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英数国の勉強法(その1) as/435.html
森川林 2009/03/27 10:05 
 小学生の勉強で大事なことは三つあります。一つは読書です。本を読むことが楽しいという気持ちを小学生のうちに育てることです。もう一つは漢字の書き取りです。小学校の中高学年のころに習った漢字を間違えて覚えている大人がかなりいます。(私もそうでした^^;)小学校の6年間で覚える漢字は千字程度ですから、小学校時代の間にその千字の書き方をしっかり覚えておくと、あとで役に立ちます。三つめは算数です。速く正確な計算力をつけておき、少なくとも算数が苦手にならないようにしておくというのが目標です。
 小学校時代は、勉強よりも大事なことがあります。それは楽しい人生を送る姿勢を身につけるということです。これはまたいつか述べたいと思います

 中学生高校生の英語、数学、国語の勉強のコツを説明します。
 英語は、受験がまだ差し迫った課題にならないころに、単語をしっかり覚えておくとあとが楽です。基本は単語帳で覚える覚え方で、4回ぐらい繰り返して覚えると定着するというルールがあります。受験までまだ時間がある長い休みの時期に、単語帳を1冊覚える勉強しておくと、その後の英語の勉強が能率よく進みます。いちいち単語を調べずに勉強していけるからです。
 また、単語は文章の中で覚えると確実に定着します。教科書には必要な単語がバランスよく使われていますから、教科書の文章を丸ごと暗唱してその文章の中で単語の意味を覚えるというような覚え方をすれば、文法も単語も読解力も身につきます。

 中学生のころまでは、課題となる文章がやさしいので単語の意味がわかればだいたい内容が把握できます。しかし、高校生になると、英語の文章自体が難しくなってきます。また間違えやすい文章が問題としてでてきます。そこで、単語をつなげて理解するだけでなく、文法的に読むことが必要になってきます。例えば、「ここは複数形だから、この動詞の主語はこっちではなくあっちだ」というような読み方です。この文法的に読む勉強の仕方で私自身が参考になったのは、「ビジュアル英文解釈」(伊藤和夫 駿台文庫)という本でした。英文を理詰めに読む読み方が載っていました。自分自身の高校時代にはこういう読み方をしていなかったのでとても参考になりました。
 入学試験では、英語の長文を読む力が必要になってきます。難しい長文を読む力というのはやはり実際の入試問題の長文を読むのがいちばん能率的です。全国の入試問題の英語の長文を読む勉強していくと長文の読解に慣れてきます。

 次は数学です。数学では、教科書に載っている問題は、一般に易しすぎ解説が少なすぎるようです。入試問題の難問が載っている問題集を1冊百パーセントできるようになるまで解くことが数学の勉強の中心になります。私が高校生のころは、数学の問題でできない問題があると1時間も2時間もひとりで考えていました。しかし、そういうやり方ではなく、できない問題は解法を見て理解するというやり方で問題を解く能率を上げていくのがいい方法です。解法見てもわからない場合は、すぐにわかる人に聞くという勉強法をしていきます。これで、数学は得意になります。

 国語の勉強法は、田中雄二氏の「センター試験国語1・2」(三省堂)がとてもわかりやすい参考書でした。現代文については理詰めに解くことの大切さが書かれていました。古文と漢文については、必要最低限の文法と単語とルールを覚えておくという非常にシンプル内容でした。私がこの参考書を読んでセンター試験を解いてみると、実際にすぐに満点が取れました。この理詰めに解く現代文という解き方を教えると、ほとんどの子の成績が上がります。この本は教室に5冊ぐらいありましたが、高校生の生徒に貸出をしているうちに1冊もなくなってしまい、現在アマゾンの古本で18000円もします。

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プログラミングと数学と国語に見る勉強の本質(その2) as/434.html
森川林 2009/03/26 10:33 
 プログラミング言語では、関数の組み合わせからさらに発展して、複数の関数で作られたひとまとまりの機能をひとつの大きな部品として取り扱うようになっていきます。自動車を作る例にたとえると、一本ずつのネジのような小さな部品から自動車を作るのではなく、ひとまとまりの大きな部品であるエンジンやシャーシやボディなどをレゴのブロックのように組み合わせていくという作り方です。現在の自動車産業は、内燃機関としてガソリンエンジンを使っているので、レゴのように部品化することは難しい面がありますが、これが将来電気自動車になると、今のパソコンのようにいくつかの部品を組み合わせばだれでも作れるというようなものになると言われています。
 関数を組合わせた大きな部品を使えるようになる段階が、数学では、個々の問題について解法のパターンを理解するという勉強に相当します。
 国語では、より大きな思想を身につけるという勉強に相当します。つまり、哲学や済学などで古典といわれる本を読むことによって自分の思想の枠組みを作っていくというのがこの段階です。
 この段階なると、理解すること自体に時間がかかるので、理解できなくはないが十分には理解していないという人も増えてきます。さらに、理解はできるが、自分では使えないというような人はもっと増えてきます。この理解度と習熟度が学力の差となって表れています。

 思考力というのは、物事を構成する力です。人間個人の物事を構成する力というのは限られているので、あまりたくさんの関数を組み合わせるようなことはできません。それは、手足や目鼻の数が限られているのと同じで、ある程度以上の組み合わせになると人間の能力ではコントロールできなくなるからです。そこで、いくつかの大きな関数を組み合わせてさらに大きな関数のようなものをつくり、大きな仕事に対応できるようにするというのが、仕事を発展させる形になります。
 このように考えると、勉強のできるできないの差には、いくつかの段階があることがわかります。一つは理解できるかできないかという差です。それは、やり方次第で誰でもできるようになります。
 問題は、理解はしているが、使えるようにまだなっていない段階です。つまり、大事なことは、理解すると同時にその理解を反復して、自分で自由に使えるようにすることです。
 そして自分で自由に使えるようになったあとに、さらに大きな理解に進んでいくという形で勉強が進んでいくのです。

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