紅梅
進研ゼミの会員数が低下しているようです。
====
進研ゼミの“会員離れ”が止まらない…「難関校を目指す塾」と明暗が分かれた理由
https://nikkan-spa.jp/1979262/
====
この記事では、「難関校を目指す塾」と明暗が分かれたと書かれていますが、私は、紙ベースの通信教育が、家庭では対応しきれなくなったからだと思います。
通信教育では、子供が自分で勉強を始めなければなりません。
漢字の書き取りや算数の計算練習のような勉強であれば、親に言われればすぐに始めることができます。
小学校低学年のころの国語や算数や英語は、作業的な勉強なので、開始するときにそれほどのエネルギーを必要としません。
しかし、学年が上がるにつれて、考える要素が出てくるので、すぐに始めることがなかなかできなくなります。
作文の勉強は、それ以上に始めることが難しい勉強です。
始めるときの精神的エネルギーがかなり必要なのです。
夏休みの読書感想文の宿題が、最後まで残ってしまうことが多いのはそのためです。
小学1、2年生のころは、紙ベースの作文の通信教育でも、親の言うことを素直に聞いて作文を書き始めることができるかもしれません。
しかし、小学3、4年生になると、親に言われてすぐに始めるということがなかなかできなくなります。
だから、作文の勉強は、通信教育でやるのではなく、ほかの生徒と一緒にやるのがいいのです。
それができるのが、オンライン少人数クラスの作文です。
言葉の森のオンラインクラスでは、みんなで一斉に作文を書き始め、書いている途中で、先生が一人ひとりの個別指導を行います。
だから、未提出ということがありません。
そして、授業の前に一人ひとりの読書紹介があります。
毎週の読書紹介によって、どの子も、本をよく読むようになります。
読書記録のページを見るときに、学年のところをクリックすると、自分と同学年の生徒がどういう本を読んでいるかがわかります。
小学校高学年以上の生徒は、この読書記録を参考に、読む本のレベルを上げていくことができます。
言葉の森の作文の勉強は、幼稚園年長から始めることができます。
まだ字を書けない子であっても、親子作文というかたちで親子合作の作文を書いていくのです。
この親子作文を始めた子は、なぜかみんな作文が好きになります。
作文の勉強で大事なことは、小1や小2から始めた作文を高3まで続ける展望で勉強をしていくことです。
作文教室を選ぶときの基準のひとつは、学年が上がり、中学生や高校生になったときも、その教室で作文の勉強を続けていけるかどうかです。
小学校低中学年で終わる作文の勉強ではなく、その先の展望のある勉強を行っていく必要があるのです。
今日2月24日に、ぶんぶんドリムが、朝日小学生新聞に全面広告を載せていました。
大事なのは、外見ではなく中身です。
子供の作文力を育てるために、何が必要かということを、体験学習を通して判断していってくださるといいと思います。
光る花
小学生までの作文の勉強は、事実文と説明文が中心でした。
事実文とは、「○○したこと」のような題名の作文です。
説明文とは、「私の○○」のような題名の作文です。
小学5年生からの説明文には、「友達とは」とか、「読書とは」とか、又は入試問題では「多様性とは」というような抽象的な主題がはいります。
この抽象的なテーマを、実例を通して書くことが小学校高学年までの課題です。
中学生は、その先の意見文の勉強になります。
意見文とは、「○○は良いか悪いか」のような題名の作文です。
ここで、自分の意見の裏付けとなる、理由や方法や自分とは別の意見のことを考えて書いていくのです。
この抽象的な考え方にすぐにはついていけない子は多いです。
しかし、練習を重ねるにつれて、だんだんと抽象的に考える力がついてきます。
作文の勉強とは、単に文章を書く勉強ではありません。
作文の本質は、考える勉強です。
だから、中学生からが本当の作文の勉強になると言ってもいいのです。
ところが、中学でも、高校でも、作文の勉強というものはほとんどなくなります。
それは、なぜかというと、作文の重要性はわかっていても、学校の先生に教える力がないからです。
小学校高学年の生徒のみなさんは、中学生からが本当の作文の勉強だと考えていくといいと思います。