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勉強の中身と勉強の形 as/2223.html
森川林 2014/09/21 09:58 



 物事で大事なものは中身です。しかし、中身というものは直接は見えにくいので、形を伴って把握されます。
 勉強で大事なものも勉強の中身です。中身を自分のものにすることが勉強の目的ですが、それが問題を解くとか覚えるとかテストをするとかいう形を伴って少しずつ自分のものになっていきます。

 ところが、形は目につきやすいので、いつの間にか形が目的になってしまうことがあります。だから、時どきその形が中身に合っているかどうかを考える必要があります。
 その例の一つはテストです。テストを通して自分の理解度を確かめることが目的なのに、テストでよい点を取ること自体が目的になり、わからないときでも一応答えを書いておこうというようなことあります。
 テストは、悪い点を取ったときに意味があるのであって、よい点を取ったときは、そのテストはしなくてもよかったテストなのです。
 もう一つの例は問題集読書です。問題集の問題文を読んで自分なりにその文章を味わうことが目的ですが、文章を引用したり感想を書いたりするという形に残るものが目的になってしまうことがあるのです。

 一方、形のはっきりしていない中身だけのものは、後回しになりやすい傾向があります。
 その例の一つは、読書や音読です。読書や音読をしたあとに形になるものが残らないので、つい後回しになってしまうことが多いのです。

 だから、勉強のコツは、形の残らないものに形を与えて把握しやすくすることです。その一つの方法として、自習の記録というものがあります。
 しかし、ただやったことに○をつけるという単調なものでは長続きしません。形が面白くないからです。
 また、できたら褒美をあげるとか賞品を出すとかいうのも限界があります。物として渡されるものは、次第にエスカレートする傾向があるからです。

 また、形化がうまく行ったとしても、その形と中身がずれていないか時どき見直しをする必要があります。
 その見直しに必要なのが、人間どうしの対話です。第三者の目で見ることによって早めに軌道修正がしやすくなります。
 だから、子供の勉強の場合は、できるだけ親が近くにいて、聞いたり見たりできるようにしておくといいのです。勉強はリビングでした方がいいというのは、そういう意味もあります。
 もちろん、近くにいて子供のやり方をいちいち注意していると、親も子もくたびれて長続きしません。注意をせずに、ただ近くにいるということが大事なのです。

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父母講座 as/2222.html
森川林 2014/09/20 13:07 


https://www.youtube.com/watch?v=nzg1I4wDL54

 9月20日(土)午前10時半より、父母講座・懇談会を行いました。
 小学校低中学年の生徒のお父さんお母さんが多かったので、主に小学校低中学年向けの話をしました。
 内容は、
1、これからの社会
2、勉強の仕方(国算英理社)
3、寺子屋オンエアの紹介
4、質疑応答
でした。

 講座は、質疑応答も含めて約1時間です。
 次回は、屋上でバーベキューなどをしながらの懇談会にしたいと思っています。

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1冊主義――1冊を軸にしてすべてに対応する as/2221.html
森川林 2014/09/19 20:19 


 問題集でも、参考書でも、これぞと決めた1冊を徹底して自分のものにするという勉強法が最も能率のよい勉強法です。

 ところが、多くの人は、これとは反対の勉強の仕方をしています。それは、例えば、学校で宿題があったり、テストがあったりすると、その宿題やテストに合わせた勉強をしてしまうのです。

 テストで間違えた問題やわからなかった問題があると、その問題を解けるようにしようとしてしまいます。
 できなかった問題ができるようにするのはいいのですが、自分のペースで行う勉強は後回しにして、その宿題やテストに取り組もうとするから、なかなか実力がつかないのです。

 では、どうしたらいいかというと、宿題やテストで出た問題を、自分が普段やっている問題集や参考書の中に位置づけるのです。
 つまり、同じ問題や似た問題がある箇所を、自分が普段勉強している問題集や参考書の中から見つけます。そして、宿題やテストができるようにするよりも、その自分のやっている問題集の中でできるようにしておくのです。
 このようにすると、ほとんどの問題は、結局自分の持っている問題集や参考書と関連づけられることがわかってきます。そして、その1冊の問題集や参考書を徹底して自分のものにする勉強法が正しい勉強法だと確信がわくのです。

 では、自分の持っている問題集や参考書に似た問題や該当する説明がない場合はどうしたらよいのでしょうか。
 それは、できなくてもよかった問題だとみなすのです。

 学校や塾の先生の中には、生徒にちょっと難しい問題を出して、生徒ができなかったり苦労したりするのを、生徒に考えさせる勉強だと思っている人がいます。
 特に、算数数学の問題は、そういうパズル的な難問を出しやすいので、そのために算数数学が苦手になる子が多いのです。
 本当は、生徒全員を同じようにできるようにさせるのが勉強なのですが、そして、それは十分に可能なことなのですが、そういう勉強は教える側としてはあまり面白くないのです。

 だから、生徒の側は、そういう難しい問題に合わせて勉強するのではなく、まず自分が決めた1冊の問題集又は参考書を徹底して身につけることを優先していく必要があります。
 そして、1冊が完璧に自分のものになれば、そういう難しい問題についても自然に対応できる力がついてくるのです。

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