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記事 5041番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2026/2/11
作文を上手に書くためのわかりやすい目標は、小学生は字数、中学生高校生は森リン点。しかし、大事なのは、作文を通して考える力を深めること、長文読解を通して読む力をつけること as/5041.html
森川林 2024/04/06 15:02 

川の近くに咲いていたレンギョウ

 子供の書いた作文を見ると、お母さんやお父さんは、その作文に対してアドバイスをしたくなると思います。

 しかし、そのアドバイスは、多くの場合、子供のやる気をなくさせる結果になります。

 学校教育でも、作文指導に熱心な先生に教えられると、クラスの多くの子が作文嫌いになるという結果が出ています。

 作文は、教えたくなるものですが、教えるものではなく、いいところを認めてあげるものなのです。
 では、そのいいところは何かというと、基本は事前の項目指導ですが、作文指導の経歴の長い先生は、すぐに生徒の作文のいいところを見つけることができます。

 作文指導の経験の少ない人ほど、子供に、いろいろな注意をします。
 それらの注意は、どれもまともな注意ですが、大半の子はそれで作文が嫌いになります。


 作文を上達させるための基本は、まず読書の量を増やすことです。
 次に、字数を、学年の100~200倍まで書けるようにすることです。
 例えば、小学6年生であれば、いつも600~1200字の作文を書けるようになるということです。

 中高生の場合、字数1200字以上ということができれば、それからは森リン点の上昇を目指すことです。
 ただし、森リン点は、1年間に2ポイント程度しか上がりません。
 作文の上達には、時間がかかるのです。


 ところで、作文を教えている教室は、言葉の森以外にもあると思います。
 しかし、それらの教室のほとんどは、何のために作文を教えているのかという目標がありません。

 例えば、最近の作文通信教育講座ぶんぶんドリムのキャッチフレーズは、「伝えたいこと、言葉にできますか?」でした。

 作文でも、会話でも、誰でも、自分の言葉で自分の考えを伝えています。
 例えば、お腹が空いていれば、誰でも、「おなかがすいた」といいます。
 伝えたいことがあれば、誰でもそれを伝えます。

 こういう条件反射的な言葉を使えることが、作文教育の目標なのではありません。
 小学校高学年になると、「人間にとって食事とは、何か」と考えるような主題が作文の中心になります。
 食事は、栄養であるとともに、文化であり、また回りの人との交流の機会でもあります。
 そういうことを考えることが、作文を通して考えるということです。

 では、そういう考えを深めるためには、どうしたらいいのかというと、それは作文の表現を工夫するより前に、読書と対話に力を入れることなのです。


 4月2日に、「森からゆうびん」で、全生徒の作文字数の推移と、読解検定の推移のグラフを送りました。
 これが、これからの作文の勉強の出発点です。

 まず、字数が学年の200倍以上になることを目指していきましょう。
 字数が書けるようになった人は、森リン点が86点以上になることを目指していきましょう。

 読解検定については、平均点を60点前後と考えて、いつでも60点以上取ること目指していきましょう。

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算数数学の苦手な子は、夏休み中に1冊の問題集の解答を完璧に覚える勉強を――しかし、もっと大事なのは読書によって自分の考えを広げること as/5040.html
森川林 2024/04/03 12:40 

ハナカイドウ

 算数数学の苦手な子がいます。
 苦手な原因は、前の学年でやるべき基礎ができていないことです。

 また、できない子の多くは、勉強の仕方でも、できる問題だけを作業的にやっています。
 だから、できない問題は、いつまでもできません。

 どうしたら、できない問題ができるようになるかというと、それは、できなかった問題の解法を丸ごと覚えることです。
 だから、解答をいつも横に置いて勉強を進めていくといいのです。


 ところで、今の受験のための算数数学には、ただ生徒に点数の差をつけるだけの問題もあります。
 テストの目的が、生徒の実力をつけるためではなく、生徒の間に点数の差をつけるためになっているのです。

 教える先生の多くが、そういうテストをくぐり抜けてきた人なので、そういう勉強を教えることがいいことだと思って授業をしています。


 算数数学を得意にするためには、今の学年、又は、その前の学年の問題集を1冊、夏休み中に完璧に仕上げることです。


 しかし、算数数学ができるようになっても、受験には役立ちますが、人生にはあまり役立ちません。

 例えば、因数分解には、いろいろなパターンがありますが、そういうパターンをいくら知っていても、それが勉強以外の何かの役に立つということはありません。

 因数分解で解を見つけるかわりに、根の公式を使えば、答えは計算で求めることができます。
 この公式を作った人は偉いと思いますが、普通の人は、必要に応じてこういう公式を利用すればいいのです。

 同じような公式として、誰でも利用しているのが、三角形の面積、台形の面積、円の面積、球の体積などです。
 もし、球の体積を忘れたとしても、それは調べればいいだけです。
 なぜ忘れたかというと、日常生活で使う必要がなかったからです。


 では、どういう勉強が役に立つかというと、それは幅広い読書です。
 子供たちは、家庭と学校と友達という狭い枠の中で生活しています。

 社会は無限と言っていいほど広いのに、子供たちの住む世界は、狭い与えられた枠に限定されています。
 この枠を超えるものが、読書です。

 枠を超える読書は、物語文の読書よりも、主に説明文の読書です。
 中学生や高校生が読む本は、ちくまプリマー新書や岩波ジュニア新書などにたくさんあります。
 大学生や社会人になったら、もっと読書の幅を広げることができます。

 自分らしい人生を見つけるためには、勉強に力を入れる以上に、読書に力を入れていくことなのです。

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記事 5039番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2026/2/11
「森からゆうびん」というA4葉書をお送りしました。作文字数グラフ、読検得点グラフが表示されています as/5039.html
森川林 2024/04/02 15:27 

ツクシ

 4月2日に「森からゆうびん」というA4葉書を生徒のみなさんにお送りしました。
 海外の方には、郵送はできませんので、ウェブ上で見られる場所を作ります。

 内容は、作文の字数の推移、読解検定の得点の推移、そして最近のホームページの記事の冒頭部分です。
 それぞれの記事には、QRコードがついているので、ウェブで見ることもできます。

 これまで、生徒ごとの字数や得点の推移というデータはありましたが、それを表示しているページは見つけにくかったと思います。

 そこで、これからは、定期的に、学習状況の結果をアナログの媒体でお送りすることにしました。

 今後は、作文字数、読解検定得点のほかに、国語・算数数学・英語の問題集の学習状況、確認テストの得点推移なども送る予定です。


 さて、これらのグラフをどう見るかということですが、作文の字数については、それぞれの生徒の作文の実力を表しています。

 字数が、学年の200倍以上(小1は200字以上、……、小6以上は1200字以上)書けていれば、実力的には十分です。

 字数がそこまで達していない場合でも、1年間の字数の推移のグラフが、わずかでも右肩上がりになっていれば、作文力が上達していると考えられます。


 読解検定の得点については、平均点と比較して、平均点よりも高い得点であれば、よくできていると考えてください。
 月によって、問題の難易度が違うので、グラフが上に行ったり下に行ったりすることがありますが、平均点と比較して自分の得点を見てください。

 読解検定が88点以上の人は、読解検定ランキングというページに表示されています。
https://www.mori7.com/dokken/dk_rank.php

 作文の字数グラフは、作文クラスの人に表示されています。

 読解検定の得点グラフは、読解検定を受けた人に表示されています。

 グラフを見て、これからの勉強の目標にしていってください。

▼サンプル


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記事 5037番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2026/2/11
デジタルからアナログへ as/5037.html
森川林 2024/03/31 16:52 

オウバイ

 「デジタルからアナログへ」というと、時代遅れのようなタイトルですが、今の世の中でデジタルはもうほぼ完成しつつあるので、これからはアナログの時代になるということです。

 今の社会の特徴は、デジタル情報の過剰です。
 例えば、ChatGPTを使えば、ブログの記事などはいくらでも作ることができます。
 Google検索でも、最初に出てくるのは、SEO対策をやっているサイトの記事ばかりです。
 しかも、Googleも、Facebookも、YouTubeも、根拠不明の情報コントロールをしています。

 だから、みんな、もうそういう情報には飽き飽きしています。
 ひとことで言えば、デジタル情報は、あてにならないと多くの人が思っているのです。

 昔、新聞の折り込み広告が盛んだったころは、折り込み広告自体が、貴重な情報源でした。
 しかし、いま、折り込み広告を情報源として見る人はいません。
 それよりも、新聞自体をとる人がいなくなっています。
 新聞やテレビの情報はあてにならないと、多くの人が感じているのです。

 では、あてになる情報とは、何でしょうか。
 それは、自分が信頼している特定の人が言っている情報です。
 それが、アナログの情報なのです。

 言葉の森には、講師が個々に発信する「個別れんらく」や「発表室連絡」という媒体があります。
 また、保護者懇談会や個人面談という媒体もあります。
 こういうリアルな情報のやりとりができるのが、アナログのコミュニケーションです。

 今回、「森からのてがみ」というタイトルで、A4葉書を郵送で送ることにしました。
 アナログですから、載せる情報の量は限られていますが、それはQRコードでカバーしています。

 こういう手に触れることのできるコミュニケーションに力を入れていくのが、言葉の森の今後の方針です。

 ところで、アナログの情報のもとになるものは、デジタルのデータです。
 コミュニケーションはアナログであっても、データはデジタルをもとにしたものであることが必要です。

 だから、言葉の森の今後の方向は、アナログのデジタルです。
 デジタルのアナログと言ってもいいです。
 略して、アナデジです。
 略して言わなくてもいいですが。

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