本日、3月29日の朝日新聞の1面下に、「小学校最後の3年間で本当に教えたいことさせておきたいこと」の広告が載りました。
発売即重版です。
「小学校最後の3年間で本当に教えたいことさせておきたいこと」
現在、アマゾンの家庭教育部門第4位です。
アマゾンのコメントを入れてくださった方、ありがとうございました。
それから、本の紹介などでご協力いただいたみなさん、ありがとうございました。
小冊子は、現在準備中ですので、しばらくお待ちください。
この本の中にも書いてありますが、小学4・5・6年生は、国語力読解力の差がついてくる時期です。
4月の読解検定は、どなたも無料ですので、これまで受けたことのない人もぜひ受検してみてください。
お父さん、お母さんが、希望の学年で受検することもできます。
↓
国語力がつく読解検定4月(無料)
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現在、アマゾンの家庭教育部門第4位です。
ご購入いただいたみなさん、ありがとうございます。
なお、4月読解検定はどなたも無料です。
ぜひ多くの方が受検してみてください。
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言葉の森は、新型コロナウイルスによる3月の学校の休校に対応するために、「朝からオンラインスクール」と、それに続く「春のオンラインスクール」を運営してきました。
この午前中のオンラインクラスを継続してほしいという声があることと、学校の休校が4月以降も続く可能性があることから、これまで夕方の時間帯中心にに運営してきた森オンラインスクールに、日中のクラスも統合することにしました。
海外、特に時差が9時間程度あるアメリカ在住の生徒は、これからこの午前中のオンラインスクールにも参加しやすくなります。
言葉の森が行っている少人数クラスのオンライン学習は、リアルな学校や塾の教育を補完するだけではなく、オンライン学習独自の意義を持っています。
それは、5、6人という少人数クラスの運営なので、だれもが発言する機会があり、相互の質問や感想や読書紹介の中で、学習意欲とコミュニケーション力が育つことです。
この少人数のコミュニケーションを生かすオンライン学習を、これから広げていきたいと思います。
▼4月からの森オンラインスクールは日中のクラスも開始
https://youtu.be/W4tImu3xsXk

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2月下旬からこの1か月、学校の休校に対応するためのオンラインスクールの仕組み作りに時間を費やしてきました。
そのため、いろいろな問い合わせや質問やメールに対応できず申し訳ありませんでした。
4月からの森オンラインスクールの見通しが決まったので、講師の協力者などの力を借りてこれから大きく展開していきたいと思います。
コロナウイルスによる学校の休校期間の間、オンラインスクールに参加していた小学5、6年生の人は、学校に通ったときよりも勉強の進度が進んだのではないかと思います。
小中学生の勉強は、人に教えてもらわなければわからないような勉強など何一つありません。
すべて、参考書や問題集の解説を見ればわかるようになっています。
先生が黒板とチョークで教える形の授業は、限られた教科書しかなかった何十年も前の時代の名残りです。
子供に必要なのは、学習できる場と、一緒に勉強する友達と、自分に合った教材と、本当にわからないときだけ教えてくれる先生です。
この能率のよい自主学習によってゆとりのできた時間は、勉強の先取りをしたり、自分の好きな創造的な勉強をしたり、読書をしたり遊んだり、たっぷり自分らしい時間を過ごしていけばいいのです。
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昨日3月26日の保護者懇談会で、新小6の生徒のお母さんから、「学校の成績表で、作文だけ×の評価がついていた」という話がありました。
これは、実は意外とよくある話で、その理由は、先生がやきもちを焼いているということなのです。
勉強を教えることに関しては、塾に負けるかもしれないが、作文のような勉強以外の分野については、まだ学校の方が分があると考えているか、あるいは、考えたいということなのだと思います。
問題は、この×をつける評価が、子供にとってどういう教育的効果があるかということです。
×をつけられて、ではこれからがんばろうと思う子はいません。
どうしたら○になるかを教えて、それができたら褒めるというのが先生という役割の人のすることです。
そのためには、子供にもわかるような「○になる方法」という指導法の知識を持っていなければなりません。
評価といものは、指導と結びついて初めて意味あるものになるのです。
https://youtu.be/_Idn6zQ7yEo
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言葉の森で作文の勉強をしていると言った途端に、学校の成績表の作文のところだけ×になるということがよくあります(笑)。
では、そういう評価をする先生が、どうすれば○になるか教えられるかというとそういうことはありません。
作文を上手にするのは時間がかかります。あらゆる勉強の中で、いちばん時間がかかると言ってもいいと思います。
しかし、読書と音読と両親への取材と項目指導で、誰でも必ず上手になるのです。
私は、「先生病」ということをよく考えます。
一つは、教えすぎることです。もう一つは、評価をすることが教育だと考えていることです。
子供は自分で学ぶものです。そして、大事なのは評価する前に、どう学んだらいいかを教えることです。
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言葉の森では、3月28~30日に合宿を予定していました。
しかし、コロナウイルスの問題があったために、2月28日の時点で、合宿の中止を決めさせていただきました。
▽
「3月の春合宿は中止、オンライン合宿として再計画中」2020年2月28日
https://www.mori7.com/as/4030.html
しかし、この連絡が参加予定者に十分に伝わっていなかったために、合宿についての質問を受けました。
ここにあらためて、合宿中止のお知らせをいたします。
連絡が徹底していず申し訳ありませんでした。
なお、上記の記事では、オンライン合宿として計画し直すことを考えていましたが、その後、オンラインスクールなどの企画に時間を取られたため、オンライン合宿の企画まではできませんでした。
しかし、オンラインの交流は、これからいろいろな形でできると思いますので、また世の中が落ち着きましたら、計画をお知らせしたいと思います。
以上、よろしくお願い申し上げます。
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鎌倉学園高校 K.Y.さん
<担当講師より>
小3から中3まで、毎週の課題を地道にこなし、「継続は力なり」を証明してくれました。特に、小学校高学年になってからの成長は目覚ましく、誰にも真似できないようなユニークな視点と豊富な知識に裏付けされた実例には毎回、感心しきりでした。知識・思考・表現のバランスが素晴らしかったです。
これからも好奇心と向上心を軸に、豊かな高校生活を送ってください。
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順天高校 Y.S.さん
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普通に学力のある子なのに、算数・数学が苦手だという子がよくいます
それは、勉強の仕方が違っているからです。
学校や塾の先生は、勉強は教えますが、勉強の仕方は教えません。
だから、家庭で、お母さんが正しい勉強の仕方を教えてあげるといいのです。
▼算数・数学を得意にする勉強法【動画】
https://youtu.be/Rr15rovUiCo
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先生は、勉強を教えたがりますが、本当に大事なのは勉強の仕方を教えることです。
算数は、勉強の仕方がで差がつくからです。
一方、子供もまた勉強を教えてもらいたがります。
それは、その方が楽だからです。
しかし、本当に身につくのは、自分で解法を見て学ぶことです。
勉強時間が長くなるのは、できない問題をいつまでも考えていたり、できる問題を何度も解いていたりするからです。
1冊の問題集を完璧に仕上げるという方法で勉強すれば、勉強時間はもっと短くなります。
度々申し訳ありません。春オンの申し込み方法の件、ありがとうございました。早速、教材も注文フォームから申し込みさせて頂きました。
この教材の注文に関しまして、
①今回春オンの生徒は塾外生扱いで振込入金方法になるのか、
②子供のコード、パスワードでそのまま発注かけたのですご、届いた確認メールの住所欄等がメールアドレスになっておりました。こちらは再度訂正入力等した方が宜しいのでしょうか?
お手数おかけ致します、上記何卒宜しくお願い申し上げます。
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ややオーバーなタイトルですが、これは本当です。
読書力のある子は、いざ勉強を始めると、ぐんぐん力をつけていきます。
読書をあまりせずに勉強を中心にしていた子は、低中学年のころはそれなりにいい成績を取ってはいても、ほかの子も同じように勉強を始めるようになると、次第に成績も伸び悩んできます。
だから、読書と勉強という問題の立て方自体に問題があるのです。
読書と勉強の両方に共通するのは、思考力です。
読書には、この思考力ほかに共感力を育てる要素もありますが、勉強と共通するところは思考力です。
思考力を基準にして考えると、学校で行われている勉強の多くは、知識を付け加えたり、解き方に慣れたりすることであって、思考力とはあまり関係がありません。
ところが、学校のテストは、その知識や解き方を問う問題が中心ですから、勉強をしている子は成績がよくなるのは当然です。
ここで、多くの人は錯覚してしまうのです。
成績を上げるためには、勉強をしなければならない。
間違いを直すことが勉強だと。
しかし、本当の勉強は、思考力をつけることです。
この思考力は、テストのような表面的なものにはなかなか表れません。
表れるのは、その子の作文や対話の中でです。
昨日の保護者懇談会で、ちょうど読書の話が多くでましたので、読書の大切さについてYouTubeに動画を載せました。
https://youtu.be/g3kI4-YR0Lo
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読書力のある子は、難しい漢字も読めます。
ふりがなのふってある本を読んだときに自然に覚えたのです。
しかし、漢字の書き取りはあまりできません。
書き取りは、勉強しないとできるようにならないからです。
この漢字の読みと書きの差が思考力と成績の差です。
低学年のころは、勉強をしている子としていない子の差が大きく出ます。
それは、まだ思考力の差が表面に出ない時期なので、成績の差だけが目立つからです。
わかりやすい例が、英語です。
英語をやっていない子にとって、英語をやっている子は、自分のできないことをしているような感じがします。
だから英語をやるというのは別にいいのです。しかし、大事なのは、表面に表れている差ではなく、その子の内面の思考力を第一に育てていくことです。
親は、そういう一歩高い見地から子供の成長を見ていく必要があるのです。
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