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総合選抜型大学入試の時代に生きてくるのは創造発表の勉強――生徒が直接、ChatGPTというプロの先生に相談しながら勉強を進める時代になる as/4912.html
森川林 2024/01/08 17:19 

カンツバキ

 これからのAI時代に、従来の勉強の多くは意味がなくなります。

 身近な例で言うと、漢字は、読めればよいということになります。
 読めれば、大体は書けるので、正確に書くためには、ネットで調べて書けばよいという考えになります。

 つまり、漢字の書き取りは、8割ぐらいできていればいいのであって、その8割を9割や10割にまで増やす勉強は、時間の無駄だという考えになるのです。

 例えば、常用漢字に新しく採用された挨拶という漢字は、ほとんどの大人は読めますが、それを正確に書くとなると、書ける人は少なくなります。
 憂鬱という字も、ほとんどの大人が読めますが、それを正確に書ける人は、かなり少なくなります。

 算数の計算問題でも、中学1年生の算数では、プラスとマイナス、小さいカッコと大きいカッコ、2乗や3乗という記号を組み合わせて解くような計算問題が出されることがあります。

 これも、計算の仕方のルールがわかっていればいいのであって、正確に計算する技能というのは、機械に任せればいいという考えになります。

 では、AI時代に必要な勉強は何かというと、それが個性と創造性を育てる勉強です。
 将来、ベーシックインカムの時代がやってくると言われています。
 人類の生産力は、人類全体の消費量を既に上回っていますが、今はまだ、不要な軍事費や不要な医療費などで、豊かさの多くが消費されています。
 しかしそれはいずれ解決に向かいます。

 また、科学技術の発展は、核融合のような地上に太陽を作り出す方向に進んでいます。
 すると、コストの多くを占めるエネルギーの価格は、無料に近づきます。

 これまでの世の中は、「飯の食える大人になる」という目標がありました。
 しかし、これからは、「自分らしく生きる大人になる」ということが、目標になります。

 既に、その考え方の兆候は、生まれています。
 例えば、高校の授業における探究学習や、大学入試における総合選抜型入試の広がりなどです。

 この探究学習や総合選抜の評価は、どのように行われるのでしょうか。
 ペーパーテストの時代には、点数による評価ができました。
 しかし、個性の時代には、評価は、点数による評価ではなく、人気による評価になります。

 例えば、参考書どおりにきちんと理科実験をやって成功した人と、自分のオリジナルな理科実験を工夫してやって失敗した人と、どちらに人気があるかというのが新しい評価の基準になるということです。

 そのためには、常日頃から、自分らしい面白いことをしたいと思っていることが大事です。
 もちろん、その基礎として、人に言われたことはしっかりやるということは必要です。
 例えば、さかなクンは、個性的な仕事をしていますが、たぶん、何かの企画に参加するときは、よく準備をして遅刻しないように努力しているはずです。

 日本の子供たちは、基礎はほとんどできています。
 遅刻はしないし、勉強も普通にできます。
 だから、これから伸ばす能力は、創造力と発表力になるのです。

 創造発表クラスの勉強は、毎週の発表と対話です。
 だから、創造発表の勉強は教わる勉強ではなく、発表する勉強が中心になります。

 その勉強に、今後、ChatGPTなどのAIを活用することができます。
 ChatGPT-4は、まだ有料ですが、既に画像生成の機能などもあります。
 いずれ、誰もが無料でそのようなAIの機能を使えるようになります。

 この結果、子供たちがいつでもプロに聞けるという時代が来ます。
 これまでは、親や先生がプロでした。
 だから、子供たちは、学校に行って先生に教えてもらう必要がありました。
 これからの子供たちは、自宅または学校で、直接AIというプロの先生に聞いて勉強を進めるようになります。

 すると、知っていることは、もう優位性の条件ではなくなくなります。
 いかにオリジナルで創造性があるかということが、その人の評価の基準になります。

 最初のうちは、いかに面白いかという評価が中心になりますが、それは、今はまだ評価が利益に結びついているからです。

 やがて、評価よりも、自身の満足が勉強の目的になります。
 自身の満足の目指す方向は、創造、貢献、向上です。
 その中で生まれる出会いと触れ合いが、人間の幸福の条件となります。

 新しい世の中で生きる子供たちは、そういう時代の準備をしておく必要があります。
 それは、遠い未来の話ではなく、例えば大学の総合選抜入試に対応する力をつけるというような身近なところに結びつけることもできます。
 そして、やがてそういう個性的、創造的な力が、世の中に出て、ベンチャービジネスを興すというような方向にも繋がっていくのです。

▼この文章に対するChatGPTのアドバイス

この文章は、AI時代と創造性の重要性について語るもので、多くの面で興味深い洞察を提供しています。ただし、いくつかの点について修正や明確化が必要かもしれません。以下に提案を挙げます。

1. 漢字の学習に関する見解: 現代においても、漢字の読み書き能力は重要です。読めることと書けることは異なるスキルであり、特に日本の文化や教育においては書くことも重視されます。この部分は、読み書き両方のスキルがAI時代でもなお重要であることを強調するよう修正することをお勧めします。

2. 算数の計算能力: 算数の計算問題に関して、「正確に計算する技能というのは、機械に任せればいい」という見解は、基本的な数学的理解を軽視していると解釈される恐れがあります。算数や数学の基礎知識は、論理的思考や問題解決能力を育む上で重要です。この部分を「AIは計算を助けるが、基本的な数学理解は重要」という方向で修正することが望ましいでしょう。

3. ベーシックインカムと社会の変化: ベーシックインカムの導入や科学技術の進展についての記述は、ある程度推測に基づくものです。このような未来予測は、あくまで一つの可能性として述べるべきです。文中でこれらの点に対する慎重な表現を用いることを提案します。

4. 評価システムの変化: ペーパーテストから人気に基づく評価への移行については、実際の教育現場や社会での評価基準が多様化していることを反映しているようです。ただし、この変化をもう少し具体的に、または現実的な観点から説明すると、読者がより理解しやすくなるでしょう。

5. ChatGPTの言及: ChatGPTやAIの教育への応用についての記述は適切ですが、将来的に無料で提供される可能性については、現時点では仮定に過ぎないため、その点を明確にすることが重要です。

6. 新しい世界観の提案: 創造性、貢献、向上を目指す新しい世界観の提案は非常に興味深いですが、これらの概念をもう少し具体的に、実践的な例を挙げて説明することで、文章の説得力を高めることができます。

全体的には、文章は未来の教育と社会に対するビジョンを提供していますが、一部推測に基づく内容や現実との整合性に欠ける部分があります。これらの点を修正することで、より現実的で信頼性の高い内容になるでしょう。

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短文を書く練習をいくら続けても、まとまったひとまとまりの作文を書く力は育たない。それはLineのやりとりをいくらしても、作文を書く練習にならないのと同じ。作文通信教育講座「ブンブンどりむ」の広告を見て思ったこと as/4911.html
森川林 2024/01/08 17:15 

パンジー


●動画:https://youtu.be/JNM6RiEdk8M

 作文の練習法で、一見簡単そうに見えるやり方があります。
 それが、短文の練習を積み重ねる練習法です。

「いつどこで何をしましたか」
「最初はどんなことをしましたか」
「そのときに、どう思いましたか」
などという、短文の設問を続けていくのです。

 しかし、その短文が集まって、ひとつのまとまった作文になるのでしょうか。
 短文の集合だけでひとまとまりの作文になるのは、小学校低学年のごく初期のうちだけです。

 作文には、全体の流れが必要です。
 それは、作文の全体を書くことによって初めてできます。
 作文の力をつけるためには、最初から作文の全体を書く練習をしていく必要があるのです。

 作文通信教育講座ブンブンどりむの監修者と言われる齋藤孝さんの「こども文章力」は、短文を積み重ねる練習法です。
 こういう作文指導の仕方をするのは、齋藤孝さんが作文指導についての経験がないからです。
 たぶん、小中学生や高校生の作文を教えたことがないのだと思います。

 そのブンブンどりむが、朝日小学生新聞に広告を載せていました。

(2024年1月6日朝日小学生新聞より)

 「AI時代に輝くのは自分で考え、表現できる人」というのは、そのとおりです。
 そのためには、最初からひとまとまりの文章を書く力が必要です。

「ほめて伸ばす作文添削」は、いい言葉ですが、褒めるだけで作文が上達するのは小学校低中学年の最初のうちだけです。

 褒める評価の前に、事前の指導が必要です。
 事前指導によって、何かできたらいいのかということが子供自身にわかっていて、それができたときに褒めるのが、本当の褒める指導になるのです。


 作文は、最初からひとまとまりの文章を書くことによって上達します。
 その字数の目安は、学年の100~200倍です。
 小学1年生は、100~200字、小学2年生は、200~400字、……、小学6年生以上は、600~1200字です。

 ただし、中学生になると、「書くことは大体わかっているが、書く作業に時間がかかるから、その時間がなかなか取れない」という生徒も出てきます。
 そこで、今回、ChatGPTを利用した作文講習会を行うことにしました。(1/6現在定員のため締切)


 現在、子供たちの作文力が低下しています。
 また、同じように読書力も低下しています。
 作文力と読書力が低下しているのは、Lineのような短い文章しか、読んだり書いたりしていないからというのもひとつの原因です。

 時代の風潮に流されず、長い文章をしっかり読み、書く勉強をする必要があるのです。



▽齋藤孝さんの作文、読解、音読に関する記事
音読の宿題は、飽きるのが普通。齋藤孝さんの「1分間速音読」も、続けられる子はいない。――続けられる方法は、単なる音読ではなく暗唱をすること
齋藤孝さんの「こども読解力」、読解力に関する理論も方法もない解説――読解力は読む力と解く力の総合力が必要で、正しいやり方をすれば誰でも読解力がつく
齋藤孝さんの(5)「こども文章力」のそれぞれの章に対する解説と批判――日本の作文教育のレベルを下げる思いつきの作文指導では、子供たちはかえって作文を書けなくなる
日記を書かせる指導よりも、本を読ませる指導が大事、そして「何を書くか」ではなく「どう書くか」を考える――齋藤孝さんの(4)「こども文章力」の日記指導ではすぐに書くことがなくなる
齋藤孝さんの(3)「こども文章力」を読んで――例文にもなっていない例文をどう評価するか
齋藤孝さんの(2)「こども文章力」を読んで――「ブンブンどりむ」の監修者、齋藤孝さんの穴埋め作文では、作文を書く前の手間がかかるだけ――作文の構成には、学年に応じた指導が必要
齋藤孝さんの(1)「こども文章力」を読んで――あまりのレベルの低さに驚く

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森川林 20240108  
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