ログイン ログアウト 登録
 Onlineスクール言葉の森/公式ホームページ
 
記事 1638番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2026/2/11
家庭学習の進め方、家庭での対話の仕方(facebook記事より) as/1638.html
森川林 2012/10/25 10:01 



 今日は午後から子育て講座。
 今日のテーマは、家庭学習の進め方、家庭での対話の仕方、です。

 家庭学習で大事なことは、形の残らないものができるということです。
 学校や塾でやる勉強は、どうしても問題を解いて答え合わせをするような形の残るものが中心になります。
 しかし、本当に身につくのは、音読、読書、CD聴取、対話など形の残らないものです。

 形の残る勉強は、いつでもできますが、形の残らない勉強は、習慣がつくまでは決まった時間にやらないとなかなかできません。
 その方法は、朝ご飯前にするか、アラームをセットしておくかです。(このアラームのセットが意外と効果的)

 家庭学習の基本は、先取りよりも定着120%を目指すことです。
 勉強は、むしろ後取りぐらいでいいのです。(ただし、漢字の読みは先取り、英語の聴取は小4からの先取りで)
 授業で習ったことをしっかり定着させていれば、受験前の集中学習ですぐに受験に対応した学力がつきます。

 先取りでも、後取りでも、基本になるのは、できないところがなくなるまでやることです。(これが120%という意味です)
 しかし、プリントや問題集を次々にこなす学習では、できるところもできないところも同じように繰り返します。
 今の子供たちの勉強の多忙さは、ここから来ています。

 できるところは、もうやらずに、できないところだけ繰り返すという工夫ができるのが家庭学習です。
 そのためには、問題集は1冊に絞り、それを何度もやり直すことです。(参考書も1冊、CDも1枚。すべてシンプルに)

 これからの勉強の中心は、家庭での学習になります。
 しかし、今の家庭学習は、学校や塾でやっている勉強と同じことを家庭でやるようなものになっています。
 だから、親も多忙になり、子供も多忙になり、多忙なわりに実力もなかなかつかないのです。(T_T)

 子育て講座では、楽にできて実力のつく家庭学習の話をしていきたいと思います。


 もうひとつは、家庭での対話の仕方。
 ただのお喋りでも楽しいのですが、中身のある対話をするためには、それなりの準備が必要です。

 その準備のひとつは、子供が毎日長文の音読をしていて、その音読の話題をもとに話をすることです。
 すると、対話の話題そのものが高度になってきます。

 親の心構えとしては、子供と同じ水準で話すこと、親自身の体験をもとに話すことです。
 知識の量では、親の方が子供よりも圧倒的に多いので、知識を披露するような話では、子供は聞き役になってしまいます。
 親が自分の体験をもとに話せば、子供は聞き役から自分も話し役になろうとします。

 対話はディベートではありません。
 相手の意見と違うところを論じ合うのではなく、似た例を出し合うのが対話です。
 時に意見の違うところがあっても、その違いは保留にして、一致点だけを生かしていけばいいのです。

 対話の意義は、次のようなものです。
1、理解力、思考力が育つ
2、表現語彙が増える(作文と似ています)
3、似た例を聞くことで人生が豊かになる(読書と似ています)
4、家庭での対話の文化が育つ(対話で育った子が親になれば、もっと対話はしやすくなるでしょう)
5、音読の目標ができる(これはおまけ(笑))



 今日は、曇り空で涼しい風が吹いています。
 ときどき、夏の暑さを思い出して、あらためて季節は移りかわるのだなあと思う今日このごろ。
 四季があるっていいですね。

 それでは、今日も秋の静かないい一日をお過ごしください。

 (中根)

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
facebookの記事(165) 家庭学習(92) 

記事 1637番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2026/2/11
国語力と読書力(facebook記事より) as/1637.html
森川林 2012/10/24 07:55 



 読書の量だけ多くても、国語の成績は上がらないという人がいます。
 しかし、ここに重要な勘違いがあります。

 確かに、読書の量を増やしても、国語の成績にはあまり大きな影響はありません。(短期的に言えばほとんど影響ありません)
 その理由は、(1)子供たちが読む本は、入試問題を解くのに必要とされる読解力よりも易しいのが普通で、(2)また、読書が読解力に反映するまでには、思っている以上に時間がかかるからです。

 しかし、大事なことは、読書は国語の成績を上げるためにするものかということです。
 その子の人生という大きな視野で見た場合、国語の成績を上げることと、読書によって何かを得ることと、どちらが豊かな実りをもたらすでしょうか。

 国語の成績とは、人為的に作られた重箱のようなものです。
 読書とは、自然に広がる大きな海や山のようなものです。

 だから、国語の成績を上げるコツは、すぐに教えることができるのです。
 しかし、そんな重箱の隅をつつくテクニックに習熟するよりも、広い海や山で遊んだ方が楽しいから、本好きな子は読書をするのです。

 国語の成績を上げることと読書をすることは、十分に両立します。
 それは、自分の好きな面白い本を読みながら、その一方でもっと難しい文章を繰り返し音読したり暗唱したりすることによってです。
 その結果は、作文に現れてきます。

 国語の成績は、目的ではなく結果です。
 国語の得意な子は、国語の勉強などをとりたててしていない子です。

 読書をしても国語の成績は上がらないという言葉を真に受けて(笑)、読書をやめてしまうことのないようにね。


 ということで、facebookグループ「読書の好きな子になる庭」。
http://www.facebook.com/groups/118437524908264/


 前回の関連記事「国語力と読書の関係」はこちら。
https://www.mori7.com/index.php?e=1625


 昨夜の突然の雨も去って、今日は快晴。
 でも、だんだん日が昇るのが遅くなってきました。
 夜が長いと、日中にえさを食べる小鳥たちはお腹がすくだろうなあ。(と余計な心配を)
 その点、人間は恵まれています。

 それでは、今日もいい一日を過ごして、秋の夜長はたっぷり読書でも。

 (中根)

 写真は、ベランダに朝ご飯を食べに来たスズメたち。

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
国語力読解力(155) facebookの記事(165) 読書(95) 

記事 1636番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2026/2/11
作文発表会のページ(港南台教室の生徒保護者向け連絡) as/1636.html
森川林 2012/10/23 11:35 

 9月4週に港南台教室で行った作文発表会の生徒別ビデオをアップロードしました。
 自分の生徒コードとパスワードを入れると、自分の発表の様子が見られます。
https://www.mori7.com/hpk/

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
生徒父母連絡(78) 教室の話題(26) 

記事 1635番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2026/2/11
言葉の森の自習を楽に続けるために as/1635.html
森川林 2012/10/19 06:16 



 人生の基本は学力です。(学歴という意味ではなく)
 学力の基本は国語力です。
 国語力の基本は読む力です。
 読む力はどうしたらつくかというと、毎日続けることによってです。

 以上のことを逆に言うと、
 人生の基本は、スポーツや芸能ではありません。(そこでがんばっている人は、もちろんそれでいいのですが)
 学力の基本は、英語や数学ではありません。(それらは点数の差がつきやすいということなのです)
 国語力の基本は漢字を書く力ではありません。(むしろ漢字を読む力を含めた読む力です)
 読む力はどうしたらつくかというと、集中して国語の特訓をすることによってではありません。

 以上、いろいろ差し障りがありそう……。(^^ゞ

 だから、いちばん大事なのは、読むことを中心にした学習を毎日続けることですが、毎日続けるために大事なことは、楽にできる分量にとどめて無理せず気長にやることです。


 言葉の森の勉強を始めたばかりの人がよくやってしまうのが、最初からがんばりすぎることです。
 例えば、作文を書くのに3時間もかけるとか、毎週の長文の音読も、読解マラソン集の音読も、暗唱長文の暗唱も、読書も、問題集読書も、最初からすべてやってみるとかいうことです。
 生活の中での勉強のスタイルには個人差があり、また勉強の能率にも差があります。

 楽に続けるために大事なことは、身近にいるお母さんが子供の様子を見て、随時判断し、早めに軌道修正してあげることです。

 しかし、軌道修正をする一方で、大きな原則というものも必要です。
 子供が何を言おうが、これだけは続けるというものがあると、子供の気持ちも安定するのです。

 その原則の第一が読書です。どんな本でもいいから(「怪傑ゾロリ」でもいいから)毎日10ページ以上の読書をすることです。(ちなみに、「怪傑ゾロリ」は文章も内容も優れたいい本です。)
 最低限、この読書だけを毎日欠かさずに続けていればいいのです。(この方法はまたいつか説明したいと思います)

 そして、読書はできるので、もう少し何かをしたいという場合の第二が、毎日の長文の音読です。長文の音読のような2、3分でできる短い勉強を毎日続けるために大事なことは、朝ご飯前などの確実にできる時間を確保することと、最初のうちはアラームなどをセットして習慣がつくまでアラームを開始の合図にすることです。

 この読書と音読が続けられれば、国語力は確実に向上します。

 更に、もう少し何かができる余裕があるという場合の第三が、長文の暗唱です。暗唱は、小学校低学年のころは楽にできます。しかし、中学年、高学年と上がるにつれてだんだん暗唱ができなくなり、中学生、高校生では暗唱はかなり難しくなります。それは、決められた回数を声を出して繰り返すだけという単純なことをせずに、理解して覚えようという気持ちが出てくるのがこの小学校高学年以降の時期だからです。
 しかし、音読で回数を繰り返して暗唱するというコツをつかんだ子は、英文の暗唱なども楽にできるようになります。

 以上の読書、音読、暗唱までできれば、家庭学習としては、もうほかに何もしなくてもいいぐらいです(笑)。

 しかし、更にもう一歩進めて勉強をしたいし、またそういう余裕があるという人の場合は、入試問題集の問題文を読書がわりに読む練習です。
 この問題集読書は、黙読でも傍線を引きながら読むとか、又は声を出して読むとか、又はいい文を抜き書きするとか、という作業をしながら読むことが大事です。難しい文章は、ただ黙読しているだけでは続かないからです。

 しかし、くれぐれも注意したいのは、最初に書いたように、たくさんやることではなく長く続けることです。
 がんばって数か月しかできなかったというのでは力がつきません。
 物足りない分量だが何年も続いているというときに初めて力がついてくるのです。

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
家庭学習(92) 国語力読解力(155) 音読(22) 暗唱(121) 読書(95) 
コメント121~130件
……前のコメント
「会話の書き出 森川林
「パターン化された手紙の書き方をするな」と批判する人はいませ 12/16
記事 4886番
言葉の森がオン 森川林
工業製品に関しては国境がなくていいのですが、教育や文化に関し 12/11
記事 4881番
合格しなくたっ 森川林
 英語辞書さん、その心意気が大事です。  本気で取り組む人 12/11
記事 4000番
合格しなくたっ 英語辞書
2024年度受験生です。私は偏差値59で都立国際高校を目指し 12/10
記事 4000番
読書力はすべて 森川林
「なぜ文系も理系も「東大現役合格」は現代文が得意なのか」とい 12/10
記事 4880番
受験勉強などは 森川林
 子供たちに、あとまで残る勉強は、読書と作文と対話です。 12/9
記事 4879番
創造発表クラス 森川林
中学生以上の子供たちは、ChatGPTを活用して探究学習を進 12/7
記事 4875番
小4~小6の 森川林
オンライン授業と対面式授業を比較する人がいますが、その発想は 12/4
記事 4871番
音読の宿題は、 森川林
ブンブンどりむの監修者である齋藤孝さんは、よく知りもしないで 12/3
記事 4870番
サービスの多い 森川林
「東京、カッペね」の広告。 https://www.mor 12/2
記事 4869番
……次のコメント

掲示板の記事1~10件
2月分 よこやまりょう
高校二年生の読解検定について質問です。 問1と問2がわかり 2/4
国語読解掲示板
Glitchの 森川林
https://hnavi.co.jp/knowledge/ 1/22
森川林日記
2026年1月 森川林
●作文について  忙しい中学生高校生が作文を能 1/22
森の掲示板
読解検定のやり 森川林
====読解検定のやり方 1.オンラインクラス一覧表の「全 1/16
国語読解掲示板
小4の12月の 森川林
問3 ○B すずめは、見慣れみな ないものが立っている 1/9
国語読解掲示板
2025年12 森川林
 12月8日から、中根が休講してしまい、いろいろな連絡が遅れ 12/22
森の掲示板
3I/atla 森川林
日本にはかつて穏やかに何万年も続いた縄文文明があった。そのよ 12/12
森川林日記
Re: 11月 森川林
 これは、解き方の問題ではなく、読む力の問題です。  読解 12/5
国語読解掲示板
Re: ICレ 森川林
 ChatGPT、あまり文章うまくないなあ(笑)。  音声 12/5
森川林日記
ICレコーダと 森川林
AI時代に子どもが伸びる――全科学力クラスという新し 12/5
森川林日記

RSS
RSSフィード

QRコード


小・中・高生の作文
小・中・高生の作文

主な記事リンク
主な記事リンク

通学できる作文教室
森林プロジェクトの
作文教室


リンク集
できた君の算数クラブ
代表プロフィール
Zoomサインイン






小学生、中学生、高校生の作文
小学1年生の作文(9) 小学2年生の作文(38) 小学3年生の作文(22) 小学4年生の作文(55)
小学5年生の作文(100) 小学6年生の作文(281) 中学1年生の作文(174) 中学2年生の作文(100)
中学3年生の作文(71) 高校1年生の作文(68) 高校2年生の作文(30) 高校3年生の作文(8)
手書きの作文と講評はここには掲載していません。続きは「作文の丘から」をごらんください。

主な記事リンク
 言葉の森がこれまでに掲載した主な記事のリンクです。
●思考力を育てる作文教育
●本で最も進んでいるオンライン教育――少人数の対話と個別指導 無料体験学習 受付中。
●詰め込む学習から、創造する学習へ。小1から高3のオンライン少人数教育。小1から高3のオンライン少人数教育。

●担任制で対話のある、5人以内の少人数オンライン教育
●小学1、2年生は作文を始める適齢期です
●小学3・4年生は、作文がいちばん伸びる時期です

●小5・小6から、作文は「考える作文」に変わります。
●高校入試につながる作文力を、中学生から
●入試小論文に対応した作文評価を提供する作文検定(高校向け)

●入試小論文に対応した作文評価を提供する作文検定(塾高校向け)
●学校のための日本語作文検定(学校向け)
●学年ごとの「書く力」が一目でわかる(学校向け)

●総合型選抜・小論文評価業務に関するご提案(大学向け)
●学習塾のための日本語作文検定(塾向け)
●「書ける」ことが塾の強みになる(塾向け)

● 小1からのオンライン作文で、「読む力・書く力・考える力」を一生ものにします(生徒向け)
全国初の本格的な日本語作文検定作文の客観的評価で、誰でも作文が好きになり実力がつく。特許取得の独自のアルゴリズムとAIによる対話型600字講評。(学校塾向け)
●担任制で対話のある、5人以内の少人数オンライン教育 言葉の森

●詰め込む学習から、創造する学習へ。小1から高3のオンライン少人数教育。
●小1から始める作文と読書
●本当の国語力は作文でつく

●志望校別の受験作文対策
●作文講師の資格を取るには
●国語の勉強法

●父母の声(1)
●学年別作文読書感想文の書き方
●受験作文コース(言葉の森新聞の記事より)

●国語の勉強法(言葉の森新聞の記事より)
●中学受験作文の解説集
●高校受験作文の解説集

●大学受験作文の解説集
●小1からの作文で親子の対話
●絵で見る言葉の森の勉強

●小学1年生の作文
●読書感想文の書き方
●作文教室 比較のための10の基準

●国語力読解力をつける作文の勉強法
●小1から始める楽しい作文――成績をよくするよりも頭をよくすることが勉強の基本
●中学受験国語対策

●父母の声(2)
●最も大事な子供時代の教育――どこに費用と時間をかけるか
●入試の作文・小論文対策

●父母の声(3)
●公立中高一貫校の作文合格対策
●電話通信だから密度濃い作文指導

●作文通信講座の比較―通学教室より続けやすい言葉の森の作文通信
●子や孫に教えられる作文講師資格
●作文教室、比較のための7つの基準

●国語力は低学年の勉強法で決まる
●言葉の森の作文で全教科の学力も
●帰国子女の日本語学習は作文から

●いろいろな質問に答えて
●大切なのは国語力 小学1年生からスタートできる作文と国語の通信教育
●作文教室言葉の森の批評記事を読んで

●父母の声
●言葉の森のオンライン教育関連記事
●作文の通信教育の教材比較 その1

●作文の勉強は毎週やることで力がつく
●国語力をつけるなら読解と作文の学習で
●中高一貫校の作文試験に対応

●作文の通信教育の教材比較 その2
●200字作文の受験作文対策
●受験作文コースの保護者アンケート

●森リンで10人中9人が作文力アップ
●コロナ休校対応 午前中クラス
●国語読解クラスの無料体験学習