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与える人の方が受け取る人よりも多くなる時代――オープン教育の理念 as/2011.html
森川林 2013/12/23 05:20 



 facebook記事より。

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 もし最初に光合成を行った植物が、これは自分が作ったものだから、同じ方法をほかの植物には使わせないと言ったら、世界は今のように豊かになってはいなかったでしょう。
 みんなが自由にその方法を真似することができたから、世界は多様になっていったのです。

 自然界では自然なことが、人間の社会では逆転していることが時々あります。
 それは、これまでの人間の社会がまだ発展途上にあったからです。
 人間の社会が自然と区別できないくらいになったとき、本当の人間の歴史が始まるのだと思います。


 以上のような考えを前提として、オープン教育を始めました。
 最初に作ったのはオープン長文です。
 これは、子供たちが楽しく読める知的で美しくそして笑いのある長文を自分たちで作っていくものです。

 オープンだから誰でも自由にできるようになっています。
 このオープン長文と同じように、これからオープン読解問題も作ります。
 漢字も、英語も、算数も、すべてオープンに作っていく予定です。


 自然界は、与えれば与えるほど豊かになっていきます。
 そのひとつの例が、カキやクリやブドウの実です。(クリは、リスやネズミが食糧として自分の巣の近くまで運ぶので、そこから芽を出します。)

 やがて人間の社会も、与える人の方が受け取る人よりも多くなるときが来るでしょう。
 そこから人間社会の発展は加速するのです。



 昨日は冬至でした。
 今日から、日が少しずつ長くなり、やがて明るい春が来ます。
 そう考えると、寒い風の中にも、暖かい春の兆しがあるような気がします。
 それでは、今日もいい一日をお過ごしください。

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小学生のころは勉強よりも読書 as/2010.html
森川林 2013/12/19 08:01 


 facebook記事より。

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 「学校の宿題が多くて、読書する時間がないので……」という話をしてくれたのが小2のお母さん。
 それは逆です。
 そんな宿題はお母さんがやっておいて、子供は読書をしていればいいのです。

 読書を後回しにして勉強ばかりしている子は、小学校低中学年の間は成績がいいのですが、高学年になり中学生高校生になると、次第に成績が低下していきます。
 考える力の土台ができていないところに、知識や技能の上澄みだけを積み上げてきたからです。

 確かに、本はよく読むが成績は普通という子はよくいます。
 しかし、そういう子は心配ありません。
 勉強の仕方がわかり、自分の力で勉強するようになると、読書力のある子はどんどん力がついてくるのです。


▽参考facebookグループ「読書の好きな子になる庭」
https://www.facebook.com/groups/dokusho/

 しかし、今の読書環境でちょっと問題を感じるのは、子供たちが楽しく読める説明文の良書が少ないことです。
 学習漫画は楽しく読めますが、知識がつくだけで、文章を読み解く力はつきません。

 そこで、言葉の森では、自分たちの手で説明文の優れた文章を作るオープン長文を企画しています。

▽参考facebookグループ「言葉の森オープン長文」
https://www.facebook.com/groups/okaot/


 今日は、まだ雨模様ですが、次第に西から晴れてくるでしょう。
 雨で空気がきれいになったあとに、明るい太陽が顔を出し、気持ちのいい冬の空が広がりそうです。

 それでは、今日もいい一日をお過ごしください。


(植木鉢に白い撫子が二つ仲よく咲いていました。)

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さくら 20141012  
たのしい

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お天道様と日本人 as/2009.html
森川林 2013/12/18 18:52 


 子供たち。
 世の中は、正しい者が認められるようにできている。

 確かに、最初は強い者やずる賢い者が勝ったように見えるときがあるかもしれない。
 力の弱い者は、仕方なく沈黙するだけしかないのかと思うこともあるかもしれない。

 しかし、日本人の大好きな言葉、「いつだってお天道様が見ている」を思いだそう。
 晴れの日だけでなく、雨の日も、暗い夜の日も、お天道様は何でも知っている。

 正しい者の声は、いつか必ず世の中に届く。

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記事 2008番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/6/8
勉強を進めるための4つの見方 as/2008.html
森川林 2013/12/18 08:13 


 facebook記事より。

===

その1、量。
 ある程度の時間をかけることは必須です。
 勉強が苦手だという子のほとんどは、ただかけている時間が少ないだけです。

その2、質。
 時間をかけているわりに成果が上がらない子は、無駄の多いやり方をしています。
 例えば、簡単にできる問題を何問も解き、はた目には勉強しているように見えてもただの作業になっているような場合です。

その3、環境。
 勉強する以前の環境作りも大切です。
 例えば、テレビやゲームの時間には明確なルールがなければなりません。
 ルールを守ることが難しい場合は、捨てちゃうことです(笑)。

その4、想念。
 「勉強は、誰でもやればできるようになる。人間には、皆その能力がある。早くできるかちょっと時間がかかるのか違いだけ」
 そういう確信を親がまず持つことです。


 何だか自分の仕事の仕方にもあてはまりそう。反省。

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森川林 2013/12/17 08:29 



 facebook記事より。

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 「パーツ(部品数)が半分になると、生産コストが二乗で効き、メンテナンスコストが三乗で効く」(長谷川慶太郎)

 小学校低学年から、国語も、算数も、習字も、漢字も、そろばんも、英語も、ピアノも、水泳も、とやっていたのでは、子供が自分で生活の管理ができなくなり、大人の指示に従うだけの人間になってしまいます。
 部品の点数はできるだけ絞って、大事なことだけをやっていくのがいいのです。


 見上げたら、青空を背景に桜の枝が春を待っているようでした。

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