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国語の勉強は、「読める」から「言える」へ(facebook記事より) as/1713.html
森川林 2013/01/13 05:03 



 勉強の世界では、「『わかる』から『できる』へ」ということがよく言われます。
 教えてもらい、わかっただけでは不十分で、自分でできるようにならなければ、本当にできたとは言えません。

 同じことが国語の勉強にもあてはまります。それは、「『読める』から『言える』へ」です。
 難しい文章を読んで書いてあることが理解できたとしても、その文章の内容を人にも言えるようにならなければ本当に読めたとは言えません。
 読めれば言えるはずとは思っていても、読んだ理解の度合いに応じてしか言えないものなのです。

 「読める」から「言える」に関して大事なことは、それを聞く人が気長に励ましてあげることです。

 算数・数学の勉強では、「昨日、教えてわかったのだから、今日はできるはず」ということはありません。
 同じことを何度も同じように教えてあげる必要があります。

 国語の勉強でも、「長文を読んで理解できたのだから、もうちゃんと人にわかるように説明できるはず」ということはありません。
 下手な説明を気長に聞いてあげることが必要です。

 川の流れのように、気長に同じことを繰り返していきましょう。

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算数・数学も、解く勉強から読む勉強へ(facebook記事より) as/1712.html
森川林 2013/01/12 16:56 



 解く勉強から読む勉強へというのは、国語についての話だけではなく、算数・数学についても同様です。
 問題を見て解くよりも、問題を見て解き方を読んでなるほどと理解する方が、ずっと密度の濃い勉強ができます。

 そういう勉強の仕方なら、解き方がわかっているものはもうする必要がありません。(計算の練習というのはまた別でしょうが。)
 初めて接する難問も、かえって楽しいものになります。

 これまでの勉強は、答えのある問題をいかに速く正確に解くかという勉強でした。
 これからの社会に必要なのは、答えのない問題をいかに創造するかということです。

 答えがあるのなら、それを見て理解できればそれでいいのです。
 そして自由な時間は、もっと創造的なことに向けていくべきなのです。

 たぶん、将来、勉強というのはそういうものになっていくと思います。



 さっき、表に出て空を見たら、雲一つない青空に太陽がまぶしく浮かんでいました。
 風は冷たくても、もう、気分は春ですね。

 それでは、いい連休をお過ごしください。

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