行3,300円のまま。)
5、6人の少人数クラスで個別指導のある月4回の受講料が3,960円というのはかなり破格だと思いますが、Zoomを使ったオンライン授業という形式で可能になっています。
この新しいオンライン学習によって、子供たちが自分の学力に合った学習内容で、子供どうしの交流のある楽しい勉強ができるようになると思います。
オンライン学習は、規模が大きくなればそれだけ同年齢で同進度の子供たちが一緒に学ぶ機会が増えます。すると、学習に、協力や共感の要素が増えてきます。
これが、集団教育でも、マンツーマン教育でもない、言葉の森の少人数教育の特徴です。
ぜひ、多くのみなさんがこの趣旨に賛同して、言葉の森のオンライン学習を広げていっていただければと思います。
また、オンライン講師としてご協力いただければと思います。
▼言葉の森の目指す教育改革(動画)
https://youtu.be/hUY8vAQvX3Y
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オンライン学習とうたっているものが数多くありますが、それらのほとんどは、オンラインで動画を流しているだけです。
学習で大事なことは、自分のペースで勉強することと、一緒に勉強している友達や先生とのやりとりがあることです。
そういう双方向の学習こそが、オンライン学習なのです。
言葉の森のオンライン学習の特徴のひとつは、子供たちの読書紹介があることです。
この読書紹介によって、自然に読書の習慣がつくのです。
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プログラミングにしても、英語にしても、その他の習い事にしても、それらを学ぶこと自体は楽しいものです。
しかし、その楽しさの延長で、将来もそれを生かした仕事をしたいと思ってしまうと、それは少し違うのです。
自分の本当にしたいことは、本当はもっと別のことであることが多いのですが、それを探さずに自分の今できることを目的にしてしまう人が多いのです。
プログラミングを仕事にしている人は多いと思いますが、それを自分の子供にもさせたいと思う人は少ないはずです。
プログラミングは、自分が何か本当にしたいことを実現するためのひとつの(重要な)手段で、それ自体が仕事や目的になって楽しいと思うのは、ごく限られた人たちだけなのです。
https://youtu.be/Rm-obMSLhGM
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勉強の本当の目的は、自分のしたいことをするための手段を身につけることです。
しかし、小さいころは自分のしたいことなどは当然わからないので、学校で教科を決めてテストをします。
すると、真面目な子供たちの中には、そのテストという勉強が自分の目的のように思ってしまう子が出てくるのです。
それを、さらに親が助長している面もあります。
親は、勉強という手段と本当の目的とのバランスを考えていくことが大事です。
人間が本当に好きなのは創造です。
勉強にはそういう創造の面があります。
遊びにも同じような創造の面があります。
勉強の創造的な面がわかりにくいものですが、遊びの創造的な面はすぐにわかります。
プログラミングや英語は、そして作文も、創造的な面がわかりやすい勉強です。
しかし、いずれもある程度上達しないと、遊びのような面白い面は出てきません。
その順序は、プログラミング>英語>作文になると思います。
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作文の勉強をしていて親子の仲が悪くなったという話を聞きました(笑)。
作文には、その子の勉強や生活や人間関係の最も象徴的なものが表れます。
作文がよく書けるときは、勉強も生活も順調に行っているときです
作文が書けないときは、勉強も生活もうまく行っていないときです。
作文で親子関係が悪くなるのは、勉強と生活で親子関係に問題が出てきているためです。
その最も大きな原因は、子供が自立しようとする時期に、親がまだ子供をコントロールしようとしていることです。
逆に、作文に毎回、お母さんやお父さんへのの面白い取材をしてくる子がいます。
それは、生活全体で親子関係がうまく行っているということです。
作文の勉強がうまく行くことをひとつの基準として子育てをしていくことが大事です。
https://youtu.be/eew1NqX3_UI
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作文には、その子の生活全体が反映しています。
やる気のないときに、いい作文を書くことはできません。
悲しいときに、楽しい作文を書くことができないのと同じです。
だから、作文に問題があるときは、その子の勉強や生活全体に問題があるときで、逆に作文がうまく書けるようになったときは、その子の生活全体がうまく行っているときなのです。
だから、子供が作文をしっかり書けることを基準にして子育てをしていくといいのです。
この記事の内容とは関係ありませんが、外に出てみると、雪の中でツクシが顔を出していました。冬と春が仲よく共存です。
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本日、3月29日の朝日新聞の1面下に、「小学校最後の3年間で本当に教えたいことさせておきたいこと」の広告が載りました。
発売即重版です。
「小学校最後の3年間で本当に教えたいことさせておきたいこと」
現在、アマゾンの家庭教育部門第4位です。
アマゾンのコメントを入れてくださった方、ありがとうございました。
それから、本の紹介などでご協力いただいたみなさん、ありがとうございました。
小冊子は、現在準備中ですので、しばらくお待ちください。
この本の中にも書いてありますが、小学4・5・6年生は、国語力読解力の差がついてくる時期です。
4月の読解検定は、どなたも無料ですので、これまで受けたことのない人もぜひ受検してみてください。
お父さん、お母さんが、希望の学年で受検することもできます。
↓
国語力がつく読解検定4月(無料)
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現在、アマゾンの家庭教育部門第4位です。
ご購入いただいたみなさん、ありがとうございます。
なお、4月読解検定はどなたも無料です。
ぜひ多くの方が受検してみてください。
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