今日のfacebookの記事から。
====
先日、小学生の子のお母さんから電話の相談がありました。
「塾の国語のテストの点数がすごく悪くて……」というのです。
点数が悪くて相談をされる方に共通しているのは、ほとんどの場合そのテストの中身を見ていないことです。
大事なのは、点数ではなく、その中身です。
点数が悪くても笑って済ませられる場合もあるし、点数がよくても危機感を持たなければならない場合もあります。
実は、学力とテストの成績は、最近ますます一致しなくなりました。
先日もセンター試験対策のことを書きましたが、最初に60点の平均点ぐらいしか取れない生徒が、数時間の説明で次の週からは満点近い成績を取るようになります。
【参考記事】「受験的国語力で解くセンター試験国語」
https://www.mori7.com/an/6.html
だから、国語の本当の学力を知るのに、いちばんあてになるのは、その子の読書と対話と作文です。
本を読んでいて、普通に対話ができて、文章がしっかり書ければ、テストの成績はあとからどうにでもなります。
同じことは、英語にも数学にも言えます。
大事なことは、成績をよくすることよりも、学力の土台を作っておくことです。
成績は、受験の前になってからよくすることを考えればいいのです。
普段の勉強は実力をつけるための勉強、受験の前の勉強は勝負に勝つための勉強という区別をしておけば、余裕のある能率のよい生活が送れると思います。
====
それでは、国語の実力をつけるためには、どうすればいいかというと、
1、朝ご飯前の毎日の長文音読(できれば暗唱も)
2、毎日の夕方の読書10ページ以上(できれば50ページ以上)
3、課題の長文をもとにした親子の対話(できれば家族全員で)
4、毎週の作文
そして、更に余力があれば、
5、問題集読書
です。
受験作文指導の記事をアップしました。
https://www.mori7.com/an/14.html
====
■■読解力記述力もつく受験作文指導
感想文で読解力をつけ、
要約で記述力をつける独自の通信教育。
■受験作文小論文指導の豊富な実績
言葉の森は、大学入試で小論文試験が取り入れられる何年も前から、作文小論文の指導を始めていました。
高校入試や公立中高一貫校入試で作文試験が課されるようになったときも、独自に問題集を作って対応したのが言葉の森です。
このような長年の実績で、どのような問題が出ても、的確な指導ができるようになりました。
■ただ書かせて添削するだけでない事前指導
作文指導というと、多くの場合、生徒に文章を書かせて、それを先生が添削する形の教え方になっています。
しかし、事後的な添削だけでは、欠点を直すことはできても長所を伸ばすことができません。
これに対して言葉の森の指導は、事前にどういう方向で書いていくかをアドバイスすることが中心です。
このため、文書を書く目標ができるので、誰でも自分の実力を伸ばすことができるのです。
■作文の勉強を通して国語力、読解力をつける
言葉の森の作文指導は、小学校高学年から、難度の高い説明文を読んでの感想文指導が中心になります。
入試問題に出てくるような文章を読んで、その内容を理解し、自分なりの実例を通して感想を書く練習なので、作文力とともに読解力がつきます。
低学年から国語と作文が得意になっていると、どの教科の勉強もスムーズに進むようになります。
■ひとまとまりの文章を書く力があれば、記述問題にも対応できる
言葉の森の作文指導の特徴は、文章の構成を重視し、段落ごとの関係がはっきりした文章を書く練習をしていることです。
このため、ひとまとまりの作文を書く中で、個々の段落を簡潔にまとめる力がつきます。
また、感想文の指導では、長文を要約する練習をするので、読解力と記述力が自然に身につきます。
文章を読む学習と作文を書く学習を組み合わせて指導するのが言葉の森の特徴です。
■担任制の電話指導の通信教育だから、誰でも書けるようになる
通信教育で作文の指導を行う場合、課題が易しい低中学年のうちはどのような教材を使ってもそれなりに楽しく書かせることができます。
しかし、高学年になって受験に対応した難しい作文課題になったとき、通信教育の教材だけでは書けなくなる子がかなり多いのです。
それは、低中学年で楽しく書くことと、高学年で受験対応の力をつけることとが結びついていない勉強をしているためです。
言葉の森では、毎週の担任の講師からの電話指導で、その生徒の実力に応じた説明をしています。
そのため、低中学年から感想文を含めた難しい課題に取り組むことができるのです。
====