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6月の森リン大賞 小5の部 as/1898.html
森川林 2013/08/16 10:48 




6月の森リン大賞(小5の部127人中)
知識のありかた
なむな

 人によって感じ方は様々である。日本だとコオロギの音が「リーリー」と表現されるが。決して世界中の人がみんな「りーりー」と感じるわけではない。知識、習慣は、現実の見方感じ方を変える力がある。例えば、アオマツムシが外来虫という知識によって、アオマツムシの声がうるさいと感じてしまうことなど、自分の物の見え方や感じ方が絶対のものだと思わないようにするのも大切だ。

 私はこの話を読んで、知識のすごさにびっくりした。現実の物の見え方や感じ方を変えられるのだ。だが、本当に知識があったほうがよかったいいのだろうか。

 例えば、本を読むとき。今、本が映像になっていることが多い。映画、アニメ、ドラマ・・・・。私が大好きなリンドグレーンやケストナーの作品も映像化されている物がある。この間、私は「レ・ミゼラブル」の映画を観た。岩波少年文庫の本を先に読んでから、観た。本は大人用でなくとも上下にわかれていて、簡単に読めるものでなはい。だが、私は本を先に読んだ。

 「レ・ミゼラブ」の本と「レ・ミゼラブル」の映画。同じ「レ・ミゼラブル」でも私の中では少し違った。本を先に読めば、場面や登場人物の様子をイメージする。それは一人ひとり違う。読みとり方は多種多様だ。映画はそのいろいろな想像のなかの一つを映像化したものだ。だから、私のイメージとはかなり異なることがある。

 まず、監獄の様子だ。本文にはこの場面はのっていないが、話を読みながらもっと暗いところでじめじめしていて、まるでカビが生えそうな地下に鎖でつながれているところだと思っていた。でも、映画は外での重労働となっている。

 エポニーぬはあまり美しい感じではないイメージがあったのに、美しい女性だった。

 テナルディエは背が高く人を見下ろすような感じの人だと思っていたが、かなり太っていて社会の底辺をさまよっているような人だった。

 このようにイメージが合わないことが多かった。

 私の友達には、映画をみないと本を読めない子がいる。けれど、私は何も知らずに読むからこそ、イメージをして本をより楽しめるのだと思う。映画等の映像を観てしまったら、本の楽しさが減ってしまうはずだ。

 しかし、このように知識が絶対あったほうがいいわけではない。オペラやミュージカルを観るときには話を知っていたほうが面白い。

 「魔笛」というオペラは有名な歌がたくさんあるが、あらすじを知らないと分からなくなり、お話を楽しめない。音楽にも集中できなくなってしまう。しかも日本語ではないので、さらにわからなくなってしまう。これは、知識があったほうがいい。

 知識の有無は時と場合によってどちらがよいかが変わる。大切なのは考え方や見方を深く掘り下げるために知識を使うといいということがわかった。そして、それを実際にやりたい。


順位題名ペンネーム得点字数思考知識表現文体
1知識のありかたなむな84116654807881
2平和湖れいくん81103753607579
3国がちがえば感じ方もちがうくあゆ81103057627586
4楽しいクラスアリス79146544778587
5楽しい先生おもしろい先生(清書)ゆめく781005477310079
6MOTTAINAI精神を育め!みんみ78662421029093
7物を大切にする心にえに78134941607183
8楽しいなゆこぷん78123943596587
9ピカピカきれいな星空こゆり7681742627684
10人間の本来の 生の姿レモン7676746627290

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「がんもどき」に思う as/1897.html
森川林 2013/08/16 03:43 


 人間は、喜びのために生きている。
 この地上にたくさんの喜びを作るのが、人間の役割だ。

 しかし、喜びは往々にして獣の喜びとなることがある。
 獣の喜びの向こう側には、食べられるものたちの悲しみがある。

 あらゆるものが喜びとなる人間の喜びを作るために、人間は豊かな知恵を持つ。

 先日、スーパーローゼンで買ったガンモドキ。
 たぶん、昔の人の中に、食べられるガン(雁)たちに心を痛めて、大豆たんぱくである豆腐を原料に、ガンをつかまえなくても食べる喜びを作り出そうとした人たちがいた。

 歴史の彼方に消えて、もう足跡も見えないその人たちのことをふと思う。


====
がんもどきとは豆腐の加工品のひとつである。
名前の由来については諸説あるが、最も知られているのは雁の肉に味を似せたとされることから「がんもどき」だという説である。
関西ではがんもどきを飛竜頭(ひりゅうず、ひりうず、ひろうす、ひりょうず)と呼ぶことが多い。
====Wikipediaより

(写真は http://100plate.blog21.fc2.com/blog-entry-36.html より)

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創造力が、これからの日本を支える as/1896.html
森川林 2013/08/14 06:43 


 facebook記事より。

====

 これからの教育で大事なことは、創造力を育てることです。
 これまでの教育は、社会という機構の中できちんと動く部品のような能力を育てることを目的としていました。

 もちろん、部品がきちんと動くことは、いつの時代でも大切です。
 特に、日本の社会では、どの部品も正確に動くことが大きな持ち味でした。

 しかし、それは欧米という目標に追いつくまでの間の長所でした。
 今、世界の先進国のほとんどは行き詰まり、新しい出口を模索しています。
 その新しい出口を創造する役割が、日本に求められているのです。


 ユダヤ人のノーベル賞受賞の比率は世界のトップです。(ノーベル賞が必ずしも客観的な基準になるわけではありませんが)
 ところが、OECDによる学力の国際比較(PISA)では、イスラエルはせいぜい40位です。
 一方、上海、香港、韓国、台湾などは、日本よりも上回り上位を独占しています。

 創造的な学力と、きちんと動く機械の部品のような学力は、同じではありません。
 この創造的な学力を育てる教育が、これからの日本の経済を支えていくのです。


▽関連記事

「第三の矢は、エネルギー、農業、育児、観光。第四の矢は、創造教育」
https://www.mori7.com/index.php?e=1895
「創造する子供たち、対話のある家庭、自助の教育 1」
https://www.mori7.com/as/1575.html
「創造する子供たち、対話のある家庭、自助の教育 2」
https://www.mori7.com/as/1574.html
「創造する子供たち、対話のある家庭、自助の教育 3」
https://www.mori7.com/as/1573.html
「創造する子供たち、対話のある家庭、自助の教育 4」
https://www.mori7.com/as/1572.html
「創造する子供たち、対話のある家庭、自助の教育 5」
https://www.mori7.com/as/1571.html

====

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森川林 20130814  
 「ユダヤ人とイスラエルを同列に論じるのはおかしい」というご指摘があったので、そのお返事です。

 確かに、ユダヤ人=イスラエル国籍ではありません。
 ノーベル賞の国別の受賞者で言えば、アメリカやイギリスが上位で、イスラエルはずっと下です。だから、いろいろな国籍のユダヤ人ということになります。

 とは思ったのですが、ユダヤ人の教育の特徴は、家庭における教育にあると言われています。
 家庭で読書や話し合いや聖書の朗読を大事にする文化があり、それがユダヤ人の学力の背景にあるのです。

 すると、そういう家庭文化を共有するはずのイスラエルの子供たちの学力も、平均的にはもっと高いはずだと思われるはずですがそうではありません。

 だから、平均的な学力の高さと、突出した創造力とは、似ているが別のものだと考えられるのです。

 今の日本の教育の問題は、平均的な学力を高めることに力を入れすぎていることです。
 だから、大学で学生に書かせるレポートも、どれだけいろいろな文献をきちんと引用できているかで評価されています。
 独創的なことを述べると、「十年早い」と言われるような文化が日本の学問の世界にはあるのだと思います。


森川林 20130814  
 引き続き、コメントがあり、「イスラエルには、多様な民族多様な言語がある」という話でしt。

 そこで、再度、お返事。

 なるほど、そういう事情があるのですね。
 子供時代にどういう言語環境で育つかということは、かなり重要だと思います。
 母語を確実に定着させる環境があるということが大事なのでしょうね。

 ところで、学力テストで上位を占めた秋田県、福井県などの教育と、大学入試に向けた受験勉強向けの教育とはかなり違います。
 更に、受験勉強向けの教育と、ノーベル賞向けの教育(というものがあった場合)も、かなり違うと思います。

 PISAで測られる学力は、学力テストの教育と受験勉強の教育の中間ぐらいにあるものだと思います。
 つまり、基礎的なところでは、家庭の教育的な環境に支えられているが、ある程度は学校などの組織的な取り組みで向上するものです。

 日本におけるPISAの学力の問題点は、その平均的な成績よりも、下位のグループの成績が低下し、学力格差が大きくなっていることです。
 だから、下位の学力を上げるための家庭と学校の取り組みが必要なのですが、仮にそれが上がって平均点が上がったとしても、それで安泰というわけではありません。
 PISAの点数や受験勉強の点数が上がることの延長に、創造的な学力があるのではないからです。

 むしろ、今の問題は、受験勉強向けの無駄を省いた勉強で、学力の厚みのない、成績だけがよい子が増えているように思えることです。
 だから、日本のこれからの教育の目標は、下位を引き上げることと、上位をより創造的な学力に発展させていくことであって、平均的な学力を高めることではないと思っています。
 (話が広がりましたが)

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第三の矢は、エネルギー、農業、育児、観光。第四の矢は、創造教育。 as/1895.html
森川林 2013/08/13 05:16 


 今の日本に必要なのは、強力な政治による統一した行動です。
 強力な政治というと、戦争に向かう危険性を指摘する人がいますが、これからはもう誰も戦争を起こせなくなります。なぜなら、戦争には勝者も敗者もなく、いずれもが敗者であり、ただひとりの勝者が軍需産業であることを多くの人が知るようになったからです。

 今、日本の経済政策として提案されているものは、第一の矢が金融緩和、第二の矢が財政政策、第三の矢が成長戦略です。このうち、最も重要で困難なものが、第三の成長戦略です。
 そこで、今回は日本の成長戦略の方向について考えてみました。

 成長戦略の焦点となるものは、第一にエネルギー対策、第二に食糧自給対策、第三に雇用創出対策、第四に少子化対策、第五に新産業対策、そして第六に創造教育対策だと思います。

 まず、第一のエネルギー対策についてです。
 新しいエネルギー源として考えられるものには、太陽光、風力、地熱、潮力、メタンハイドレート、あるいは将来の超小型の安全な原子力などがあるでしょう。
 これらの新エネルギーを開発していくために、日本の各地にエネルギー開発基地を作ります。

 このエネルギー開発基地は、同時に新しい農業基盤の基地となるようにもし、そこに若者を中心にした開拓者を大量に募集します。このエネルギー・農業開発基地には、海洋開発の基地も含まれます。
 こうして、第二の食料自給対策と、第三の雇用創出対策を並行して進めます。

 食料自給で大事なことは、自給率を高めるだけでなく、地域ごとに自立できる分散した自給体制を作ることです。なぜならば、現在の都市集中型の経済は、高度な流通に依存しているという点で災害に対して脆弱になっているからです。

 第四の少子化対策としては、若い人に対する巨額の出産育児手当で対応します。子育て、つまり人間こそ、将来最も価値ある資産となるものですから、出産育児手当は通常の福祉にとどまらず、長期的な成長戦略の柱となるものです。

 また、育児に専念できるように母親の労働を緩和し、扶養控除や扶養手当を拡大していくことも重要です。子育てを中心に考えた場合、男性は社会で仕事をし、女性は家庭で仕事をするとうい分担が最も自然で能率がよいからです。

 更に、これからの住居は、核家族に合わせた狭い小規模のものではなく、大家族に対応した広い大規模なものにしていく必要があります。親と子と祖父母の3世代や4世代が楽に暮らせることが、これからの住居の基準になります。これも、未来の宝である子供たちを育てるための投資です。

 さて、新エネルギー開発・農業自給基地には、エネルギーと農業以外の新しい産業も必要です。子育てが将来の投資になるとは言っても、その成果が目に見えるのはかなり先のことになるので、経済の活性化のためには新産業の創出が必要なのです。

 その新しい産業として考えられるものは、地域の特性を生かした新観光産業です。
 それぞれの地域には、その地域の特徴としての自然、景観、特産品、文化、歴史があります。これらの特徴を生かした観光産業を作り出すことができます。
 日本の国内で観光地として評価されれば、日本の歴史や文化に関心を持つ世界の人々を対象にした観光地として発展させることができます。

 そのために必要なもののひとつが、観光バウチャー(引換券)制度です。つまり、全国民を対象にした観光バウチャーを支給し、日本全国の観光地を訪れる機会を増やすのです。
 観光が生活の中に日常化すれば、特定の有名観光地だけに集中することはなくなり、それぞれの地域の個性を味わう形で観光コースは日本中に広がります。

 かつて、地域おこしのために金塊が支給されたことがありましたが、地域の発展のために不足しているのはお金ではなく、その地域を訪れてその地域のものを買いたいという需要なのです。
 需要があれば、その需要に対応したさまざまなアイデアが生まれ、地域の個性化に磨きがかかり、やがてその評判は海外にも広がります。
 自然の景観を利用するだけのこれまでの観光産業は、消費的な産業でした。しかし、新しい地域の個性を作り出す観光産業は、創造的な産業になります。


 この観光産業で経済の活性化を支えている間に、第六の創造教育に取り組むことができます。
 少子化を克服して子供の数が増えるだけでは不十分です。それらの子供たちに優れた教育を行ってこそ、子育てはより実りのあるものになります。

 これからの新しい教育の目的は、人間の創造性を育てることです。
 これまでの教育は、機械の部品のようにきちんと働く労働者を育てることを主な目的としていいました。これからは、新しいものを作り出す人を育てることが教育の主要な目的になります。
 例えば、ノーベル賞級の学者、自分で会社をおこす起業家、新しい芸術や文化のジャンルの創始者などです。これらの創造的な人が続々と現れる日本を作ることが、教育の目的になるのです。

 そのために必要なのは、教育の自由化です。教育の自由化のために、教育を受ける権利を、ここでも教育バウチャー(引換券)として支給します。これによって、誰でも親の所得に関係なく、希望する最高の教育を受けることができるようになります。

 また、教育サービスを提供する側として、個性的な教育を行う個人や企業の学校開設を認めます。
 そのために、学年相当の学力があることを認定する資格試験を導入します。

 この新しい教育に参入する人の中には、社会の仕事を離れ、家庭の育児に専念できるようになった家庭の主婦も多数含まれるでしょう。
 だから、これからの教育は、学力認定試験という全国的な枠を前提にした上で、地域と家庭に根ざした小規模で充実したものになっていきます。

 この充実した小さな教育の中で、日本と世界の未来を支える創造的な子供たちが育っていくのです。

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小学1、2年生は勉強の習慣を作る時期。小学3、4年生は学力の土台を作る時期。成績を上げるのは受験生になってから as/1894.html
森川林 2013/08/12 15:46 


 子供たちの勉強の様子を見ていると、それぞれの時期に必要なことをせず、逆に必要でないことに力を入れて苦労している様子をよく見ます。

 最も多いのが、小学1年生から4年生ぐらいまでの、勉強の習慣を作り学力の土台を作る時期に、成績を上げることに力を入れてしまう家庭が多いことです。

 ある教育サイトに、小3の子のお母さんからの、「漢字・指示語・熟語・ことわざ・慣用句など、国語のすべてが苦手で困っている」という相談が載っていました。問題集を何度も繰り返し解かせているそうですが成果が上がっていないそうです。

 苦手なことをなくすという勉強の仕方はもちろん大切ですが、問題は、この相談の対象となっている子が小学3年生であることです。
 小3で、なぜ「漢字・指示語・熟語・ことわざ・慣用句」などの勉強をしているかといえば、それは、塾でそういう勉強やテストをさせられているからです。
 小学生のころは、こういう成績を上げるための勉強はする必要がないのです。

 国語力のある子は、小3のころに、問題集を解くような勉強はしていません。家で楽しく本を読み、お父さんやお母さんといろいろな話をしています。
 つまり、小学校低中学年の間は、国語の勉強をするのではなく、生活を国語的なものにしていくことが大切なのです。

 生活を国語的にするとは、例えば次のようなことです。
 まず、家族全員でテレビを見る時間を決めることです。1週間の予定で毎日平均1時間というのが目安です。ゲームの時間も同じように子供が納得する範囲で決めてそれを守るようにします。こういう生活習慣を作るためには、まず親がテレビを見る習慣を改める必要があるかもしれません。

 次に、家庭での読書の時間を作ることです。そして、親が本を読んでいる姿を子供に見せることです。この場合は本は、もちろん雑誌や画集のようなものではなく、普通に文章として読む本です。親が日常的に本を読んでいる姿を見せれば、子供は自然に読書好きになっていきます。

 また、家庭での対話の機会を大切にすることです。だから、食事はできるだけ家族一緒にとります。もちろん、食事の時間になったら、テレビは消します。
 親子で楽しくお喋りをするためには、親は聞き上手である以上に、話し上手である必要があります。親子の対話には、親の側のちょっとした努力も必要なのです。

 以上のような国語的な生活習慣は、子供が小学校1年生のときにつければ簡単です。しかし、小学校3年生になると、新たな習慣をつけ直すことは難しくなります。小学校高学年になると、かなり努力をしないとできません。

 こういう国語的な生活習慣があれば、受験期に国語の成績を上げることは簡単にできます。しかし、国語的な習慣や土台のない子は、受験期に国語の成績を上げることはかなり難しくなるのです。



 子供たちの勉強の仕方の勘違いで次に多いのが、今後は逆に、受験期に成績を上げる勉強をせず、漠然と実力を上げる勉強をしている子が多いことです。

 これは、特に、小6,中3、高3の最後の1年間の勉強について言えることですが、この時期は、志望校の過去問を目安にして、その過去問で7割の得点を上げるためにはどうしたらいいかということを考える必要があります。
 しかし、この受験期になっても、過去問に取り組んでいない子がほとんどです。

 この過去問に取り組むことの大切さは、これまでに何度も記事を書いているので、関心のある方は、言葉の森の「HPの記事検索」で、「過去問」と入れて検索してくださるといいと思います。


▽関連記事
「小学1年生から高校3年生まで―言葉の森での勉強の仕方」
https://www.mori7.com/saisou13.html

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