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記事 123番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2026/2/18
日本語の持つリズム as/123.html
森川林 2007/02/20 09:36 
 日本語の特徴は、マス目文化です。英語と比較してみるとわかりますが、英語は語と語の間に連続性があります。例えば、「This is an apple.」という文を読むときは、極端に言うと「じすぃーずあんなっぽー」で、日本語的に聞くとよくわかりません。日本人が読むともちろん、「じす いず あん あっぷる」です。このマス目文化は、音楽の聴き方にも影響していると言われています。俳句や短歌などの七五調も、日本語の持つマス目性を生かしたものです。
 さて、このマス目文化がなぜいいかというと、音読したときに、日本語独特のリズム感が生まれることにあります。普通に読む早さは1分間に400字程度と言われています。400÷60=6.66で、1秒間に6〜7文字の言葉を読んでいくという計算です。
 ここで、脳波が登場します。精神活動をしているときの脳波はβ波で13〜40Hz(ヘルツ)、安静状態の脳波はα波で8〜13Hz、まどろみ状態の脳波はθ波で4〜8Hzです。
 ここからは仮説ですが、人間の脳波はもともとα波やθ波なのですが、精神活動をしているときは、その本来のα波が撹乱されβ波となるのではないかと思われます。だから、β波というものは独自に存在する波なのではなく、α波の撹乱された状態と言えます。では、なぜ精神活動が活発なときにα波が撹乱されるかというと、精神活動とはほとんどの場合、言語的精神活動だからです。私たちは、普段何もしないときでも言語的に生きています。例えば、包丁で大根を切っているようなときでも、「そう言えば、この前のあれどうしたかなあ。あ、お湯がわいた。えーとお茶の入れ物は」という具合です。この言語を思い浮かべるときの不規則なリズムが脳波を撹乱するのではないかと考えられます。
 それに対して音読は、声に出すという身体上の制約から一定のリズムにならざるを得ません。この一定のリズム、例えば6〜7Hzの音読が脳波のα波を撹乱させないのです。
 日本には、念仏のような単純な語句を音読する文化があります。これも日本語の持つ性質を利用したものですが、この念仏のような単調な繰り返しを続けていると、脳波が撹乱されないばかりか、その語のリズムに逆に脳波が同調するようになるのではないかと思われます。
 今、長文音読は、長文を見ながら音読する形になっていますが、やがて慣れてくると、長文一つを丸ごと暗唱できるようになってきます。暗唱しているときの音読は更にリズミカルになるので、脳波に更によい影響を与えると思われます。

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森リンの点数修正中 as/122.html
森川林 2007/02/19 14:00 
 みなさんの作文の実力が上がってきたために、森リンの点数の基準にしている数値が次第に実態に合わなくなってきていました。
 そこで、2月19日から新しい基準で再採点することにしました。
 これまでの点数に比べて総合点が全体に下がっていますが、総合点よりも下の作文検定の級との対応を見ていくと実力がわかりやすいと思います。
 順位の表示は、小学1年生より下から高校3年生より上までの幅広い年齢層の中での順位です。
 このあと、学年別の順位も並べて載せるようにしたいと思います。

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ケヤキ2.2週のお米の読みは「おべい」ではなく「おこめ」です as/121.html
森川林 2007/02/15 11:11 
 ケヤキの2.2週の長文で、「お米」のルビが「おべい」とふられていました。もちろん、ただしくは「おこめ」です。
 茶筌(ちゃせん)というソフトを使って、自動的に学年別にルビをつけるようにしており、それを最終的には人間がチェックするようにしています。そのチェック漏れです。
 どうもすみませんでした。(*_ _)

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最強の教材、入試問題 as/120.html
森川林 2007/02/13 08:38 
 どういう問題集や参考書がいいのですか、という質問を受けることがあります。実は、どの問題集や参考書よりも価値のあるものは、入試問題そのものです。
 なぜかと言えば、入試に合格することを目標としているのであれば、入試問題以上に優れた教材はないからです。現在は情報量が多いので、こういう当たり前のことが忘れられがちです。
 国語の勉強にいちばんよい教材は、全国の昨年の国語の入試問題です。国語という科目はその時代を反映した内容の文章が載るので、最近の入試問題の方が役に立ちます。問題集や参考書に収録された形になっている入試問題は、古いものが多いので、教材としては昨年の入試問題よりも劣ります。
 これは、ほかの教科についても同様です。高校2年生の今からの勉強の基本は、当然全教科の入試問題です。春休み中に、志望校の過去問を答えを書き込みながら解いてみてください。高校2年生のうちから問題を自力で解くというのはまだ負担が大きいので、答えを最初に書き込んで、それを見ながら解いていくのです。1年間分の過去問をこのように解いて(読んで)みると、自分がこれから勉強していく方向がはっきりとしてきます。これが、勉強の基本戦略です。
 このことを、毎年同じように、高校2年生の人に言っていますが、みんな、なるほどと納得した顔をするだけで、実際に過去問を解く人はほとんどいません。その理由は、まだ早いから解けない、できないのが怖い、もったいないから最後までとっておく、などです。たぶん、全国の高校生のほとんどが、そういう考え方だと思います。ですから、高校2年生の春休みに過去問を解いてみる人は、それだけでかなり有利なスタートを切ることができます。
 これは、中学生でも小学生でも同じです。中学受験の塾によっては、受験直前に過去問を解かせて、合否の可能性を見るというところがあります。そのために、早めに過去問を解かないように指導しています。これも一つの方法ですが、私が親だったら、まず最初に過去問を解く勉強をさせます。
 塾や予備校の勉強は手段です。何の手段かと言えば、入試に合格するための手段です。合格という本当の目的をいつも考えながら勉強していってください。
 もちろん、勉強の目的は、入試に合格することではありません。自分自身を向上させることです。この大きな目的も忘れずに勉強を続けていってください。

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オープンソース長文プロジェクト as/119.html
森川林 2007/02/06 05:10 
 言葉の森では、現在、オープンソース長文プロジェクトを考えています。
 言葉の森の長文は、これまで主に、市販の図書から作成してきました。
 最初のころは、著作権の問題があるので、学期ごとに生徒1人につき図書を1冊購入し、その一部を教材として利用するという形を取っていました。
 しかし、図書の寿命は短く、利用したい本が次々と絶版になっていくので、図書を利用するという方法は難しくなってきました。また、図書によっては、内容は優れているものの、表現が今一つであるようなものもありました。何よりもネックになったのは、小中高生が読むのにふさわしい、説明文や意見文の優れた本が少ないということでした。

 そこで、現在考えているのは、教材となる長文をオリジナルに作成していくことです。
 既に、前学期と今学期の小学1・2・3年生の読解マラソン用の長文は、言葉の森の講師が作成しました。作成する長文の条件は、勇気と知性と愛とユーモアです。読んでいて明るくなるもの、科学的なもの、愛情に溢れたもの、面白いもの、ということです。
 作成の仕方は、既にある優れた内容の本や記事を参考に、作成者が内容も表現もすべて新しく組み立てなおして書くという形です。今のところは、現代のものが中心になっていますが、日本には優れた内容の古典で埋もれているものが数多くあります。将来は、それらの古典も現代的な内容と表現で再生したいと思っています。日本語の文章は、日本文化のローカリティを反映したものであるべきだと思うからです。これは世界中のどの言語にとっても同様です。

 さて、オープンソースと名づけたのには、二つの理由があります。
 一つは、読者の声を聞きながら、常に内容や表現を改善していくということです。これまでの本の著作権は、作者のもので、作者の同意がなければ、文章を変更することはできませんでした。しかし、書かれた文章の本来の権利は、読み手にあります。特に言葉の森の長文は、読解マラソンなどで子供たちが音読することが多いので、その子供たちが喜んで読めるようなものに日々改善していけるようにしたいと思います。これを、ウェブを利用した公開された場で行っていく予定です。
 オープンソースのもう一つの理由は、これらの長文をだれもが自由に利用できるようにするということです。現在、学校や学習塾が、国語の教材や国語の問題として日本語の文章を利用しようとするときにネックとなっているのが著作権の問題です。文章を書く人の権利は尊重されなければなりませんが、言葉の森の長文に関しては、そういう堅いことは言いません。だれでもフリーで利用できるものにしたいと思っています。
 また、この長文をもとにした国語問題もオープンソースで作っていきたいと思っています。

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