●低学年、中学年は勉強よりも読書と対話。
小学校低学年・中学年の頃の勉強は、やれば誰でもできるようになるレベルの勉強なので、大体できていればいいという程度に抑えておくことです。
そこで必要以上にいい点数を取るよりも、読書と自分の好きな遊びに打ち込む時間を確保することが大事です。
●高学年、中学生、高校生は勉強と同時に読書――ただし、物語文の読書だけでなく、説明文・意見文の読書が必要
小学校高学年から中学生・高校生にかけては、勉強と同じくらいに読書が大事と考えておくことです。
ただし、その読書は物語文の読書だけでなく、説明文、意見文の本を取り入れていくことが必要になります。
●これからの大学入試では作文力が必要になる
これからの大学入試では、総合型選抜に見られるように、作文力が重視されるようになります。
作文の一つの指標として字数の伸びを考えておくことです。
学年の200倍、つまり小学六年生以上は1200字以上をコンスタントに書く力をつけておくことが大事です。
●今の世の中の基準に合わせるのでなく、子供の個性と興味関心を活かす
これから世の中は大きく変わるので、今の世の中の基準に合わせるよりも、子供の個性と興味関心を生かすことが大事です。
●英語の重要性は低下するから、日本語で難しい文章を読み、難しいことを考え、表現する力を育てることが最優先。
AIの発達によって英語の重要性は低下します。
当面はまだ入試でも英語が必要になりますが、これからは英語力よりも日本語で難しい文章を読み、難しいことを考え、表現
する力をつけておくことが大切です。
●数学は、中学生レベルの数学は完璧にやっていく必要がある(できれば高校生レベルも)
算数・数学に関しては、中学生レベルの数学は少なくとも完璧にできるようにしておくことが必要です。
できれば、高校生レベルの数学も完璧に近くできるようにしておくことです。
これからは大学の文系志望でも数学が必要になります。
なぜ数学が必要かというと、仕事や研究で数学を使うからではなく、これからの時代には数学的な背景がわかっている必要があるからです。
●これからの子供たちの将来の展望は、自分の好きなことをして世の中に貢献する道を探すこと。
子供たちの将来の展望は、昔はいい会社に入るというような大まかな目標がありましたが、これからは目標が決められなくなる時代になります。
子供が自分の好きなことをして世の中に貢献する道を探すということを子育ての目標にしていくといいと思います。
●これからは、経済の時代よりも文化の時代になり、文化に経済が従うようになる
●無駄に見えることも含めて、楽しく生きることを最優先する。
子供の生活には無駄に見えることがたくさんありますが、無駄なことも含めて楽しく生きることを最優先していくことが大事です。
●作文を簡単に書く方法がある
作文を書くには1200字の作文で60分から90分かかるのが普通です。
しかし、音声入力によるテキスト化を生かせば15分程度の短時間で1200字以上の作文を書くことができるようになります。
ただし、小学生のうちは手書きの感覚を身につけておく必要があります。
●森リンベストと森リン大賞
森リンベストと森リン大賞の表示の関係がわかりにくかったので、ホームページに解説の記事を書きました。
https://www.mori7.com/as/5485.html
●プログラミング学習の今後
プログラミング学習は、これまではビジュアルプログラミングでプログラミングの感覚を学び、その後コードプログラミングに進むという方向でした。
しかし、これからはコードを学ぶというよりも、何をしたいか、何を作りたいかを考え、それをAIと共同でプログラム化していくような時代になります。
●創造発表学習の今後
発表学習は、高校では探究学習と呼ばれていて、生徒各人がグループでテーマを決めて学習をするという形をとっていることが多いです。
しかし、知りたいことを調べて発表するということは、 AIの時代には必要なくなります。
その代わり、知りたいことではなく、自分のしたいことをAIと相談して研究し、発表するようになります。
御木本幸吉の時代にChatGPTがあり幸吉が「真珠を養殖する方法」を聞いたとしても、ChatGPTは教えることはできなかったはずです。
大事なのは自分のしたいことがあるということなのです。
●4月分の受講料から、全科学力、国語読解、算数数学、英語、プログラミング、創造発表の各クラスの受講料は、現行の8,,800円から11,000円の値上げになります。
よろしくお願いいたします。
勉強は、やれば誰でもできるようになります。
それは、すでにAIができるようになっているのと同じです。
大事なのは、知識を蓄積するような教育ではなく、知識を生かして、その人の個性と想像力と思考力を伸ばすような教育です。
そのために作文教育を始めました。
しかし、それまでの作文教育の問題点は、評価に客観性がないことと、指導する先生の添削や講評の負担が大きいことでした。
そのために、作文教育の必要性は、多くの人が認めながらも、実際には学校教育の場でも学習塾の場でもほとんど行われていませんでした。
大学入試についても、近年、小論文による評価が行われるようになりましたが、その場合でも、実際にどういう評価が行われているのかは不明です。
私の推測では、大人数の受験生の小論文を評価する場合、評価は、字数や表記による減点、誤字による減点という形の評価がほとんどで、内容による評価は行われていないと思います。
作文検定は、独自のアルゴリズムによる語彙力評価と、 AI による内容の評価と、多様な表現力の評価を組み合わせたシステムで、これによって、作文力を客観的、多面的に評価することができます。
この作文検定の仕組みが広がれば、現在の知識の習得に重点を置いた教育ではなく、個性と思考力と創造力の育成に基づいた教育ができていくと思います。
作文検定で、作文の評価がどのように行なわれるか、動画で説明しました。
https://youtu.be/aPessuCgDAE