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作文は人に見てもらうことでうまくなる as/3038.html
森川林 2017/09/14 06:08 

 作文力の基礎は、読書力です。

 読書をしっかりしている子には、作文を書く力があります。

 しかし、それは潜在的に書く力があるということで、作文は、実際に書いてみなければ字数やスピードの感覚がつかめません。

 この作文を書く際の最も重要なことが事前の準備です。

 書く過程と同じぐらい準備という過程が大切なのです。

 準備とは、与えられた課題で何を書くか考え、両親など身近な人に取材して話をふくらませてくることです。

 感想文の場合は、もとになる長文を読んで理解しておくというのも準備に入ります。

 準備とは、作文を書くための材料集めといってもよいでしょう。
 材料がそろっていれば、作文は半分書けたのと同じです。


 作文を書く準備としての構造図を書く練習は、現在思考発表クラブで行っています。

 最近思ったのは、ここで書く子供たちの構想図がもとても充実しているということです。

 これは構想図をお互いに発表し合うので、自然によい内容のものを書こうと思うようになるからだと思います。

 しかも、その見てくれる人が同じぐらいの学年の子で、いずれも好意的な目で見てくれるというところがいいのです。

 作文も、人に見てもらうことよって上達しますが、構想図も人に見てもらうことによって上達すると思いました。

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森川林 20170914 1 
 作文は、ほかの勉強と違って○や×がつくものではありません。
 だから、意欲的に書くかどうかということが上達の重要な条件になります。
 書く練習を続けていれば、誰でも上達はするのですが、意欲がそれを加速する度合いがきわめて大きいのです。
 その意欲を持てるかどうかは、その子の書いた作文を好意的に見てくれる人がいるかどうかということに左右されます。
 最近思ったのは、作文を書く前の準備の段階でも、人に見てもらうことができるということでした。


nane 20170914 1 
 子供たちの読書紹介や構想図の発表会などを見ていて思うのは、どの子も優しいなあということです。
 必ずと言っていいほど、ほかの子の発表のいいところを評価するような発言をしているのです。
 みんな、素直に育っているのだと思います。


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作文は準備のときに考える――将来の目標は10分1000字作文(構想図の例付き) as/3036.html
森川林 2017/09/13 05:53 


 今、思考発表クラブでは、読んでいる本の紹介と、課題作文の構想図を書く練習をしています。

 練習といっても、みんなで和やかに書いたものを発表し、その発表について感想を言い合うような集まりです。
 ですから、勉強というよりも楽しい雑談会のような雰囲気です。

 この構想図を書く練習というのは、言葉の森の作文の課題に合わせて自分なりに体験したことや思ったことを書き、それを身近なお父さんやお母さんに取材をしてふくらませるという練習です。

 その構想図の、小学校4・5・6年生のサンプルを末尾に載せました。

 構想図のスタイルは特に決まっていませんが、散らし書き風に思いついたままに四方八方に矢印を使って書いていくというのがひとつのパターンです。

 なぜこういう書き方をするかというと、人間の考えというものは、文章のように1本の線のようにつながるものではなく、平面的に広がるものだからです。

 構造図を1枚仕上げるのにかかる時間は、ほかの人への取材の時間を除くと、大体10分程度ではないかと思います。

 この10分で作文の全体を考えられるのですから、かなり能率のよい勉強です。

 普通、作文を実際に書くとなると1000字の作文を書く場合1時間ぐらいかかります。

 ところがこの構造図を仕上げれば、作文を書くのと同じような考える過程がわずかな時間でできるので勉強としては密度の濃いものになります。

 この構想図を作文に仕上げる段階ですが、今は構造図をもとに手で書いたりパソコンで打ったりするので、やはりある程度の時間はかかります。

 しかし、現在音声入力が実用的なレベルにまで達しているので、この構想図をもとに音声で作文を書くとすると、10分で1000字程度の作文は十分に可能です。

 将来の作文の勉強は、構想図+取材+音声入力という形になっていくと思います。

 つまり、作文の勉強の中の、考える過程と、取材する過程と、書く過程を独立させて密度の濃い勉強にしていくのです。

 そして、その作文をプレゼンテーションとして発表し合うというような形の新しい作文の勉強が将来生まれるようになります。

 作文の勉強は、自分の考えを深め、正確にし、発表することでその考えに磨きをかけるというところにあります。
 その結果として、受験作文にも対応できる力がつくということです。

 高校生以上の生徒が書く作文は、それ自体独自の価値のあるものがかなりあります。

 この自分のオリジナルが考えを表現し発表する作文というものが、これからの創造教育の一つの重要な柱になってきます。

 高校生大学生になって独創的な考えを深めそれを文章に書く、その準備として、小中学生の作文の練習があると考えておくとよいのです。


 なお、思考発表クラブは、現在、次の日程で行っています。
月18:00~18:45 小学4・5・6年生対象
火18:00~18:45 小学1・2・3年生対象
火19:00~19:45 小学4・5・6年生対象
水18:00~18:45 小学1・2・3年生対象
水19:00~19:45 小学4・5・6年生対象
木18:00~18:45 小学1・2・3年生対象
(月4回の授業で、受講料は月額2,160円です。)








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森川林 20170913 1 
 子供たちの書く構想図は、一見落書きのように見えますが、よく見ると実はかなり密度の濃い実例や感想が書かれています。
 作文を書く前の全体の構想を考える過程が、この1枚の図の中に書かれています。
 だから、60分かけて書く作文と同じ思考力を、この10分程度の構想図で使っているのです。


nane 20170913 1 
 言葉の森は、まだパソコンを使っている人が、大人でもほとんどいない時代にタッチタイピングで小学生の子供たちに作文を書かせていました。
 しかし、パソコンが普及して誰もが使うようになったころに、作文は手書きに戻しました。
 それは、構想図を書くという考える過程が、パソコンのデジタル的・線形的な仕組みと相性がよくなかったからです。
 今考えているのは、考える過程は手書きの構想図で、書く過程はAI化された音声入力でという方向です。
 いずれもかなり能率のよい、密度の濃い勉強になると思います。
 そして、その作文をプレゼン作文発表会で、お互いに発表し合うのです。
 更に、子供たちが書き溜めた作文を、セルフパブリッシングでkindle本にして記念に残るようにしておきたいと思っています。
 これらは、決して空想的な話ではなく、明日からでもすぐにできるものですが、しばらくは仕事がたてこんでいるので、やはり少し先の話になります。
 今後、森林プロジェクトの人たちと協力して、こういう新しい勉強を広げていきたいと思っています。


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