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記事 4662番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2026/4/2
学校の成績とは関係のない新しい勉強をする創造発表クラス as/4662.html
森川林 2023/03/01 07:47 


 創造発表クラスの勉強は、学校の成績とはほぼ関係がありません。

 言葉の森が作文教室を始めた40年前は、作文の勉強にも、同じような面がありましたが、今は作文試験を課す中学、高校、大学が増えてきたので、作文クラスの勉強は、受験と結びつくようになりました。

 創造発表の勉強には、まだそういう面はありません。
 しかし、小さな例ですが、東大の推薦入試をはじめとする総合選抜型の入試では、個性や思考力や創造力が評価されるので、将来はこういう創造発表型の勉強が、ほかでも広がる可能性があると思います。

 これからの世の中で大事になるのは、自分だけの世界を持つことです。
 これまでの社会では、みんなと同じ道を進むのが正解でした。
 高度経済成長時代のような社会が上げ潮に向かっているときは、メジャーなものの方が潰しがきくという面があったからです。

 これまでは、運動の得意な人は、野球やサッカーやバスケットボールのようなみんなに人気のあるスポーツを目指しました。
 しかし、これからは、多くの人が参加するメジャーなスポーツよりも、参加者の少ないマイナーなスポーツの方が、活躍できる余地が広がります。
 ただし、それを自分が好きな場合です。

 スポーツでも勉強でも趣味の世界でも、みんなと一緒に楽しくやるのはいいのですが、そこに留まるのではなく、自分だけの世界を持つことが大切です。

 自分だけの世界を開拓して、その分野で第一人者になるような生き方がこれからは求められてきます。
 創造発表クラスの勉強は、そういう方向の勉強です。

 創造発表型の勉強は、少人数でなければできません。
 STEM教室とか、ロボット教室とか、プログラミング教室とかいうものは増えていますし、学校でも発表型の授業を行うところが少しずつ現れてきました。

 しかし、それらの多くは、一斉の教材、一斉の課題、一斉の実験や工作で、結果も一斉に発表する形です。
 それは、ほとんどが10人以上の教室で、学校では30人から40人の教室で授業を行っているからです。

 少人数クラでスでは、個別の教材、個別の課題、個別の実験や研究で、個別の発表ができ、同じクラスの中で個別の対話もできます。

 ただ、少人数クラスの中の発表だけでは、ものたりない面があるので、今後は対外的な発表の機会を利用することも考えています。

 例えば、学研の自由研究コンテストというものがあります。
https://kids.gakken.co.jp/jiyuu/contest2022/
 こういう発表の機会を利用して、学習の意欲を高めていきたいと思います。
 また、言葉の森でも、独自に創造発表大賞を作る予定です。

 創造発表クラスは、まだクラス数が多くありませんが、学校でのメジャーな勉強とは少し離れた独自の勉強や研究をしたい人は、体験学習に参加してください。

 ところで、現在、創造発表クラスに参加している中学生以上の生徒は、できるだけGoogleアカウントを取得し、GoogleフォトやYouTubeのアカウントやZOOMのアカウントも取得しておいてください。

 パワーポイントやワードで作成したローカルな資料も、ZOOMの画面共有でレコーディングし、それをYouTubeの限定公開モードでアップロードすれば、グローバルな資料になります。

 将来、推薦入試などで自分のこれまでの実績を発表する必要が出てくれば、それらを資料として提出することができます。

 個性的な勉強の好きな人は、創造発表クラスで、将来のイグノーベル賞を目指すユニークな研究をしていきましょう。

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記事 4661番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2026/4/2
中学生の意見文は、構成と主題を中心にした言葉の森の独自の指導法 as/4661.html
森川林 2023/02/28 07:17 


 作文の要素を大きく分けると、字数、構成、題材、表現、主題、表記になります。
 小学生までの作文は、題材と表現が中心です。

 その人らしい価値ある題材を、表現を工夫して書くということです。
 低学年の場合は、ここに、正しい表記で書くということも入ります。

 文章を構成する意識ができてくるのが、小学5年生からです。
 ものごとをまとめる力がついてくるのです。
 ですから、要約の練習も小5から始まります。
 しかし、安定した要約ができるようになるのは、中学生になってからです。

 ところで、要約の指導法は、実は簡単です。
 世間では、一段落ずつ要点をまとめさせたり、文章の終わりの部分中心にまとめさせたりする教え方が多いようですが、そういう方法ではありません。
 よく理解できたところに線を引きながら何度か繰り返し読み、重要だと思った文を3つ選びつなげるという書き方です。
 小学4年生では、3文抜き書きという練習をしますが、この方法であれば、一度の説明でだれでも要約ができるようになります。
 小学6年生で要約のできる生徒は50%というデータがあるようですが、それは教え方が悪いのだと思います。

 小学1、2年生では、文章を要約するようなことはまずできません。
 この時期は、文章を丸ごと読む時期なので、要点をまとめるということはできないのです。
 読書紹介でも、小学1、2年生は、本のあらすじを最初から最後まで言おうとします。
 しかし、これは逆に、小学1、2年生の能力でもあり、この時期は、誰でも暗唱がすぐにできるようになります。

 さて、中学生になってからの作文の主要な要素は、構成と主題になります。
 例えば、自分の意見と他の人の意見の違いを明らかにし、自分の意見の裏付けとなる理由を複数述べるという書き方です。(中1の課題)

 このときに、多くの生徒が、理由という抽象化されたことを書けずに、具体的な実例だけを書いてしまいます。
 「私は、宿題はよくないと思う。それは、この間とても時間がかかったからだ」というのが、実例の文です。
 理由の文は、「私は、宿題はよくないと思う。それは、生徒が自主的に学習することができないからだ。例えば……」という形です。

 抽象化された理由を書けるか書けないかは、語彙力の差です。
 抽象的な説明文をよく読んでいる生徒は、すぐに理由を書けます。場合によっては、3つも4つも理由を書くことができます。
 それに対して、本をよく読んでいない生徒は、なかなか実例だけの文章から抜け出せません。

 中学2年生の課題は、複数の意見と総合化の主題という書き方になります。
 この総合化の主題は、かなり頭を使うので、うまくまとめられる子はあまりいません。

 Aという意見のよい面を書き、反対のBという意見のよい面も書き、結論は、AとBの対立を超えたCという意見でまとめるという形です。
 ほとんどの生徒は、折衷案のような形でCの意見を書いてしまいます。
 昔、予備校の小論文の授業でトップの成績を取ったという子が、この総合化の主題がよく書ける生徒でした。

 中学3年生の課題は、当為の主題と複数の方法という書き方です。
 複数の方法のところで、ほとんどの生徒は、自分ができそうなことを中心に書いてしまいます。
 自分ができそうなことはもちろん大切ですが、それと並行して、社会をどうするかという書き方もする必要があります。
 これも、読書力が必要で、政治、経済、社会の本を読んでいれば、複数の方法の幅が広がります。

 読書力が大切なのは、実例の選び方に出てきます。
 データ実例、伝記実例、歴史実例、昔話実例、自然科学実例などをすぐに思いつける生徒は、本をよく読んでいます。

 作文力は、作文の上だけの問題ではなく、読書力という土台の問題でもあるのです。

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記事 4660番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2026/4/2
コオロギ食に反対する――タンパク源は、豆腐でもガンモドキでも歴史の試練に耐えたものが日本にはたくさんある as/4660.html
森川林 2023/02/27 17:42 


 徳島県の高校で、コオロギ食材を給食として提供したという記事が載っていました。

 体に入るものについては、長期間の試験が必要で、特に子供たちの食事については安全性が確認されたものだけにする必要があります。

 コオロギ食を利用する根拠は、肉類の供給が難しくなるからということです。
 しかし、タンパク源については、日本には、昔から、豆腐やガンモドキや納豆や油揚げなど植物性で安全性が確定したものがたくさんあります。
 昆虫食についても、イナゴの佃煮や蜂の子のようなものは、歴史的に安全性が確立しています。

 そういう日本の伝統をふまえれば、海外の論調に合わせて昆虫食を日本に導入する必要はありません。

 コオロギは、ペットとして飼うもので、食材として利用するものではありません。
 しかし、コオロギを室内で飼うと、夜うるさくて眠れません(笑)。


 万葉集より

「蔭草(かげくさ)の 生ひたるやどの 夕影に 鳴くこほろぎは 聞けど飽かぬかも」

「秋風の 寒く吹くなへ 我がやどの 浅茅がもとに こほろぎ鳴くも」

「庭草に 村雨降りて こほろぎの 鳴く声聞けば 秋づきにけり」

https://manyuraku.exblog.jp/28670506/ より引用)

 コオロギは、食べるものではなく、愛でるものです。

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