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原発を含め今後の災害に対する心構えと、明るい未来の展望
森川林 2011/04/11 11:40 


 東日本大震災とそれに続く今回の原発事故については、既に豊富な情報が出ているので、言葉の森のホームページではしばらく書いていませんでした。

 しかし、今、原発の今後について大きな不安を感じている人も多いようです。そこで、今後の心構えについて書いておきたいと思います。



 福島原発は、これまで綱渡り状態で、更に大きな事故に発展する可能性がありましたが、私の予感では今後は安定して最終的には収束していくと思います。

 しかし、原発については、まず原子力の利権で動いていた組織をすべて解散し、日本から原発を廃棄することです。日本が原発を廃棄すれば、それが世界の潮流になります。日本は、世界をリードするそういう役割があったのだと思います。



 さて、未来に横たわる危機は大きく四つあると思います。



 第一は、原発の事故も含む自然災害です。地球の変動に伴って、今後も大地震、火山の噴火、原子力事故などが起きるかもしれません。その場合は、ただその災害が起こった場所から静かに避難することです。簡単なことです。避難するのに何を持っていこうかなどと考える必要はありません。生命されあれば何とでもなるものです。



 第二は、経済の破綻です。このあと、ドルの崩壊、日本の財政破綻、ハイパーインフレ、食料危機などが起きたとしても、日本全体では全員に十分行き渡るだけの富があります。これは、世界全体でも同じで、今飢餓に苦しんでいる人がいるのは、地球に食料が不足しているからではなく、それを行き渡らせる政治が不足しているからです。経済の破綻が起きたら、まず助け合うことです。ひとりひとりが助け合う気持ちを持てば、経済の破綻は克服することができます。
 その助け合いが自然にできるたぶん唯一の国が日本だということが今回の震災でわかったのだと思います。



 第三は、戦争やテロの勃発です。経済情勢が厳しくなると、他国への侵略によって自国の不足を解決しようとする国が出てきます。しかも、戦争は大義名分を用意してから行われるので、国と国との争いは、すぐに国民どうしの大規模な争いに発展します。このような戦争を起こさないためには、戦争への動きがあったときにまずそれを止める行動をすることです。その止める行動には、戦うことも含みます。

 特に、日本の一部が侵略されるようなことがあれば、それを黙認したり、ほかの国に助けを求めたりするのではなく、日本自身でしっかりと戦う決意を示すことです。他国を侵略しようとする国は、国内の矛盾を抱えていますから、日本が毅然として侵略を許さないという行動をとれば、かえって自国の内部の矛盾の方が大きくなります。大事なことは、日本が正義の原則を譲らないということです。



 第四は、感染症の拡大です。今後、世界の各地で新しいウイルスが発生し急速に広がるような事態もあると思います。この場合は、生物が持つ自然治癒力に信頼を置いて、明るく元気に耐えることです。人類の歴史には、これまで何百回も何千回もそのようなパンデミックがあったはずですが、人類は絶滅もせずに生き抜いてきました。医学の力を過小評価するものではありませんが、ワクチンには効果もあればそれ以上の副作用もあります。ワクチンを求めて右往左往するのではなく、まず自分の力で感染症を治すという決心をすることです。



 以上のように考えると、これからさまざまな困難があるとしても、基本的には何も心配ないことがわかります。

 そして、この動乱の何年間が過ぎたあとに、人類は今よりももっと豊かで明るい社会を作るために協力して動きはじめるでしょう。

 言葉の森は、そういう未来の社会を念頭において、新しい産業社会における、より充実した作文教育を創造していきたいと思っています。
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