ゲストさん ログイン ログアウト 登録
 起業できる未来のオンライン教育 Onlineスクール言葉の森/公式ホームページ
 
記事 3208番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/4/18
起業できる未来のオンライン教育 as/3208.html
森川林 2018/02/24 06:34 
求められる起業

 これから進む高齢化社会では、現役世代の副業や兼業の促進、高齢者の起業の支援が求められるようになります。(政府の「高齢社会対策大綱2018年2月」より)
 ところが、現役世代の副業や兼業、高齢者の起業と一口に言っても、サラリーマンで勤めていた人が自分で新しい仕事を始めるのはそれほど容易なことではありません。
 まして、今は先進国ではデフレの傾向が定着し、買い手よりも売り手の方が多くなるような産業分野が増えています。そのような中で新しい仕事を始めるために投資をするというのはやはりリスクが大きいのです。


人生経験が物を言う教育分野

 しかし。ここにリスクの少ない、そして高齢者の経験を生かせる分野の仕事があります。それが森林プロジェクトの提案する新しい教育の仕事です。
 言葉の森は、作文指導の分野で独自の指導を行う教育を切り開いてきました。そのノウハウによって、文章を書くことが好きで文章を読むことが好きな人であれば、誰でも自分の作文教室を開けるようにしました。


これからの教育は寺子屋オンライン方式に

 しかし、作文教室だけでは、地域における需要はまだそれほど多くありません。
 そこで、この作文指導に、言葉の森が今新しく展開しているオンライン教育の活用という仕組みを生かせるようにしたのです。
 これからの教育は、これまでの学校で行われてきた教育とは大きく変わるものになります。それはひとことで言うと、江戸時代の寺子屋のような地域に根ざした教育になるということです。
 それでは、今の個人経営の学習塾とあまり変わらないではないかと思われるかもしれませんがそうではありません。その地域の教育に、オンラインという新しい要素が付け加わるのです。


人が集まりやすいオンラインの教育

 これからは、少子化が更に進展するので、通学圏内で多数の生徒を募集するということは難しくなります。
 また、共働き家庭の増加によって、習い事に行くのに親が車で送り迎えをするということも次第に難しくなっています。
 そのため、子供は歩いて通える範囲にある習い事に行く形が多くなっています。
 その受け皿の一つが、子供の放課後の面倒を見る学童クラブです。
 しかし、オンラインの教育であれば、子供が自宅に帰りオンラインの先生や他の生徒と一緒に学び合う形で学習ができるので、通学という制約のない教育が可能になります。
 そのオンライン教育の特徴は、マンツーマンの高額な教育ではなく、またビデオ授業のような機械的な教育でもない、少人数の一人ひとりの生徒との触れ合いが可能な少人数教育です。


作文講師資格でオンライン教育も

 このオンライン教育の講師ができるというのが、森林プロジェクトの作文講師資格がこれから発展する大きな要素です。
 現在、言葉の森では子供たちの作文指導のほかに、国語や算数や理科や社会も学べるオンラインの自主学習クラスを運営しています。
 これからのオンライン教育の特徴は、先生がテキストに基づいて何かを教えるという形ではありません。
 勉強は本来自学自習でやる方がずっと能率がよいので、先生に教えてもらうような要素はかえって少ない方がよいのです。


勉強は教わるものではなく、本来自分でするもの

 では、先生に教わらない形の教育とは何かというと、それは生徒が自分の勉強した成果を発表し、生徒どうしが互いに感想を述べ合い切磋琢磨し合う参加型の教育なのです。
 この参加型の教育に最も相性のよいのが作文教育です。それは、作文というものは答えがない勉強なので、先生が授業で教えるような形ではなく、生徒が発表し交流し合うようなやり方が合っているからです。
 この作文教育と同じような発表する形の教育を、国語、算数・数学、理科、社会など他の教育分野で組み立てていくのが言葉の森がこれから目指すオンライン教育です。


寺子屋オンラインの先生の役割は、少人数の子供たちの活性化

 このオンライン教育に必要な資質は、第一は、広く浅い多様な知識と経験です。つまり、社会人として活躍していたことが第一の資質です。
 子供たちの発表する話を先生自身の知識や経験から広げていくところに、社会人の人生経験を生かせる面があるのです。
 勉強の内容を教えられるかどうかということは、二の次三の次で、強いて言えば小中学生の勉強の内容はその場でそのつど子供たちに教えながら身につけていけば十分です。
 教科書に沿った教科の内容は子供がそれぞれ教科書や参考書や問題集で学んでいけばいいことで、それを再び先生が教え直す必要はありません。
 また、子供の質問に答える必要が出てきた場合でも、オンラインでつながるほかの講師のアドバイスを参考にできます。
 少人数オンライン教育とは、子供が自分の学習した内容に基づいて発表するオリジナルな学習を、先生が少人数のクラスで司会し、他の参加生徒とのやり取りの中で子供たちの勉強を励ましていくという教育なのです。


自宅でできて、臨時の休講も可能

 このオンライン教育では、場所による制約が全くありません。自宅の一室でパソコンの前で世界中の子供たちの教育に携わることができます。
 そしてオンライン教育に携わる際の多くの人が感じる懸念としての、自分の都合で急に休むことができるかどうかということについても森林プロジェクトは対応しています。
 それはオンラインで指導する先生が急な休講の必要に迫られたときに、オンラインの講師間で互いに融通し合って代講を務め合う仕組みが作れるからです。


未来を開く生きた教育を日本から世界へ

 森林プロジェクトの作文講師資格講座は、作文指導を中心としていますが、それに加えて寺子屋的な生徒との人間的なふれあいを生かすオンラインの少人数クラスをこれから広げていきます。
 そして、その中で、勉強の内容を教えるような教育ではなく、子供たちのオリジナルな発表と創造を生かし、子供どうしの交流を促すような生きた教育を日本中に広げ、更にその教育を日本から世界に広げていきたいと思っています。

 これからの新しい教育に、ぜひあなたも参加してください




郵送無料の講座資料をご希望方は、こちらをごらんください。
(講座資料をお申し込みの方に、「読書感想文の書き方」の小冊子をお送りします。)

自宅でできる講師資格講座をご希望の方は、こちらをごらんください。
(広告規定に基づく表示:講師資格講座を希望される方はご住所お名前などの送信が必要です)

お申し込みは、お電話でも受け付けています。電話 045-830-1177(平日9:00~20:00)


Online作文教室 言葉の森 「特定商取引に関する法律」に基づく表示」 「プライバシーポリシー」



 創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
森林プロジェクト(50) 

コメント欄

森川林 2018年2月24日 6時40分 1 
 一昔前は、起業などどいうのは危ないことだと思われていました。
 しかし、今のような先行き不透明な世の中では、現役のうちから将来自分ができる可能性のある仕事に着手しておくといいのです。
 最初は誰でも初心者です。年数を重ねることによってベテランになっていきます。
 大事なことは、小さなことであっても、自分でできる仕事を見つけておくことです。


nane 2018年2月24日 6時51分  
 今は3月からの新しい企画の準備で時間が取られているので、森林プロジェクトの会合ができなくなっていますが、今後月に1回は交流研修会のオンラインカフェを行っていく予定です。
 オンラインのクラスができると、教室見学なども容易にできるようになると思います。


コメントフォーム
起業できる未来のオンライン教育 森川林 20180224 に対するコメント

▼コメントはどなたでも自由にお書きください。
れろわを (スパム投稿を防ぐために五十音表の「れろわを」の続く1文字を入れてください。)
 ハンドルネーム又はコード:

 (za=森友メール用コード
 フォームに直接書くよりも、別に書いたものをコピーする方が便利です。
同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
森林プロジェクト(50) 
コメント1~10件
国語読解問題の 森川林
 あるとき、高3の元生徒から、「国語の成績が悪いのでどうした 3/28
今日は読書3冊 森川林
苫米地さんの「日本転生」は必読書。 3/25
共感力とは何か 森川林
言葉の森のライバルというのはない。 森林プロジェクトで 3/23
3月保護者懇談 森川林
 いろいろ盛りだくさんの内容ですが、いちばんのポイントは、中 3/22
中学生、高校生 森川林
 意見文の書き方で、もうひとつあった。  それは、複数の意 3/14
【合格速報】栃 森川林
 おめでとう!  受験勉強中も、硬い説明文の本をばりばり読 3/13
受験作文と入試 森川林
将来の作文入試は、デジタル入力になり、AIで自動採点するよう 3/13
大学入試が終わ 森川林
大学生になっていちばん大事なことは学問に志すこと。 18歳 3/12
【合格速報】東 森川林
 T君、いつも椅子に腹ばいになってずっと本を読んでいたものね 3/11
1月の森リン大 森川林
 小1から高3までの作文が並ぶと、学年に応じて、みんなの考え 3/11
……次のコメント

掲示板の記事1~10件
日本復活の道筋 森川林
 工業製品を経済発展の原動力をした資本主義は終わりつつある。 4/17
メモ 森川林
https://www.mori7.com/za2024a0 4/16
単なる作業 森川林
勝海舟は、辞書を買うお金がなかったので、ある人から夜中だけ辞 4/8
勉強は、人に教 森川林
勉強は、人に教えてもらうのではなく、 自分で学べばよい。 4/7
タイマー勉強法 森川林
 勉強も、家事も、仕事も、やらなければならない細かいことがた 4/2
人間の役割 森川林
うちの子が1歳か2際のとき、 車で30分ほどの三浦海岸につ 4/2
舞岡のシラサギ 森川林
舞岡八幡宮に行ったら、帰りにシラサギがいた。 3/29
身体や物理的現 森川林
身体や物理的現実は、時間や空間に限定されているが、意識はそれ 3/29
メジロとか、ヒ 森川林
メジロとか、ヒヨドリとか、スズメとか、ヤマバトとかが、毎日わ 3/28
批判と創造 森川林
人を批判することはたやすい。 大事なことは、批判ではなく創 3/27

RSS
RSSフィード

QRコード


小・中・高生の作文
小・中・高生の作文

主な記事リンク
主な記事リンク

通学できる作文教室
森林プロジェクトの
作文教室


リンク集
できた君の算数クラブ
代表プロフィール
Zoomサインイン






小学生、中学生、高校生の作文
小学1年生の作文(9) 小学2年生の作文(38) 小学3年生の作文(22) 小学4年生の作文(55)
小学5年生の作文(100) 小学6年生の作文(281) 中学1年生の作文(174) 中学2年生の作文(100)
中学3年生の作文(71) 高校1年生の作文(68) 高校2年生の作文(30) 高校3年生の作文(8)
手書きの作文と講評はここには掲載していません。続きは「作文の丘から」をごらんください。

主な記事リンク
 言葉の森がこれまでに掲載した主な記事のリンクです。
●小1から始める作文と読書
●本当の国語力は作文でつく
●志望校別の受験作文対策

●作文講師の資格を取るには
●国語の勉強法
●父母の声(1)

●学年別作文読書感想文の書き方
●受験作文コース(言葉の森新聞の記事より)
●国語の勉強法(言葉の森新聞の記事より)

●中学受験作文の解説集
●高校受験作文の解説集
●大学受験作文の解説集

●小1からの作文で親子の対話
●絵で見る言葉の森の勉強
●小学1年生の作文

●読書感想文の書き方
●作文教室 比較のための10の基準
●国語力読解力をつける作文の勉強法

●小1から始める楽しい作文――成績をよくするよりも頭をよくすることが勉強の基本
●中学受験国語対策
●父母の声(2)

●最も大事な子供時代の教育――どこに費用と時間をかけるか
●入試の作文・小論文対策
●父母の声(3)

●公立中高一貫校の作文合格対策
●電話通信だから密度濃い作文指導
●作文通信講座の比較―通学教室より続けやすい言葉の森の作文通信

●子や孫に教えられる作文講師資格
●作文教室、比較のための7つの基準
●国語力は低学年の勉強法で決まる

●言葉の森の作文で全教科の学力も
●帰国子女の日本語学習は作文から
●いろいろな質問に答えて

●大切なのは国語力 小学1年生からスタートできる作文と国語の通信教育
●作文教室言葉の森の批評記事を読んで
●父母の声

●言葉の森のオンライン教育関連記事
●作文の通信教育の教材比較 その1
●作文の勉強は毎週やることで力がつく

●国語力をつけるなら読解と作文の学習で
●中高一貫校の作文試験に対応
●作文の通信教育の教材比較 その2

●200字作文の受験作文対策
●受験作文コースの保護者アンケート
●森リンで10人中9人が作文力アップ

●コロナ休校対応 午前中クラス
●国語読解クラスの無料体験学習