紅白の梅の花
第一志望が受からなかった人は、その第一志望の学校が、人を見る目がなかったと考えることです。
そんなところに受からなくてよかったと言える人生をこれから歩んでいけばいいのです。
そして、何年かたつと、又は、十何年かたつと、遅い人は何十年かたつと(笑)、本当にそう思えるようになるのです。
他人の評価は、たとえよい評価であっても悪い評価であっても、他人からの評価に過ぎません。
評価は、自分自身でするものです。
評価を超えるものは、自分のこれからの生き方です。
かつて、徳川幕府が倒壊したあと、幕府の重臣であった勝海舟が新政府の役職についていることを、福沢諭吉が批判したことがありました。
そのときに海舟が言った言葉は、「行蔵は我に存す、毀誉は他人の主張、我に与からず我に関せず」でした。
(「こうぞうはわれにそんす、きよはたにんのしゅちょう、われにあずからずわれにかんせず」)
自分に確信があれば、他人の評価は、どこ吹く風でいいのです。
さて、本題です。今ごろ(笑)。
言葉の森の生徒で、又は、言葉の森の卒業生で、どこかに合格した人は、それをお知らせください。
「合格情報」に掲載させていただきます。
連絡先は、ホームページのコメント欄、又は、個別れんらく板、又は、お電話でお願いします。
▽個別れんらく板
https://www.mori7.com/teraon/hkei.php
▽電話
045-353-9061(10:00~17:00)
大事なのは、合格の先にあるこれからの人生です。
モクレン
昔は、学校の算数数学ができれば、受験にもそのまま対応できました。
しかし、今はそうではありません。
特に算数数学に関しては、易しい普通の問題と難しい受験用の問題の差が激しいのです。
だから、学校の算数数学がよくできても、受験の算数数学はできないということが起こってきます。
私は、子供たちの本当の学力は、読む力と書く力だと思います。
難しい大量の文章を読み取る力と、自分なりに考えてそれを文章に書く力があれば、それで十分です。
しかし、算数数学に関してはそうではありません。
意外なことに、読む力も書く力もある子が、算数数学があまり得意ではないことがあるのです。
それは、受験用の算数数学を勉強していなかったからです。
だから、時間をかければ、必ずできるようになりますが、算数数学は、上達に時間がかかります。
同じように、英語も上達に時間がかかります。
だから、算数数学と英語は、苦手意識を持つとそのまま苦手が定着してしまうことがあるのです。
これを解決するためにはどうしたらいいかというと、ひとつは、入試で算数数学のクイズを解くような難問を出さないことです(笑)。
どんな難問も、解法を理解して、その解き方に慣れればできるようになります。
しかし、そういう難問を解く訓練をしても、頭がよくなるわけではありません。
ただ時間を費やしたというだけのことです。
そうは言っても、入試の算数数学には対応しなければなりません。
個人でできる勉強法は、夏休みなどの長期間の休みのときに、算数数学や英語だけを集中して勉強することです。
1か月の集中学習で、成績は驚くほど上がります。
つまり、算数数学や英語は、そういうレベルの勉強なのです。
時間をかければ、誰でもできるようになるということです。
算数数学の勉強法は、ただ問題を解くだけではなく、1冊の問題集のできない問題が1問もなくなるまで繰り返し解くことです。
そのためには、問題を解こうとするのではなく、すぐに答えを見て、解法を理解することです。
易しい問題を何問解いても力はつきません。
しかし、子供も親も、勉強している雰囲気にとらわれるので、できる問題を繰り返し解くことを勉強のように考えてしまうことがよくあります。
できる問題を解く方が、子供にとっても楽しいので、力のつかない算数数学の勉強をしている子がかなりいます。
ほとんどの子がそうだと言ってもいいかもしれません。
小学校の低中学年のころは、親が解き方を教えることができます。
しかし、小学校高学年になると、親でも、解法を見ながらでなければ解けない問題が出てきます。
そこで、勉強を子供本人や学習塾に任せてしまうと、子供はできる問題だけを解き、できない問題はそのまま放置してしまうようになります。
今の問題集のほとんどは、解法が充実しています。
難しい問題でも、解法を見れば理解できるようになります。
子供に答えや解法を渡さない塾や学校もありますが、それは論外です。
そのできなかった問題に印をつけておき、それを何度も繰り返し解くことが勉強です。
中高生の問題になると、1回目にできなかった問題は、2回目もできないことが多いです。
3回目も、4回目もできないことがあります。
しかし、ほとんどの問題は、4回目か5回目になればできるようになります。
ところで、親が子供に勉強を教える場合、言ってはいけない言葉は、「こんなこともわからないの」です。
それは、親の自慢になるだけで、子供のやる気にはつながりません。
子供のできない問題は、いつも笑顔で何度も同じように繰り返し教えることです。
その繰り返しには、日を置くことが大切です。
その日のうちに理解させようと思うと無理が出てきます。
最初の日は軽く教えるだけで、子供が理解できなくてもいいのです。
次の日も軽く教えるだけで、また子供が理解できなくてもいいのです。
次の日も、次の日も、軽く教えていると、子供はいつか当然のように理解できるようになります。
理解には、繰り返しの時間が必要なのです。