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「褒める子育て」の経済学の向こう側 as/2388.html
森川林 2015/07/24 08:24 


 「褒める子育て」と「高い学力」に相関関係はありますが、それは単純な因果関係ではありません。むしろ、短期間で言えば、「叱る子育て」の方が学力の伸びは高い傾向があります。
 しかし、「叱る子育て」を基本にしていると、勉強はだんだん暗い雰囲気になってきます。

 競争も同じです。競争のない状態よりも競争のある状態の方が、学力の伸びは高くなります。しかし、競争を基本にしていると、物事や人間に対する視野が狭くなるのです。

 だから、「褒める子育て」は、経済学として考えるのではなく、人間の生き方や社会のあり方として考える必要があります。
 江戸時代の教育は、叱ることや競争を煽ることを極力避けて、子供の本来の自然を伸ばすような教育でした。しかし、それで学力が低下していたかというとそういうことはなく、当時の世界最高水準の教育が実現していたのです。

 子育ては、学力の面だけで考えるのではなく、人間の成熟という面で考える必要があります。
 大人でも、不満や愚痴をよく言い、世の中を批判し、機嫌のいいときよりも悪いときの方が多いような人は未熟な人です。そういう大人に「叱る教育」をされて学力が伸びたとしても、その子が望ましい成長をしているとは言えないでしょう。

 教育に関する客観的な調査や研究は、もっと進められる必要があります。しかし、同時にその客観的なデータの向こう側を見る人間観を持つことは、もっと大事なことなのです。

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子供のころから生き物のいる生活を as/2387.html
森川林 2015/07/23 10:41 

 子供たちは、生き物が大好きです。言葉の森の港南台教室には、犬が1匹と鳥が4羽いて、最近はメダカもいます。教室の階段を登ってくるところには、スズメがいつも飛んでいます。教室の外にある電気メータの中に巣を作っているのです。
 こういう生き物を見ると、子供たちはすぐさわりたがります。犬や鳥は迷惑そうにしていますが、子供たちは生き物が大好きです。

 さまざまな動物と人間との交流が描かれている「ソロモンの指輪」という本には、動物と一緒の生活をしたことのない人には人生の喜びの半分が隠されている、というようなことが書かれています。犬や猫や鳥を飼っている人には、こういう言葉は実感を持って感じられると思います。

 この動物と接する喜びの感情というのは、人生の初期に形成される気がします。
 私(森川林)の場合は、物心ついたときから、家には犬とチャボとアヒルがいました。それらの動物が家族と同じような感じで暮らしていました。
 また、昔は野良犬がよくいたので、小学生のころは、近所の友達と一緒に近くの野原で野良犬を半分飼っていました。飼うといっても、野原で一緒に遊びときどき餌をやるという程度でしたが。
 中学生になると、親に頼んでジュウシマツを2羽買ってもらい、生まれた雛を何羽も手乗りにして遊んでいました。
 そういう小動物が近くにいると、それだけで何となく幸せな気持ちになるのでした。

 そこで、自分の子供が生まれたときにも、できるだけ早く動物を飼おうと思いました。
 幸いというか何というか、子供が小学校に上がる前のころ、近所の公園から野良猫を1匹連れてきました。そのうち、その野良猫が家に居つくようになり、やがて子猫が何匹も産まれました。
 同じころ、ゴールデンリトリバーの子犬を飼うようになり、猫と犬と人が共存する不思議な暮らしになりました。ゴールデンリトリバーは温和な性格で躾もよくできたので、海や山に遊びに行くときもいつも一緒に連れていきました。海では子供たちと一緒に泳ぎ、山ではテントで一緒に寝るという生活が、ちょうど子供たちの成長に合わせて十数年続きました。

 人間になつく動物というのは、一緒にいるだけで幸福な気持ちになれます。
 今ふりかえると、自分が子供にしてあげた中でいちばんのプレゼントは、この犬を飼ってやったことではないかと思うのです。


※現在の住宅環境では、犬を飼える家は少ないと思います。そういう家では、文鳥やオカメインコなどを手乗りにして飼うといいと思います。(ただし、オカメインコはコードをかじったり、パソコンのキーボードをはずしたりします。)

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