google+コミュニティが3月末で終了しますので、画像アップロードの仕方を変更します。
より詳しく「寺子屋オンライン通信3月号」でお知らせしますが、先にホームページに載せます。
googleフォトなどのクラウド・ストレージサービスを利用した方法は、将来は、電話通信の作文アップロードでも使うようにする予定です。
なぜクラウドサービスを使うかというと、将来、10年も20年も経ってから、成長した子が、「そう言えば、子供のころに書いたあの作文と画像はどこだったっけ」と探したくなるときが来ると思います。(かなり先の話ですが)
そのときに、言葉の森のサイトの中を探すのはわかりにくいので、自分のgoogleフォトに画像や動画を入れておき、そのリンクだけを言葉の森のサイトに貼るという形にする方がいいと思ったのです。
※なお、現在、mori7.comの更新がプロバイダによっては認識されていないため、画像が表示されないことがあります。その場合は、明日又は明後日に再度ごらんください。
■1.google+コミュニティのデータのダウンロード
google+にこれまでアップロードしていた自分のデータをダウンロードすることができます。
手順はこちらです。
https://support.google.com/plus/answer/1045788?hl=ja
■2.googleフォトなどの利用と共有リンクの方法
3月中に、鳥の村の新しい「発表室」へのアップロードに移行できるようにしてください。
新しい「発表室」は、jpg画像しか送れないことと、重いファイルは送信に時間がかかる可能性があるため、できるだけご自分のgoogleフォトなどにアップロードし、その共有リンクを貼り付けるようにしてください。
また、作文の丘にアップロードする画像も、今後はgoogleフォトの共有リンクを利用すると動画なども送れるのでいいと思います。
googleフォトへのアップロードと、作文の丘、鳥の村の発表室へのリンクの手順は、こちらです。
▽googleのメニューを開きます。
▽googleフォトを選択します。
▽続行
▽アップロードという文字をクリックします。
▽自分のパソコンからアップロードするファイルを選択します。
▽複数のファイルを同時にアップロードできます。
▽高画質で無制限に保存できます。
▽アップロードが完了したら「共有アルバム」を選択します。
▽新規共有アルバム。
▽そのアルバムにタイトルをつけます。
▽タイトルは中身がわかるものを自由に。
▽共有したいファイルにチェックを入れて選択します。
▽ファイルを選択したあと共有のアイコンをクリックします。
▽「リンクの取得」をクリックします。
▽リンクのURLをコピーします。
▽言葉の森のホームページです。
作文は「作文の丘」から送れます。
発表学習の発表作品は「鳥の村」の「発表室」から送れます。
▽「鳥の村」に入るときは、コードとパスワードが必要です。
▽発表学習クラスの発表作品は、「発表室」にgoogleフォトのリンクを入れてください。
「資料室」には、授業の動画や関連リンクがあります。
▽資料室には学年別の授業の資料がの載っています。
関連リンクから「作文の丘」に行くこともできます。
▽作文を送るときは「作文の丘」で、コード、パスワード、月、週、題名を入れて送信してください。
▽次の画面で、本文のところに、googleフォトの共有リンクでコピーしたURLを貼り付けます。
この本文の欄に、パソコンで入力したものを入れることもできますが、ここに直接書くのではなく別のところで書いたものを貼り付けるようにしてください。
▽googleフォトの共有リンクのURLを貼り付けたところです。 送信ボタンを押して次のページに行きます。
▽この画面で、『ファイルの選択」ボタンから、直接画像を入れることもできますが、今後はできるだけgoogleフォトのリンクURLを本文に貼り付けて送るようにしてください。
この画面では何もせずに、そのまま送信ボタンを押します。
▽送信が終わると、「山のたより」のリンクが出てきますので、「山のたより」に行って、自分の送ったものが入っているかどうか確かめることができます。
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googleコミュニティには、子供たちの力作がかなり入っているので、3月中にそれぞれダウンロードしておいてくださるといいと思います。
googleフォトのストレージサービスは、いくら何でもなくならないと思うので、今後は自分のgoogleフォトにアップロードしていただく形にします。
やり方の変更が続いて大変だと思いますがよろしくお願いします。
ところで、引き続き、mori7.netの接続ができない状態が続いています。
プロバイダによって違うので、自分の家はつながらないが、隣の家はつながっているというようなこともあります。
あと1、2日待っていただくしかないようです。m(_ _)m
これまで、作文の丘では、大きいファイルは入らないときがあるという問題がありましたが、今後、googleフォトなどのストレージサービスを利用すると、そういう問題はなくなります。
また、作文のアップロードと一緒に、絵や写真や動画なども一緒に入れられるので、今後の発表会のプレゼンテーションにも利用できるようになります。
URLリンクだと作文用紙に直接書く赤ペン添削はなくなりますが、言葉の森のこれまでの指導の中心は赤ペン添削ではなく、表現項目の事前指導と口頭によるアドバイスでしたから、ここに、友達との発表交流のようなリアルな指導法を付け加えて、更に充実した指導をしていけると思っています。
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昨日(2月24日)、ドメインの更新が遅れたために、「この接続ではプライバシーが保護されません」のメッセージが出てしまいました。
その後、更新が完了したので、正しい表示に戻りましたが、今朝(2月25日)、再び同じ状態でmori7.comに入れなくなっています。
今、問い合わせ中ですので、しばらくお待ちください。
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まだ、検索の坂が表示されず、メールでくる代講や体験のお知らせもあけられません。本日は生徒さんが多く心配です。何か対処法があれば教えてください。
1周間前の生徒データがあるので、電話とか指導時間とかは調べられます。
プロバイダによって違うので、スマホをwi-fiでなくつないでみるとか、よその家でやってみるとかすれば、つながっている場合があります。
でも、一応、順番に電話をして、事情を話して簡単に説明してくれればいいです。
検索の坂が開けませんが、以前送っていただいた講評を入れるフォームに電話番号があるので、そちらを使い電話指導を行います。
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私(森川林)は、自分の子供にはよくこう言っていました。
「わからないところがあったら、空欄にしておくんだよ。どこがわからなかったか知ることが大事なんだから」
一方、近くの塾の先生は、こう言っていたそうです。
「わからないところがあったら、何でもいいから書いておくんだ。どれかが当たるはずだから」
正反対でした(笑)。
今度、言葉の森で行う読解検定試験は、わからないところがあったら空欄にしておく試験です。
それは、いい点数を取ることが目的ではなく実力をつけることが目的だからです。
以前、ちょっと書いたエピソードを再掲します。
====
言葉の森で小学生のときから作文の勉強をしていた中学生の生徒がいました。
よくできる生徒でしたが、あるとき、その生徒のお母さんから電話がありました。「国語の成績がなかなか上がらない」というのです。
作文は毎週よく両親にも取材して、充実した内容のものを書いていましたから、勉強はしっかりやっているはずです。
それではということで、実際の国語の試験問題と解答を持ってきてもらうようにしました。
そのお母さんと生徒の前で、問題文を読み、その問題をどう解くかということを1時間ぐらい問題ごとに説明しました。
それまでも、一般論としてそういう解き方を話しているはずなのですが、実際にそのとおりにやっている子は少ないのです。
解き方を説明すると、お母さんもその生徒も驚いていました。
その後、その子の国語の成績はどんどん上がり、入試は神奈川県のトップ校と言われるところに合格しました。
その生徒が、入試のあとしばらくして、何かの話をしているとき、「国語だけは得意なんです」と言うのを聞いて思わず笑ってしまいました。
このように、国語は解き方さえわかれば、成績は必ず上がる教科です。
しかも、解き方を考えながら問題文を読むと深く読む力がつくので、成績だけでなく読む力もついてくるのです。
もうひとつの例です。
やはり小学生のころから作文の勉強を始めて、中学生になり、言葉の森の読解問題を毎月8問きっちり解く子がいました。
その子は、答えに納得がいかないと、よく電話をかけて質問をしてきました。
それぐらいですから、国語の成績はとてもよく、めでたく志望校に合格したのです。
高校生になり忙しくなったために、高1でいったん言葉の森を辞めていましたが、高3のとき、突然電話をしてきました。
聞くと、国語の成績が上がらないと言うのです。
仕方ないので、その子が実際に解いた問題を送ってもらいました。
その解き方を見てみると、見事にこれまでにやった理詰めに解く方法を忘れていました。
そのことを言うと、もうそれだけですぐに思い出したようです。
それからしばらくして、無事に東大に受かったという連絡が入りました。
理数系で、もともと数学の得意な生徒だったので、高校時代、国語の勉強に力を入れずに解き方を忘れていたのだと思います。 ====
このように、厳密に解こうと思えば実力がつきます。
厳密に解かないと、当たり外れの世界になってしまいます。
厳密に解くとは、わからないところは、適当に選ぶのではなく空欄にしておくことです。
空欄にするのが嫌だったら、必ず自分なりの理屈を考えて選ぶようにするのです。
そうすれば、試験が返却されたときに、自分の考え方が合っていたかどうかがわかるからです。
答えが合っていることが大事なのではなく、考え方が合っていることが大事です。
だから、点数が悪かったら喜ぶことです。その分だけ自分が進歩するからです。
では、点数がよかったら、その試験をした意味がないかというとそうではありません。
厳密に解こうと思って試験問題を読むと、その内容がしっかりと頭に入ります。
国語の試験には、似たようなジャンルの問題がよく出ます。
一度読んだことのあるジャンルは、全体の見通しをつけて読めるので、読み取るのが早くなるのです。
読解検定試験を受けていると、国語の実力がつきます。
この試験を生かすためには、(1)必ず満点を取ろうと思うことと、(2)わからないところは空欄にしておくか又は自分なりの理由を明確にして選択することです。
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試験というと、8割取れたからいいとか、9割取れたからいいとか思いがちですが、読解検定試験は10割取れないとダメなのです。
それは、理詰めの試験だからです。
差をつけるための試験ではなく、全員が満点を取れるようになるための試験です。
だから、実力がつくのです。
今の国語の入試問題の中には、膨大な量の文章を制限時間内に読ませて解かせるというものがあります。
それで、点数の差をつけるのです。(受験生かわいそう)
だから、速読などが流行るのでしょうが、それは、国語力とはあまり関係がありません。
本当の国語力は、第一に難しい文章を読む力、第二に緻密に読む力、第三のおまけとして速く読む力があるのです。
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